サブウーファー自作:#6 エンクロージャー塗装前のペーパーがけ

接着剤が完全乾燥してから、まずはパーツ間の段差解消目的で荒目(#100,120)で研磨。その後、ガタツキ解消目的で荒目で研磨。

このサブウーファー、縦置きか平置き設置で考えておりました。失敗したなぁと思ったのが、縦置き時に底面となる短側面の構成。他パネルに囲まれている面だけに、設計上も組立上も一番ガタツキ要因が寄り集まっていたのです。少なくとも底面は、大外の一枚板にするか、あるいは他パネルよりも一段引っ込ませてガタ取りしやすくしておくべきでした。

ともあれ。筐体各面の面全体が設置面となるので、ガタを完全になくすには、面全体をキレイに均さなくてはなりません。しかしながら、板材自体に歪みがあったし、それに部品の加工誤差やら、組み立て時の歪みやらが加わっているので、完全なる平面化なんて、現実的にムリ。ので、少しくらいのガタは許容することにしました。

ガタ取りがあらかた終わったところで、各パネル接合部を観察。
隙間が目立つ箇所が何点か見受けられたので、保存しておいた板の削りカスを木工ボンドで練り上げて…

パテ代わりにヘラで隙間に詰め込む。
ボンドが半硬化した段階で、マスキングテープを除去。

24時間経過後、カッターと紙やすりで加工面を整える。
思いのほか、黄色くなってました。

そして、面と角を #240 の紙やすりで整え、#400 でスベスベに。
さて。塗り方をどうしたものかな

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サブウーファー自作:#5 エンクロージャーの組立と内部塗装

前面パネルの下穴開けが終わったところで、側面組立品と補強材を背面パネルの上に並べる。なお、補強材の形状やレイアウトは、理論ではなくゴーストの囁き任せ。

側面パネルと補強材の上辺にボンドを塗り、前面パネルを載せ、位置調整しつつ手持ちのウェイトを総動員して荷重がけ。接着剤の完全硬化まで 24 時間放置。

翌日の夜。気密性を高めるため、いつ何のために買ったか記憶にないウッドシールを開封し、ヘラで内角に塗り込む。シーラーが上塗り可能になるまで 24 時間放置。

その翌日の夜。オモテ側を水性塗料で塗装する予定なので、ウラ側も水性塗料で塗っておいた方が収縮バランスが良いだろうと、6年半前からちまちま出しては使いきれずにいた若草色の水性多用途塗料を塗布。見えないところで、塗りが雑。

ちなみに、DIY ショップで板材を眺めていた時、歪みというか曲がりのある集成材は、痩せてしまった木片とその接合部(接着部)とで蛇腹化している印象を受けてました。ならば樹脂(塗料)で一様にコーティングして保護しておいた方が無難かな、という考えに至っていた次第です。

さて、2時間ほど塗料を乾燥させてから、側面パネルと補強材にボンドを塗って背面パネルを接着。塗料の完全乾燥と接着剤の完全硬化まで 24 時間放置。

そしてまた翌日の夜。スピーカー開口部から手を突っ込んで、背面パネルの内角にウッドシーラーを塗り込む。例によって 24 時間放置。

しつこく翌日の夜、それはつまり昨夜のこと。再びスピーカー開口部から手を突っ込んで、未塗装範囲を塗りつぶす(めでたく塗料を使い切りました)。言わずもがなで 24 時間以上放置。そして、やすりがけ工程へ。

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サブウーファー自作:#4 エンクロージャー側面組立と前面パネル加工

続く接着工程に備え、今さらながら前/背面のパネルに部品配置図を記す。

そしておもむろに側面パネル(だけ)をボンドで接着。

2本の PP バンドで周囲を巻き、板の面を揃え、さらにテンションをかけようとしてバンドを引っ張ったのだけれど、滑りが悪くて締まらない。そこで、ふんっ!と力をかけたら、ガシャ!と板が崩れてしまう。

慌ててバンドを緩め、板を並べ直し、バンドが落ちない程度まで締め上げ、面を整え、そこそこのテンションで張れるまで手近にある部材をベルトと板の間に詰め込んだのでした。

びっくりしたなぁ、もう。
あとは接着剤が完全硬化するまでの 24 時間、放置。

翌日の夜。前面パネル接着前に、スピーカー取付ネジの下穴を開けておくことにする。ネジ位置を画鋲でマーキングし、下図を外して確認してみたら、やけにスピーカー本体を通す穴に近い。はて、と思って穴径を測ってみたら、φ180mm 指定のところ、φ185mm の穴が穿たれてましたよ、おいこら。いまさら、しょうがないけどね。

ドリル刃にテープが貼られているのは、非貫通穴を穿つ目安まで

さて、今回はスピーカーの固定に鬼目ナット(M4×10mm)を利用することにしたので、ナットメーカーの仕様書を参考に φ6mm の下穴開け。しばらく前に逆回転しなくなった電動ドライバーを廃棄していたため、新たに手動ドリルを購入したのだけれど、板が硬くて進んだり戻ったりを繰り返したものだから、精度が心配。

穴あけ作業後、スピーカーを載せて現物確認。だがしかし、リムに貼られたスポンジゴムが邪魔で、穴位置が許容範囲にあるのかどうか、よくわかりませぬ。

そうして、エンクロージャーの組立作業は続く

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