DAIHATSU NAKED:秋補修#10 いろいろ塗って、失敗もする。

昨夜までに下準備を済ませておいた部品達の塗装。

ワイパーアーム3本は、Holts つや消し黒を直塗り。特に問題なく仕上がる。

ドアミラーは、ミッチャクロン塗布からの Holts つや消し黒。こちらも問題なく仕上がる。

シートバックパネルでは、残り少ない染めQプライマー(その控えでミッチャクロン)と、染めQのブラックとダークグレーのチビ缶を用意。前回使ったロイヤルグレーが少々明るすぎた感があったんで、今回はトーンを落とすつもりでいたのです。なんでチビ缶かといえば、たまたまブラックの未使用品が手元にあったものだから、上からダークグレー(チビ缶専用色)を重ねてやれば丁度使い切れるんじゃね?という至極ノーテンキな考えから。

ところがですね。最初にブラックで足付け塗装をしてみれば、助手席と後席片側のトレイ2点を塗ったところで怖いくらいに缶が軽くなる。必要な量を見誤ったか。これ、3点目の足付けで絶対なくなるぞ。しかも、この分じゃダークグレーを重ね塗りするにしたって、中途半端になりそうだぞ。おまけに、後席の真ん中は塗料がシミのような広がり方してるぞ。…どうしよう。

そうだ。シミができた後席は、このまま黒の残りで仕上げれば目立たなくなるんじゃないか? でもって、まだ塗ってない後席の片割れには Holts つや消し黒を使えば、黒並びで違和感は少なかろう。黒で半端に足付けされた助手席も、ダークグレーを全量塗布すれば問題なかろう。そうだ、きっとそうに違いない!

だがしかしけれども。染めQブラックの残り全量を費やしても、シミができたトレイは整わず。そして、Holts つや消し黒を足付け塗装したトレイにも、同じようなシミが発生。

このシミったれた箇所は、昨夜、滑り止めゴムマット痕を除去しようと両面テープ剥がし剤を塗布してこすったところっぽい。てか、それ以外の場所も今までに見たことのないような塗料の偏りが見られたので、たぶんというか確実に、そもそものところでプラサフを使って表面をリセットしてやらなアカン状態にあったのでしょう。

なんかもう、テンションがダダ下がりになってきたので、助手席パネルの塗装で気分転換を試みる。そして上辺にダークグレーを一吹きしてみれば、私の解釈ではニュートラルグレーと呼ばれる色が出てきました(写真では分かりづらいかも)。確かに過去の経験からして、染めQってプラ塗装では明るめに振れる印象があったんですよね。って、それなら本番前に裏面で色確認しとけよ、オレ。

ム… ソウカ。今日はオレの日ではないのだ。というコトが分かったところで、とてもとても中途半端な状態なのだけれど、負のスパイラルを延伸してしまう前に作業中止(キッパリ)。

てなことしてる間に夕暮れてきたので、外した部品たちをソソクサと車両に戻す。

そして小汚く塗られたシートバックパネルを俯瞰してみれば。うーん、やっぱ、余りに黒味が強いと地味というか重いよね。失敗して良かったのかもしれん。今度は自動車用スプレーのグレー系から選ぼうかな。だけど、そのうちね。また気分が乗ってきたらね。しばらくは、なんかもう、このままでイイヤ(笑)。

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