Protone VSP-03T セパレート・ツイーター

ボックス・スピーカー「プロトーン VSP-04R」とともにオートバックスの通販で購入した「プロトーン VSP-03T」を、先日ネイキッドに取り付けました。

ツイーターのブラケットは埋め込み用と設置用の2パターンのセットが同梱されており、私は傾斜のついた設置用を利用しました。外観はVSP-04R同様チープな感じ。そこは、ま、購入価格が980円だから善し、といいますか、ネイキッドのダッシュボードの質感と違和感がないので善し(笑)。ウーファーと再生帯域を切り分ける「ネットワーク」は、卵を飲み込んだ蛇のような感じでスピーカー・ケーブルに埋め込まれています。写真に写っている配線カバーと固定具は、別途購入したものです。

以下、仕様を記しておきます。

・ツイーター:2.5cm
・インピーダンス:4Ω
・定格入力/瞬間最大入力:40W/120W
・出力音圧レベル:85dB
・再生周波数帯域:2,000〜20,000Hz

VSP-04Rはリアに設置し、フロントドア下部にある純正スピーカーと4本でしばらく鳴らしていたのですが、先日レポートした通り「音源がどこにあるのか分かりづらいけれど、音質のバランスとしては悪くない」状態でした。VSP-03Tを設置してみたところ、明確に音源が前面へと移動。なにやら急に霧が晴れたようなスガスガしさを覚えました。ということで、音の定位の面では効果抜群。carrozzeria DEH-P640での前後のフェーダー設定を、「前+5(15段階中)」から「前+3」に変更しました。

一方、音が前面にくる(しかも中高音域がくる)と、音に対して耳が敏感になるようで、その質感がやたらに気になるようになりました。悲しいかな、VSP-03Tの音色には艶っぽさがない。私の場合、MP3の再生が主であることも影響していると思いますが、ドラムのハイハットの「シャッ」とか「チッ」とかいった音だけがヤケに強調され、またキーの高い女性ヴォーカルは金属質に平板化されてしまった印象を受けました。一方、中音域が細くなり、男性ヴォーカルは他の音に対して弱くなってしまったような。帯域の分担をもう少しウーファー側に振って欲しいなぁ・・・。

ということで。イコライザーをいじくり始めると限度がない(なかなか標準状態を定められない)ので、いつもは「バスブースト」や「ラウドネス」などの補強系のイフェクトしか使わない人間だったのですが、こうなると仕方がない。目下いろんなジャンルの音楽を聴きながら、適正値を求めてイコライジング中です。

総じて、音の定位は良好だが、外観と音の質感が安っぽい、という商品ですね。安っぽいといっても激安価格なので、値段なりという表現は相応しくないでしょう。コストパフォーマンスは高いと思いますから(4,000円でこの音だったら許せないけれど、なんせ980円ですもん)。

以下は個人的な感覚上の話ですが、 このツイーターは、音の軽い小口径の純正ドアスピーカー搭載車で音の定位を求めたい方に向いている商品のような気がします(ネイキッドのフロントはΦ16cmと大きい方・・・)。また、私のように、セパレート・ツイーターを装着したら、どんな風になるのかな?という好奇心をひとまず満たしたい方にはもってこいかと。もちろん、値段に関わらず配線の手間は同じですけどね(笑)。音にコダワル方には、良い物は高いものなんだよ、ということで。

※ネイキッドへの設置作業については、後日レポートします

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