Wagon R:セパレート・ツイーターの設置

前段で準備しておいた KENWOOD KFC-RS163S のツイーターと配線パーツを全て接続。してからに、音出し確認して…

カプラ周りの長めの配線をタイラップで緩く束ねて…

緩衝材がわりに、適当なサイズに切り取った台所用スポンジをベルクロで巻いて…

ケーブルを穴に落とし押し込み、ツイーターを据えたプラグをパコッと嵌めたら、ハイおしまい! そのうち、フロントドアのスピーカーも KENWOOD KFC-RS163S のウーハーに交換します。

ちなみに。この KENWOOD 製ツイーターと純正ドアスピーカーの組み合わせ、意外にまとまりがありました。ズンドコ感は薄まるものの、モコモコと詰まり気味だった音がだいぶ爽やかになりますし、ちゃんと前から音が聴こえるという音の定位が気持ちイイ感じ。って、こんな作業途中のレアな組み合わせ、誰トク?な情報ですけど。

Wagon R:セパレート・ツイーター設置の準備

2月に購入したワゴンRは左右フロント・ドア2スピーカー仕様でして、これにネイキッドで使っていたスピーカーを順次移植していく予定です。本日は、KENWOOD KFC-RS163S のセパレート・ツイーターを設置しました。以下、作業フローなぞ。

セパレート・スピーカーの固定には専用ステーではなく、ダッシュボード左右にあるプラグを利用することにする。後工程で固定するツイーターの位置決めのため、プラグの中央にマスキングテープで目印をつけてからツメを外す。

プラグ裏に仮止めされたツイーター配線の極性についてネットで調べたところ、確証はないのだけれど【赤or桃:プラス、赤黒or桃黒:マイナス】ぽいので、それらの位置を確認してからプラグを取り去る。

部屋に戻り、ネイキッドで使用していたスピーカー付属ケーブルのツイーター側を短く切断。

※写真の付箋の手書きメモは誤り。下記説明が正。

切断したケーブルの反対側に「矢崎総業 040型III 2極 カプラー・端子セット」のオス端子を圧着。KFC-RS163S のマニュアルによると、ツイーター側の極性は【黒&メス端子:プラス、白黒&オス端子:マイナス】なので、前段で確認しておいた車両側の極性【赤or桃:プラス、赤黒or桃黒:マイナス】に合わせてメスカプラに取り付け。

もともとツイーター台座についていた両面テープは、ネイキッドから取り外した段で全剥がし済み。改めて台座表面をキレイに清掃し、ダッシュボード用の強力両面テープを貼り付け。

プラグにつけた目印を参考にしてツイーターの向きを決め、配線を通す穴をドリルで開ける。

これにて準備完了。あえて変換ケーブル的な中間パーツを作成したのは、ナニカあった時にハンドリングが良いかなーと思ったから。

続けて取り付け。

KENWOOD KFC-RS163S

先ごろ交換したフロントスピーカー「KENWOOD KFC-RS163S」に関する話題なぞ。
先んじて、主な定格を以下に記しておきます。

  • スピーカー形式:2way 2speakers
  • インピーダンス:4Ω
  • 定格入力/瞬間最大入力:30W/150W
  • 出力音圧レベル:92dB
  • 再生周波数帯域:30〜30,000Hz

それまで使っていた Protone 勢(VSP-03T / VSP-16)よりは全体的にスペックアップ。まぁ、エントリーモデルとはいえ相対的に高い商品なんだから当然だろうという気がしますけど。

ドアスピーカー同士で比較すると、昔ながらの紙っぽい「VSP-16」に対し、カーボンファイバー配合pp振動板を使ってるんだからね!ワンポイントのオレンジ色が素敵でしょ!な点で、見てくれは「KFC-RS163S」の勝ち。反面、マグネットのボリューム感や全体的な剛性感は「VSP-16」に僅差で負けている印象。もっとも、同軸2ウェイとフルレンジという構造的な違いもあるやもですが。

メインユニットが「carrozzeria DEH-P640」、リアスピーカーに「Protone VSP-04R」を設置したネイキッドで鳴らしてみると、上から下までフラットで繋がりの良い素直な音してました。いささか耳を突く印象のあった「VSP-03T」に比べて滑らかな高音域に好印象。反面「VSP-16」に比べても低音が弱く、「ドン!」というより「モンッ」て印象。

結果的に、Protone 組で得られていたメリハリには欠けるうえ、速度が上がり走行音が大きくなるにつれ低音でリズムを刻むベースやドラムの音が聞こえづらくなりがちなので、欠落した音の脳内補完を迫られることしばしば。もっとも、ネイキッド自体が五月蠅いクルマだし、かてて加えて私ゃ窓を開けて運転する人ですからね。エアコンがデフォルトの人なら問題にならない、のかもしれません。

音楽のジャンルでいうと、ジャズやボサノヴァにはホド良かったです。ロックのような強いビートの音楽や、やたらに音を詰め込んだ楽曲では少々物足りなし。私自身のライブラリがロック多めなこともあって、ドアスピーカーだけ元に戻そうかななんて考えがチラと浮かんでいるものの、人間の耳(ましてや私の耳)なんていい加減なものですから、そのうち慣れちゃうんじゃないかな?とも思っている今日この頃です。

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