Apple 純正 USB フルキーボードの整備

iTunes など古いソフトウェア実行用として、現役を退いた iMac 21.5″(Late 2013)を手元に残しています。その iMac には Apple 純正 USB 接続テンキー付キーボード(MB110J/B)を繋いでいるのですけれど、近ごろグレて「左カギ括弧」キーを一度押すと、ずっと左カギ括弧を入力し続けるようになりました。

で、このまま捨てるのもアレだし、試しに掃除してみようかと。

誰もがお持ちのテレフォンカード

薄いプラスチック製カードの角をキーの下に差し込み、外周部を捻りこむようにして浮かせ、爪先で補助しながらキートップを外す。デリケートなので、無理は禁物。

手前側の左右両端と奥側の中ほど2点で嵌ってました。

キーとゴムバネを外して観察してみても、細かい汚れはあれど、致命的なナニカは伺えず。ひとまず、ブロワーで軽くホコリを払い、アルコール配合のOA機器用ウェットティッシュで接点とその周辺を拭き掃除してから戻してやりました。

そして iMac に繋いでみれば。ちゃんと回復してました。えらいえらい。

Mac mini(2018) 、現るる。

私が仕事で使っているパソコンは iMac 21.5″(Late 2013)。昨年、メモリ増強とドライブ換装してから至極快適に動いている、とはいうものの。先日、はじめて4K映像素材に接したときに能力の限界を思い知らされたり(幸い2K納品だったから助かりましたけど)、古い制作ファイル&ソフトをハンドリングするために OS を Mavericks(10.9)からバージョンアップせずに使い続けているうちに最新ソフトの動作環境から外れがちになっていたり。

おまけに、春先に使用頻度の下がった Mac mini(2014)を手放してすぐ、旧環境維持マシンとして残しておいた Macbook Pro(Late 2006)が他界した結果、Mac サブ機不在になっていたこともあって、ボチボチ機器編成を改めなアカンなぁ…と考えていたのです。

予算と絡めて悩ましかったのが、iMac のカスマイズ品にするか、Mac mini のカスタマイズ品にして外部拡張するかの選択(Mac Pro? ナニソレ大根おろしが美味しくなるの?)。個人的嗜好からすると後者なんですけど、どうしても割高感を伴ってしまう。そんな折り、ふらりと立ち寄った Apple サイトで現行 Mac mini の整備済み品、それも検討していたカスタマイズ構成そのまんまモデルに出くわしたのです。速攻、ポチッ。恐らく、商品を目にしてから購入手続きを終えるまで、過去最速(笑)。

そして数日後、ブツが届く。ひとまず起動確認しておこうかな、と準備していたら、モニタに繋ぐ HDMI ケーブルが手元にあらなんだ。つまるところ、ヘッドホンを置いてけぼりにしたウォークマン状態じゃん。テレビの背面をまさぐるのも面倒だから、ケーブル付属の新モニタが届くまで、箱に戻しておくといたしましょう。

参考までに、以下に新旧作業マシンの基本スペックを記しておきます。さすがに5年も経つと、ベースとなる規格そのものが変遷してますね。単純にムーアの法則を適用できるなら、処理能力に10倍近い開きがあるはず(だったらエライ)。

iMac 21.5(Late 2013)自家カスタマイズ

  • CPU:Core i5 4コア 2.9GHz(第4世代)
  • RAM:16GB(DDR3-1600)
  • SSD:512GB(SATA 6Gbps)
  • GPU:NVIDIA GeForce GT 750M(1GB)

Mac mini(2018)カスタマイズ

  • CPU:Core i7 6コア 3.2GHz(第8世代)
  • RAM:16GB(DDR4-2666)
  • SSD:512GB(M.2 PCI-E)
  • GPU:Intel UHD Graphics 630(1.5GB)

MacBook Pro(Late 2006):ぶつん!

昨夜のこと。近頃めっきり使わなくなっていた Mac mini を譲ることが決まり、その代わりとなる MBP 15”(Core2Duo 2.33GHz) を長い眠りから叩き起こして iTunes で音楽を鳴らしながら充電していたのです。

1時間後、「ぶつん!」という音とともに画面が暗転。いろんな方法で再起動を試みたものの、うんともすんとも言わない。ものすごく分かりやすく、ご臨終です。まぁ、購入から12年以上経つんですもの。無理もないや。

そそくさと廃棄手続きを済ませてから、再利用できるパーツの抜き出しをば。

過去に SSD/HDD 交換で2回、光学ドライブ交換で2回、都合4度の開腹作業を経験してましたから、解体の手際がやたら良くなっていました。それに、今回はネジが1本なくなったところで、どうということもありませんしね。気楽なものです。

SSD(256GB)を取り出したあと、過去に使っていた HDD(120GB)を再装着。思えば、オリジナルの HDD の容量は 80GB。段階的に増量してきたとはいえ、さいきん目にする単位が「TB」であることを考えると、今となっては「微増」レベルの違いでしかない感じ。

ということで、SSD と(たぶん使わないだろうけれど)増設したメモリ1枚を手元に確保。

ここ数年は積極的には利用していなかったとはいえ、長きに渡り、お勤めご苦労様でした。

そして、退役した MBP の代わりに大福 iMac を据えてみる。…さすがに Tiger じゃ、ましてや G4 じゃ、古いソフト&周辺機器を扱うにも古すぎるかもしれないなぁ。まぁ、起動はしたから、対応出来る範囲を探っていくといたしましょう。

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