PENTAX super-A:少なくともシャッターは切れる

先日、ふと手にした時に電源が入らずシャッターも切れなかった super-A さん。

新しいボタン電池を入れて、再トライしてみました。しっかし、LR44 なんて買ったの何年ぶりだろ(笑)。

電源は、入りました。シャッターも、どのモードでも切れました(ほ)。シンクロとバルブが機械式というのは、ME super の記憶だったようです。

なんだけど、右肩の主にシャッタースピード設定に使うボタン2つが動作せず。電池交換でリセットがかかり、マニュアルモードでは 1/2000 でロック(何を撮れと?)。

つまり、プログラムオートか絞り優先オートで、どうやら機能しているっぽい露出補正ダイヤルを組み合わせれば使える、のかな。感度ダイヤルも大丈夫そうだし。

ちなみに私ゃ、露出補正を活用するようになったのはデジタル一眼を使うようになってから。フィルムの頃はマニュアルモードで絞り値で調整していたものだから、作法としては少々ヤな感じです。

過去に接触不良で整備に出したことのあるセルフタイマーが、一発でマトモに動いたのは意外でした。

セルフタイマー同様の整備歴がある液晶照明ボタンも、微妙に明滅しはすれど、一応は動作。えらいえらい。

さてはて。カセットテープやアナログレコード同様、写真フィルムまで復権の道を進みつつある昨今、コイツはどうしたものだろう。

ケース上蓋を開けられさえすれば、チョチョイと接点を磨くだけで復活しそうな気がするんですよね。設定通りのシャッタースピードが出るかどうかは分からないけど、余り速度を上げなければ大丈夫なような気もするし。

ちょと、頭の片隅に入れておこうかな。うん。

KENWOOD KFC-RS163S

先ごろ交換したフロントスピーカー「KENWOOD KFC-RS163S」に関する話題なぞ。
先んじて、主な定格を以下に記しておきます。

  • スピーカー形式:2way 2speakers
  • インピーダンス:4Ω
  • 定格入力/瞬間最大入力:30W/150W
  • 出力音圧レベル:92dB
  • 再生周波数帯域:30〜30,000Hz

それまで使っていた Protone 勢(VSP-03T / VSP-16)よりは全体的にスペックアップ。まぁ、エントリーモデルとはいえ相対的に高い商品なんだから当然だろうという気がしますけど。

ドアスピーカー同士で比較すると、昔ながらの紙っぽい「VSP-16」に対し、カーボンファイバー配合pp振動板を使ってるんだからね!ワンポイントのオレンジ色が素敵でしょ!な点で、見てくれは「KFC-RS163S」の勝ち。反面、マグネットのボリューム感や全体的な剛性感は「VSP-16」に僅差で負けている印象。もっとも、同軸2ウェイとフルレンジという構造的な違いもあるやもですが。

メインユニットが「carrozzeria DEH-P640」、リアスピーカーに「Protone VSP-04R」を設置したネイキッドで鳴らしてみると、上から下までフラットで繋がりの良い素直な音してました。いささか耳を突く印象のあった「VSP-03T」に比べて滑らかな高音域に好印象。反面「VSP-16」に比べても低音が弱く、「ドン!」というより「モンッ」て印象。

結果的に、Protone 組で得られていたメリハリには欠けるうえ、速度が上がり走行音が大きくなるにつれ低音でリズムを刻むベースやドラムの音が聞こえづらくなりがちなので、欠落した音の脳内補完を迫られることしばしば。もっとも、ネイキッド自体が五月蠅いクルマだし、かてて加えて私ゃ窓を開けて運転する人ですからね。エアコンがデフォルトの人なら問題にならない、のかもしれません。

音楽のジャンルでいうと、ジャズやボサノヴァにはホド良かったです。ロックのような強いビートの音楽や、やたらに音を詰め込んだ楽曲では少々物足りなし。私自身のライブラリがロック多めなこともあって、ドアスピーカーだけ元に戻そうかななんて考えがチラと浮かんでいるものの、人間の耳(ましてや私の耳)なんていい加減なものですから、そのうち慣れちゃうんじゃないかな?とも思っている今日この頃です。

QNAP TS-431P:DLNA サーバ機能がコケていた話

9月の終わり頃だったか。QNAP NAS の常駐監視ソフト(Qfinder)に現れた TS-431P ファームウェアのバージョンアップ告知に気づき、久々にコントロールパネルにログインして QTS4.4.1 へのアップデートを済ませたのです。

なんだけど。インストール後の再起動に始まった DLNA サーバのインデックス処理は完了するものの、次工程のサムネイル作成が早々に「一時停止」状態になってしまう。何度「再開」しても、本体を再起動してみても、ダメ。

DLNA クライアント(ONKYO CR-N775)からアクセスしてみると、カタログから楽曲選択までは進められるものの、肝心の楽曲ファイルが「見つからない」状態。テレビ(TOSHIBA REGZA 32ZP2)で試してみても同様で、音楽だけでなく写真や映像ファイルもNG。

ひょっとしたら NAS の新ファームウェアの問題かもしれず、であればそのうち修正パッチが配布されるだろうと、しばらく放念していたのです。

そして11月。二度のファームウェアのアップデートを経ても状況が改善されないので、(無償サポート期間が切れるかもしれない)本体購入から1年が経過する前に、QNAP に問い合わせることにしました。

QNAP のクラウドサービスにアカウントを開き、製品登録を済ませ(すっかり忘れてた)、問い合わせフォームに経緯をツラツラと記して送信。数日後、「日本語が分からないから英語で返すけどゴメンなさい。アレやコレを確認して画面をキャプって送ってもらえます?」な返信が届く。どこまで真意が伝わっているのか疑問を感じたので、アレやコレを確認して画面をキャプったファイルを送る際に、「酷い英語だけどカンベンしてね」と詫びを入れつつ状況を改めて記しておきました。

そんなやり取りを通じて判明したのは、QTS 従来版では DLNA アプリと Mutimedia Streaming add-on の組み合わせで DLNA ストリーミングをサービスしていたのだけれど、QTS4.4.1 からは「コンテンツの種類ごと」に「なんちゃら Station」系アプリの支配下になっていたこと。つまり、音楽ストリームを機能させるには「Music Station」、フォトストリームには「Photo Station」、ビデオストリームには「Video Station」をインストールし、それぞれのアプリで環境設定を施す必要があったのです。で、言われるままに条件を整えてみたら、万事解決。

もともと NAS の本分はデータの安定的な保管と共有にあると見なし、余計なリソースを食ったり意図せぬファイル更新を行いそうなアプリを遠ざけていた私にしてみれば、イヤーな仕様変更。ただ、確認した範囲(あるいはタイミング)では大したリソースを消費していないようですし、なぜか楽曲が二重三重に登録されしまう iTunes サーバ機能がマトモに動くようになっていたし、多少の利便性を取るのも悪くないかな、くらいの心持ちになりましたよ、と。

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