内装作業を済ませたら、続いてスピーカーユニットに内部配線をハンダ付け。キット付属のスピーカーケーブルがもともと短めで、かてて加えて別手配した前背面パネルの厚み違いで筐体の前後長が 8mm 増した結果、すんごい狭いスペースでの熱くて細かい作業になってしまって、少しウキーッ!
ともあれハンダ付けが終わったら、音出し。
妙なノイズがないか、ケーブルを軽く揺すっても影響がないか、といったあたりを確認。問題なしと判断したら、スピーカーユニットとターミナルをネジで仮固定。
※MDF に開けたネジ山は崩れやすいので、取り外す可能性が高い間は、締めつけない様にしてました。
左右そろったところで、改めて音出し。
前述の確認事項に加え、左右で音量差が生じてないかを確認。そしてそのまま鳴らしっぱなしにしておく。
2時間くらい鳴らし続けても、変なニオイがしたり白煙が上がったりはしなかったので、配線不良はなかろうと各部のネジを本締め。せっかくなので、キット付属のエンブレムを貼り付けて、小型スピーカーの製作、終了!です。
慣らし始めたばかりの現時点での音はどうかと言いますと。
ニアフィールドの真正面では、中高音は優しく、低音が元気ハツラツ。少し離れて角度がつくと、高音が控えめ、中音は少しモコモコ、低音が強めに響く傾向あり。総じて、いかにも「小型フルレンジ・バスレフ型」って感じです。
今のところセンタースピーカーとして使うつもりでいるのですけど、少なくとも「人の声」用には適当そう、なのかな。いずれにせよ、当面の間は仕事中の BGM 再生に利用してシェイクダウンしますわ。