DAIHATSU NAKED:秋補修#14 フロントスピーカーの再設置

車体から取り外された部品たちを簡単に清掃したのち、状態確認。そして商品付属の配線図と見比べながら配線方法を現物確認。

エレクトロタップに寄生され、傷を負ったハーネス(ダイハツ車用配線ケーブル)の被覆には、ビニールテープ処置。当初は熱収縮チューブで処置してやろうと準備していたのですが、ギボシを付け直す手間を惜しんで手抜きしましたハイ。

商品付属のドアスピーカー接続ケーブルの車体側には、接続コネクターへの取り付けを前提にした板状の端子がつけられていました。方や、ネイキッドのドアに通されているスピーカーケーブルの末端はメス型ギボシ。よって、電工ペンチでオス型ギボシに付け変える。

車両に戻って、今度はセパレートツイーターの配線処理。

既設配線を利用するか、新しいケーブルで配線し直すかで少々悩んだのですが、どうせなら新鮮な方が良いだろうと交換することにしました。ここの配線はチト入り組んでいるので、車両に残しておいた古いケーブルの末端を新しいケーブルに結びつけて…

ズルズルと牽引。

なお、既設配線の取り回しについては過去記事で触れてますので、ここでは割愛します。

せっかく這わせたケーブルを落とさぬよう、ツイーターを仮設置。

あ。ツイーター設置予定地周辺は、旧ツイーターの両面テープ跡を今回の整備シリーズで大活躍中の剥離剤で除去し、シリコンオフで清掃済みでした。

ドア側もスピーカーを結線。

今回抜き差ししたギボシ結合部には、接点復活剤を一拭きし、軽く汚れを落としておきました。雨水が通るドア内部に置かれていたケーブル&端子は、さすがに汚れが酷かったです。

でもって、ドアスピーカーを仮設置。

商品にはドアスピーカー裏側に貼り付けるクッションテープが同梱されています。ネイキッドの場合、説明図で記されているよりも外側に貼り付けないと意味をなさない(ドアのスピーカーホールの内側に入ってしまう)ので、事前に現物合わせしてから貼り付けるのが吉。

一通り結線し終えたら、バッテリーをつないで動作確認。

私の車両にはリアスピーカーを取り付けてあるので、メインユニット(DEH-P640)のフェーダー設定で音の出口を前方に振り、さらに左右に振って正しく音が出るかを検証しました。したら、右のドアスピーカーの音が出てないじゃん。スピーカーを取り外して確認したら、ギボシが仮止めのままでしたよ、と。そのほかは、万事オーケー♪

仮止めしていたドアスピーカーのネジを本締めし、作業の為に取り外していたグローブボックスやらトリムやらを元に戻し、散らばった工具やゴミを整理。

落ち着いて作業できる環境を整えたら、最後にツイーターの固定。ケーブルを配線チューブ(3mm)にしまい、設置位置を調整したのち、両面テープで貼り付けて(面倒だからネジ止めなし)、これにてフロントスピーカー交換作業、終了。放置期間が長かった分、いつもよりも多目にスッキリできました。

今回取り付けた KENWOOD KFC-RS163S がドンナモノダカについては、後日レポートします

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DAIHATSU NAKED:秋補修#13 フロントスピーカーの取り外し

春先あたりから、フロント右のセパレートツイーターからプチプチとノイズが出ておりまして。車検に通して乗り続けることを決めたわけだし、この際フロント一式を新品交換してやろうかいと、セパレート2wayスピーカーを購入していたのです。3ヶ月ほど前に(笑)。

なんせ、アレやコレやらの整備続きで、その存在を忘れかけていた次第。それらの作業も今日で一山を越え、であればと勢いがあるうちにスピーカーを交換することにしたのです。

購入していたのは、KENWOOD KFC-RS163S。セパレートタイプのエントリーモデル。

箱から部品を取り出し、デスクに並べる。
あまりにも雑然とした光景に、やる気を削がれる。

このまま眺めてると催眠状態に陥って箱に戻してしまいそうだったので、早々に既設品を取り外し、交換しなくてはならない状況に自らを追い込むことにする。

バッテリーのマイナスケーブルを外そうと、ボンネットを開ける。
まずい。しばらく放置していた間にサビが増殖している。だがしかし、もう少し、放置させてくれ。

壊れたものと判断したセパレートツイーター(Protone VSP-03T)は、スピーカー筐体の根元から配線をニッパでカット。

続いて、センターコンソールパネルを外し、ヘッドユニット(carrozzeria DEH-P640)を抜き出す。

ダイハツ車用配線ケーブル(ハーネス)に噛ませていたエレクトロタップを開き、セパレートツイーターの配線を外す。してからに、ハーネスそのものを取り外す。

ドアスピーカー(Protone VSP-16)も外し、戦利品を室内に持ち込んで、一服。

続きは、また。

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DAIHATSU NAKED:秋補修#12 シートバックトレイの塗装剥がしと再塗装

シートバックトレイの塗装に失敗してから数日後、やさぐれていた気持ちが持ち直しまして。再塗装するにしても何にしても、塗装から日数が経過しないうちにある程度塗膜を剥がしてやることにしました。

まずは、ラッカー塗料である Holts つや消しブラックを塗った後席の片割れから。使用したのは、ラッカーうすめ液。

したら、ちょうどウェザリング塗装を施したような趣き(写真・左)。これはこれでアリかも。

ということで、水性塗料の染めQ(ブラック)を吹き付けた後席シートバックに対し、ペイントうすめ液を用いて同じような質感を目指してフキフキ。

やはり染めQ(ブラック+一部ダークグレー)を塗布した助手席分も、同様の処理を加えました。

そしてまた数日後。ドアに塗った黒ペンキに重ね塗りするウレタン塗料が絶対余るので、だったら助手席だけでもキチンと再塗装してやろうかなと思い立つ。てかね。もともとはシートバックトレイ3点の仕上げ塗装に使った残りで、ドアのペンキを覆ってやる計画だったんですけどね。

今回は、ミッチャクロンからの Holts プライマーグレーで下拵え。いつも思うんだけど、このプライマーグレーの風合いって、好き。

そして、前回の残りの染めQ(ダークグレー)を塗る。だがしかしけれども。前回と同じようなムラが生じる。半乾燥させてから白く浮き出た箇所を塗り直しても同じ状態に陥る。

可能性としては…
1)染めQの攪拌不足(結構シェイクしたのだけど)
2)プラサフ乾燥不足(水性塗料のシンナー負け?)
3)プラサフにミッチャクロンを重ねるべきだった(Holts だけにラッカー塗装用?)
あたりですかね。試しに長期保管していた別の染めQを軽くシェイクして駄紙に吹いたら同じような付き方をしたので、攪拌不足が怪しい。だとしたら悔しい。

ともあれ、キレイに塗れなかったから、ウレタン塗料がけは中止。また塗り直したくなるかもしれないので、剥がしやすくしとかないと。

というわけで。現状まま、車両へGO!

後席は、あんた炭でも運んでるの?といった見え方(笑)。私的には、両面テープのハガシ跡や、いかにも劣化してパサパサになったプラスチックが視界に入るのがイヤなだけで、使用感のある汚れについては(例えフェイクでも)スルーできます。よって、現状で許しちゃおう。

助手席だけ(そこそこ)キレイで浮いてますけど、まぁ、助手席後ろに座った人の気分を害さない程度の美観を備えていればそれで善し、くらいのオモテナシの気持ちとお受け取りください。それに、3席フラットにでもしなければ、俯瞰することのない部品たちですし、おまけにそんときゃ荷物で隠れる訳で。いつか気になりはじめたら(今度こそちゃんと)塗り直せばいーやで、これにて一件落着。

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