DAIHATSU NAKED:前席シートバックトレイも塗る。

ボンネット塗装と、その片手間に後席シートバックトレイを塗装してから数日が経ち、作業に飽いた!感が薄れてきたので助手席のシートバックトレイを塗装してやることにしました。

まずは古い塗装落としから。ここは去年 Holts のプラサフで下地を作ったあと染めQを塗布しておりました。染めQは水性塗料なので、ペイント用シンナーで拭いてやればいいだろうと思いきや、あにはからんや全く落ちず。

そこでラッカー用シンナーを試してみたら、割と簡単に溶解してくれました。

先日のスプレー塗装で、いくらか黒塗料が残っていても、上からグリメタンを塗装してしまえば余り気にならないことは実証済みだったので、拭き取り作業は完璧を期さずにテキトーなところまで。

前段で塗装を拭ったキッチンペーパーを観察した限り、溶解したのは水性塗料だけで、その下のプラサフ層はさほど侵食されていない気配でした。よって、プラスチック塗装用の下地剤は使用せず、直接 Holts Mini Mix(グリメタン / KNU)を二度塗り。

そして設置してみれば…。

約1年間放ったらかしていたわけだけれども。うん。
色が揃っているってのは、やっぱイイもんですネ(笑)。

DAIHATSU NAKED:後席シートバックトレイを塗る。

ボンネットの塗装に使用したグレーのスプレー塗料が余ったので、昨年失敗したシートバックトレイを再塗装することにしました。ただし、助手席トレイは水性塗料(染めQ)で塗装されていて、そのままラッカー塗料を重ねると溶解しそうなのでパス。炭でウェザリングした様な風合いになっていたリアシートのトレイ2点を作業対象としました。

トレイを取り外したら、中性洗剤で洗って天日干し。ボンネット塗装でプラサフを使い切ってしまっていたので、トレイはバンパープライマーを塗ってからそのまま塗料をスプレーすることに。

ルノーのグリメタン(KNU)の色合いは、初めてトレイを塗った時に使った染めQのロイヤルグレーと、去年再塗装に失敗した染めQのダークグレーの中間くらい。ボンネットでは明る過ぎだったけど、プラ内装にはちょうどいい感じ。だけどマットでシットリとした質感の染めQに比べ、テカテカチープな仕上がりが残念。

シートに取り付けたところ。見た目の汚さが一掃されて、車内が明るくなりましたとさ。

こうなると助手席のトレイも塗り直したくなるのだけれど、うーん、今はいっか。ここ数週間に渡った一連の作業で、ちょっとお腹いっぱい。

DAIHATSU NAKED:秋補修#12 シートバックトレイの塗装剥がしと再塗装

シートバックトレイの塗装に失敗してから数日後、やさぐれていた気持ちが持ち直しまして。再塗装するにしても何にしても、塗装から日数が経過しないうちにある程度塗膜を剥がしてやることにしました。

まずは、ラッカー塗料である Holts つや消しブラックを塗った後席の片割れから。使用したのは、ラッカーうすめ液。

したら、ちょうどウェザリング塗装を施したような趣き(写真・左)。これはこれでアリかも。

ということで、水性塗料の染めQ(ブラック)を吹き付けた後席シートバックに対し、ペイントうすめ液を用いて同じような質感を目指してフキフキ。

やはり染めQ(ブラック+一部ダークグレー)を塗布した助手席分も、同様の処理を加えました。

そしてまた数日後。ドアに塗った黒ペンキに重ね塗りするウレタン塗料が絶対余るので、だったら助手席だけでもキチンと再塗装してやろうかなと思い立つ。てかね。もともとはシートバックトレイ3点の仕上げ塗装に使った残りで、ドアのペンキを覆ってやる計画だったんですけどね。

今回は、ミッチャクロンからの Holts プライマーグレーで下拵え。いつも思うんだけど、このプライマーグレーの風合いって、好き。

そして、前回の残りの染めQ(ダークグレー)を塗る。だがしかしけれども。前回と同じようなムラが生じる。半乾燥させてから白く浮き出た箇所を塗り直しても同じ状態に陥る。

可能性としては…
1)染めQの攪拌不足(結構シェイクしたのだけど)
2)プラサフ乾燥不足(水性塗料のシンナー負け?)
3)プラサフにミッチャクロンを重ねるべきだった(Holts だけにラッカー塗装用?)
あたりですかね。試しに長期保管していた別の染めQを軽くシェイクして駄紙に吹いたら同じような付き方をしたので、攪拌不足が怪しい。だとしたら悔しい。

ともあれ、キレイに塗れなかったから、ウレタン塗料がけは中止。また塗り直したくなるかもしれないので、剥がしやすくしとかないと。

というわけで。現状まま、車両へGO!

後席は、あんた炭でも運んでるの?といった見え方(笑)。私的には、両面テープのハガシ跡や、いかにも劣化してパサパサになったプラスチックが視界に入るのがイヤなだけで、使用感のある汚れについては(例えフェイクでも)スルーできます。よって、現状で許しちゃおう。

助手席だけ(そこそこ)キレイで浮いてますけど、まぁ、助手席後ろに座った人の気分を害さない程度の美観を備えていればそれで善し、くらいのオモテナシの気持ちとお受け取りください。それに、3席フラットにでもしなければ、俯瞰することのない部品たちですし、おまけにそんときゃ荷物で隠れる訳で。いつか気になりはじめたら(今度こそちゃんと)塗り直せばいーやで、これにて一件落着。

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