HONDA MD90:シート張り替え#1 部品を用意。

昨年引っ越してからというもの、郵政カブは野ざらし保管。やがて、雨後にシートにまたがると、じょ〜っとオモラシすることに気づかされました。シート表皮に生じた細かい穴から雨水が染み込んで、中のクッションが水浸しになるのですね。

以来、手でシートを押しつぶし排水してから、適当な大きさにカットしたPVC生地を尻に敷いて乗るようにしていたんですけど、さすがに頻繁に雨に降られると嫌気がさしてくるものでして。

そこで、シート表皮の張り替えないしシートの全交換を検討しはじめたのです。だがしかし。手元のパーツリストによると、私のP型だけ嫌がらせの様に他と部品番号が違う。しかも、純正品は後継パーツごと廃番。なんて仕打ち。

しかたないので、対応範囲にP型が含まれているっぽい、NTB の郵政カブ用シート張り替えセット(ST-121)を注文。本日、ブツが到着しました。

この商品は、張り替え用シート(CVH-121)とアンコのセット。シートは縫製ではなく高周波溶着されていて、アンコもスポンジの積層ではなく金属心材入りの一体成型品。耐水性に期待できそう。

でもなんか、今のシートとは形状が少し違うような気が。やっぱり、P型のシートは特異なのかしらん。
(後日追記:形状は問題なし!でした

表皮を軽く被せてみたところ。沖縄仕様の白シートとはオサラバになるけど、黄色い車体にラクダ色なら合わなくもないだろうから、許す。

シートの張り替えついでに、昨年の再整備では手抜き作業で済ませたシート裏のサビ対策をキッチリしておきたいので、作業工程をちゃんと考えなくちゃいけないな。大型連休は仕事になりそうだし、かといって沖縄の梅雨入りは早いし、意外にせわしなくなりそうな予感です。

しっかしなぁ。引っ越し前は雨のかからぬ半地下の駐車場に停めていたから(そして余り乗っていなかったから)、シートの水濡れを全く意識していなかったんですよね。シート表皮にあけられた穴は、当時の駐車場に住み着いていたノラ猫一家が残した爪痕でしょう。ちょくちょくカブのシートで昼寝していたし、ネイキッドのキャリアパッドで爪研ぎしてやがったしなぁ。憩いの場を提供してやってたんだから、少しは感謝なさい。

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HONDA MD90:三度目のバッテリー交換

去年の初夏の時点で寿命を疑っていたバッテリーは、やっぱり寿命が来ていました。とはいえ、キック始動の MD では、アイドリング中にキチンとウィンカーが点いてくれない!くらいの弊害しかないので、ソノウチコウカンスルカで済ませていたのでした。

でもね。この子はヤレばデキル子なのよ。
いや、本日の一連の作業は、全部ソンナ感じでした。

今回購入したのは、モノタロウの PB 品。ユアサで言うところの YT4L-BS / YTX4L-BS 同等品で、カルシウム入りの男前で骨太な MATX4L-BS。

取り付け前に、フルチャージ。

写真左は4年前に交換した Pro-Select PT4L-BS。その前に取り付けていたのが、台湾ユアサの YT4L-BS で、いずれのバッテリーも寿命は約3年、てところです。

バッテリー交換ついでに、周辺の電極周りを清掃。

そして、スイッチ・オン!

エンジンをかけずともランプが点くことが、実に新鮮に感じられましたとさ。

HONDA MD90:エアクリーナー・エレメントの交換

郵政カブが手元に来てから7年以上になるのですが、そういえば、エアクリーナーエレメントを換えた記憶がない。実際、大した距離を走っていなかったとはいえ、気づいちゃったから、交換してあげようね、と。

てことで、純正品よりも格段に安かったサードメーカー品(NTB HA-1040)を購入。

レッグカバー周辺の部品交換と併せ、エレメント交換をば。

しっかし、5年前に塗り直したエアクリーナーカバーにも、サビが増えてきたな…。

カポっ。

粉を吹いたネジと、乾き気味のゴム部品は、あとでメンテ、と。

左 NTB、右 純正かどうかしらんけど買った時からついていたもの。
底側の出っ張り具合に若干の違いあり。

左 新品、右 経年品。
ヨレてはいたけど、そんなには汚れてませんでした。

エアクリーナーケースの内側を掃除して、ラバー部とネジには WD40 を吹いてウェスでふきふき。そんでもって、新品エレメントを組み付け。NTB 製品にしちゃ珍しく「私ゃ NTB なんだからね!」と誇らしげにブランド名を掲げてました(どうせ隠れちゃうんだけどね)。

サビ取りクリームで少しはキレイになったエアクリーナー・カバーを取り付け、作業完了!

そして走らせてみれば。

コレといった違いは感じられませんでした。ま、支障を生じてからの交換じゃありませんものね。気持ちがスッキリすりゃ、それでいいのだ。

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