HONDA MD90:シート張り替え#9 (懸念を残しつつ)完成

組み付け作業が進展しなくなってしまったので、休憩を取りつつハンターカブのシートカバー交換例のページで工程を再確認してみる。勝手に予想していた「あとは張りを調整するだけ」に相当するようなステップの記述はカケラもなく、いきなりツメにかけにいっている。順番は、①前方角→②後方→③両側方→④後方角→⑤前方。MD とハンターカブではツメの数や配置は異なるけれど、似たような形状&構造だもの。理屈は同じはず。

じゃあ、1つ1つ、ツメに引っ掛けていこうかい。

本来はカバーをツメにグサッと突き通していくのでしょうが、いかんせん劣化したツメではそうもいかず。カバーを引き伸ばしてツメが当たる位置を確認し、カッターで切れ目を入れ、ツメに通し、ラジペンでツメを押し倒していくことにする。

今回使用したのは NTB の郵政カブ用シート張り替えセット「ST-121」(カバー単品は「CVH-121」)。1つ目のツメにかけようと、カバー周辺の黒い帯にカッターで切れ目を入れたところで気づいたのですが、この黒い帯、ゴムでした。繊維こみのPVCだとばかり思い込んでた…。カッターで切れ目なんて入れちゃマズイんでないの? でももう切っちゃったし…どうせツメで穴あけるんだよな?? と、いうことで、なんかもう半ばヤケ気味に作業を進めちゃいました。

そうして続いたカバーがけの作業は、とことんチカラ技。親指がバカになります。まして、腰が痛いときにはやらん方が良いです(キッパリ)。

てな感じで作業を終え、ひっくり返して眺めてみれば。
いいハリじゃん。初めてにしちゃ上出来じゃん。
商品到着時に気になっていたアンコの形状違いも問題なし。

でも裏側は…。ツメ周辺のゴムの切れ目がイヤな感じ。
ゴムが切れてツメから外れる前に、PVC が伸び切ってくれるのを願うばかりですわ。

もし、その前に切れたら…。ゴム部の縫製を解いて、ナイロンテープに付け替えるかなぁ。でもその前に、朽ちかけている上に何度も開閉することになる、ツメの強度が課題になりそうだなぁ。…うーん。

いーや、考えるの、止め! ユーミンの歌にもある通り、それはそのとき決めること。

さて、あとは車体に取り付けるだけ、か。
シート周りの古い部品はどうしたものか、な。

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