
どうせ分解するんだし、ベアリング交換も試してみるかなと購入していたのが、ストレートのベアリングレースシールドライバー 17ピース 19-8707。ベアリングを冷凍室から取り出して、しばらくトンテンカントンしたのだけれど、あぁ、こりゃ近所迷惑だ。

手持ち工具で圧入できないかな、としばし熟考。シールドライバーのアダプターをハブの両側に配置し、長めのボルトを通してやれば良さそうだ。ベアリング外し用で予備の長ボルトを買っておいて良かった。

作業は、こんな感じで力技。スポークを切る前、リムつき状態の方が作業しやすかったかも。

車軸、OK。

一方こちらは、前輪左側のドラムブレーキ部。ついでにココのオイルシールも交換してスッキリしちゃえ!

だがしかしけれども。そんな軽い気持ちで触ってはいけない部品だった…。勘合がきつく、さらに金属の心材が硬ぇのなんの。ニッパとプライヤーで破壊し、どうにか取り出しに成功。

古いグリースの洗浄後、冷やしたオイルシールの嵌め込みに挑んだものの、外すのに苦労しただけあって簡単にはいかない。というか、こうした作業が初めてだった私にゃ、勘所がよく分からない。いくらなんでも、直接ハンマーで打ち込むのはマズイよなぁ…。
悩んだ挙げ句、犬の散歩で前を通る近所のバイク修理屋さんに持ち込むことに。したら、書道で使う文鎮の親玉みたいのをあてがって、ハンマーでカンカンカン!、一気に解決。そうかぁ、なるほどねぇ。いまので覚えた。でも、やっぱ近所迷惑な作業、自宅では無理ですな(笑)。
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4月のはじめ頃だったか。スピードに乗ってくると、後輪からヴ〜〜〜という唸るような音が出てくることに気づきました。そのうちちゃんと調べてやろうと思ってから1ヶ月以上経過し(…)、60km/hを超えると耳につきはじめ、80km/hあたりで五月蝿いと感じるレベルまで速度に比例してボリュームアップ!
そして先週の月曜日、高速道路を使う機会がありました。80km/hを超えると車体まで箱鳴りしはじめて車内の音楽が聞こえなくなるほど。しかも、高速走行が祟ったようで、翌日明らかに異音が大きくなっておりました。こりゃまずハブベアリングの傷みが原因だろうと、2日後の木曜に修理に出しました。
さて。修理中の代車は初代ミラ・ジーノでした。代車といえばマイカーよりも古いボロ車が通例なんだけど、走行距離が16万キロを超えた初期型のネイキッドじゃ、