ケアンズ(豪):宿 サンシャインタワー

4年前のオーストラリア行を旅行記調に書き始めたのはいいけれど、ケアンズに着いた時点から4年間放ったらかし。何事にもケジメは必要という事で、テーマに分けて再開します。なお、この4ヶ月後にまたケアンズに出かけ、それより遥か昔(1995年)にも訪れていたのでそこら辺の話も交えるつもり。なお、写真はフィルムカメラ(PENTAX Super-A)とデジカメ(CASIO Exillim M20)で撮影したものです。

まずは、前回の日記の続きとして、ホテル「サンシャインタワー(Sunshine Tower Hotel Cairns)」の話題から。

PENTAX Super A / smc A 28mm F2.8

95年にオーストラリアに1ヶ月半ほど滞在したとき利用したのは、もっぱらバックパッカー宿。05年の旅行でもそのつもりではいたものの、10年振りの海外旅行ということもあって、現地の空気に馴染むまでの最初の2泊は日本でホテルを手配することにしました。基本的に私は海外で日本人に囲まれるのが嫌いなので、日本人の多い繁華街から少し離れ、かつ、相対的に安い宿をHISに探してもらい、その結果選択したのが、このホテル。

PENTAX Super A / smc A 28mm F2.8

ホテルのランクとしては「スタンダード」クラスでしょう。上の方のフロアだったので、窓からの見晴らしは良いのだけれど、海から遠いこともあって、悲しいかな見るべき物が余りない。部屋はエアコン/シャワー/トイレ/冷蔵庫/湯沸かし器/テレビつき。オーストラリアのあちこちで色んな宿に泊まりましたが、シャワーとトイレが共用じゃなかったのは、ここが2件目(笑)。日本から手配できるような宿なら別でしょうが、95年当時、現地での安宿探しで名前に「ホテル」なんてご立派な単語がついていてもバス・トイレ共用のところが珍しくなかったので気にする方は要注意。まぁ、あれからだいぶ月日が流れたから、変わったかも知れませんが。

PENTAX Super A / smc A 28mm F2.8

宿泊費はツインを1名利用で、当時の為替レートで1万円くらい(A$130前後?)だったかな。出発前夜にカラオケで騒いだ挙句、現地でひどい風邪っぴきに陥った私は養生のため1日延泊したのですが、その際にフロントのおばちゃんから「あなたHISの利用者?それじゃ」と言われて支払ったのがHISと同じ価格。おばちゃんの言葉のウラに<あんたホントはもっと安いんだよ>というメッセージが含まれていたのを覚えています。ちなみに日本語を話せるスタッフには遭遇しませんでした。

PENTAX Super A / smc A 28mm F2.8

裏庭には、比較的大きめのプールと、ジェット水流つきのこじんまりとしたSPAがあります。プールサイドの雰囲気はのどかで良ろし。これならまぁ多少高くても許してやろう、といったところですね。水は少し冷たかったですが、亜熱帯の強くも暑い日差しに焼かれた肌にはピッタリ。風邪を引いていた私は、テレビの映画鑑賞にあきると、熱冷ましと光合成目的でよく利用してました。ただ、夕暮れのキレイな時間から夜にかけては、ほろ酔い加減の白人カップルがSPAでいちゃつきはじめるので、性根の清らかな日本人はプールに入りづらくなる状況に遭遇するかもしれません。私ゃ性根が腐り気味な日本人なので好きなようにしてましたが。

1階の玄関側にはレストランが併設されています。初日、晩ご飯を食べに寄りました。落ち着いた雰囲気があり、料理も美味しかったですが、お値段がちょと割高。私みたいに旅行経費全般の削減目的でHISを使うような人が入る店ではありませんな。少なくとも、Tシャツ+短パン+サンダルで入るような雰囲気は皆無なので、多少は身なりに気をつけた方が良いでしょう(っても私だってポロシャツ+ジーンズ+ブーツレベルでしたけどね)。

ホテルの周囲は、道路以外に見るべき物なーんもなし。繁華街まで歩くと結構な時間がかかるのと(中心部まで15分くらい)、そこに至るまでの雰囲気が余りよろしくないので、女性の方にはタクシー利用をお勧めします(特に夜)。積極的にこのホテルを選ぶのだとしたら、あくまでも「泊まるところ」と認識して、現地のアクティビティのピックアップポイント(たいてい送迎サービスがある)として活用。そして、休息日はホテルのプールでのんべんだらりんとする、と。そこらへん割り切れれば、値段も手軽だし、良い宿だと思いますよ。

なお、市街地から離れているから日本人が少ないものと期待していたものの、日本から手配できる低価格帯の宿が限られるからでしょう、日本人20代グループと少なからず遭遇しました。その点を気にされる方は、もう少し高い、中途半端な価格帯のホテルにシフトした方が、より海外旅行気分を味わえるかと。

|豪州2005:出発前夜出発到着初日
宿:サンシャインタワー宿:インターナショナル・ホステル
乗馬:スプリングマウント・ステーション

21日後(ほっと一息)

沖縄は宜野湾市の部屋に移り住んで3週間。

9月14日に東京から沖縄に移動してから・・・
・転入届け、印鑑登録、国民健康保険切換え、国民年金切換え
・免許証の住所変更(これをしておかないと身分証明が厄介!)
・地元銀行の新規口座開設・家賃&光熱費引き落とし処理
・既存金融機関の口座登録住所変更
・各種サービスの登録住所変更(まだ残ってた・・)
・東京で個人事業主として登録していた屋号の転入異動
・売却したバイクと新規購入した軽自動車の任意保険の手続き

といった事務処理をしながら、荷物整理しながら、家具や白モノ家電を手配しながら、月末納品のWEBのお仕事をしていたのだから忙しいのも無理もないですな。が、それもここ数日で、ようやく一段落。昨夜は沖縄で暮らしている大学時代の同期生たちを呼んで自宅のお披露目会を開きました。

KYOCERA W65K

今日は、昨夜の疲れもあって寝過ごしてしまい、かつ、仕事の連絡も来なさそうな気配でポカンと時間が空いたので、2時間くらいちょっくら海辺で読書でもしてこようかね、と、アラハビーチ北側の公園まで車で出かけました(歩いて行けるところにもビーチはあるんですけれど、単純に車に乗りたかったのですわ)。いまは大潮の末期で、昼過ぎだと写真の通りドン引き。久々に干潟を散策してまいりました。それから防波堤で海洋冒険小説をのんびり読む、なんて優雅な時間も束の間、かなり強烈なにわか雨。ほうほうのていで逃げ帰りましたとさ。

あと5日(ばいばいバイク)

沖縄の部屋の光回線、予備調査は終わったのに工事日が決まらない・・・。なんでも、まだ業者からNTTに連絡が届いていないそうな。せっかく急いでもらったのに。はぁ。ともかくも、電話番号だけ先に確定!

今日は新宿税務署での個人事業主の異動手続きと、区役所での転出届けを処理。いまどき、転出元で届けを出せば、転入先では手続き不要だろうと考えていたのですが、どちらもそうではなかった。うーん、住基ネットで自治体間の情報共有を果たしたのと違うんかいな。国民年金と国保の手続きは面倒だから、沖縄で一括処理することにしました(なので、それまではうかつにケガできない!)。

EXILIM EX-M20

本日のメインイベントは、バイク(初期型DR-Z400S)の売却。一度コケた傷が減点ポイントだったのですが、買ってから仕事に明け暮れていたため走行距離も少ないし(4年半で6,000km強って・・・)、長年利用して何台か新車購入していた店で見積もってもらったので、まぁ、私の感覚的な売却レンジの底辺まで勉強してもらいました。

バイク、本当は沖縄に持って行きたかったのですけどね。引越先で置き場所に少々難があったのと、東京〜沖縄カーフェリーが今ドック入りしてて持ち出すタイミングを逸してしまったところで、もういいや!って気になってしまったのですわ。先月、現地で中古車(ダイハツ・ネイキッド)を買って、足も確保してありましたし。

とはいえ学生時代から(いや、正確には浪人時代から)ずーっとバイクに乗り続けていましたから、一抹の寂しさがありますね。どーせそのうちまたバイクに乗りたい衝動に駆られると思うんですけれども、沖縄じゃ簡単に錆びるし気楽に長距離(県外)ツーリングに行けないし、買うとしても軽の任意保険でカバーできる125ccの中古スクーターあたりかな。涼しい半キャップでパタパターっと流す方が、現地の風土にも馴染みますしね。

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