DAIHATSU NAKED:ボンネット磨きを断念してワイパーゴム交換。

ボンネットの塗装から1週間。
ボチボチ磨いてやることにしました。

ホルツの整えスポンジで表面を均し、マイクロコンパウンドで磨いていったのですけれど、なんかこう、正しい段階を踏めていないような、正しく均せていないような、そんな違和感を覚えたのです。思い返すに。先週の塗装で塗りムラが生じてしまい、翌日に塗り足してはいたものの、完全に塗りムラを解消してはいなかったわけで。少しくらいの色ムラなんざ研磨でどうにかできるだろうとタカを括っていたのですが、塗りが足りない領域の存在が、思い通りに研磨作業を進められない違和感に通じていそう。

このまま無闇に作業を進めても、どうせロクなことにはならないだろうし(きっと塗装の薄い領域を剥ぎ取ってしまう)、かといって、原因究明に勤しんで仕切り直す気力があるわけでなし。ここは美しい艶出し仕上げを諦めて、自家塗装で艶消し仕様ですけど何か?で済ませてしまうことにしました。いや、いいんです。塗装前の状態からすれば、ソンナんでも数段マシなんで。

改めて、整えスポンジで全体を均し終えた頃合いに、雨が降って参りました。そそくさと道具を片付け、研磨作業終了。キレが悪くなっていたワイパーブレードを取り外して、撤収。

ブレードは数年前に NWB 製に取り替えていました。
右側 TW2G(450mm)、左側 TW1G(425mm)でゴムだけリプレイス。

雨上がりを見計らい、車体にブレードを取り付け、車内をちょちょいと掃除して、本日の作業、終了!

はぁ。これでようやく、スタンドまで洗車に行けるぞ。壊れたパワーウィンドウを直しに出せるぞ。と。

DAIHATSU NAKED:秋補修#10 いろいろ塗って、失敗もする。

昨夜までに下準備を済ませておいた部品達の塗装。

ワイパーアーム3本は、Holts つや消し黒を直塗り。特に問題なく仕上がる。

ドアミラーは、ミッチャクロン塗布からの Holts つや消し黒。こちらも問題なく仕上がる。

シートバックパネルでは、残り少ない染めQプライマー(その控えでミッチャクロン)と、染めQのブラックとダークグレーのチビ缶を用意。前回使ったロイヤルグレーが少々明るすぎた感があったんで、今回はトーンを落とすつもりでいたのです。なんでチビ缶かといえば、たまたまブラックの未使用品が手元にあったものだから、上からダークグレー(チビ缶専用色)を重ねてやれば丁度使い切れるんじゃね?という至極ノーテンキな考えから。

ところがですね。最初にブラックで足付け塗装をしてみれば、助手席と後席片側のトレイ2点を塗ったところで怖いくらいに缶が軽くなる。必要な量を見誤ったか。これ、3点目の足付けで絶対なくなるぞ。しかも、この分じゃダークグレーを重ね塗りするにしたって、中途半端になりそうだぞ。おまけに、後席の真ん中は塗料がシミのような広がり方してるぞ。…どうしよう。

そうだ。シミができた後席は、このまま黒の残りで仕上げれば目立たなくなるんじゃないか? でもって、まだ塗ってない後席の片割れには Holts つや消し黒を使えば、黒並びで違和感は少なかろう。黒で半端に足付けされた助手席も、ダークグレーを全量塗布すれば問題なかろう。そうだ、きっとそうに違いない!

だがしかしけれども。染めQブラックの残り全量を費やしても、シミができたトレイは整わず。そして、Holts つや消し黒を足付け塗装したトレイにも、同じようなシミが発生。

このシミったれた箇所は、昨夜、滑り止めゴムマット痕を除去しようと両面テープ剥がし剤を塗布してこすったところっぽい。てか、それ以外の場所も今までに見たことのないような塗料の偏りが見られたので、たぶんというか確実に、そもそものところでプラサフを使って表面をリセットしてやらなアカン状態にあったのでしょう。

なんかもう、テンションがダダ下がりになってきたので、助手席パネルの塗装で気分転換を試みる。そして上辺にダークグレーを一吹きしてみれば、私の解釈ではニュートラルグレーと呼ばれる色が出てきました(写真では分かりづらいかも)。確かに過去の経験からして、染めQってプラ塗装では明るめに振れる印象があったんですよね。って、それなら本番前に裏面で色確認しとけよ、オレ。

ム… ソウカ。今日はオレの日ではないのだ。というコトが分かったところで、とてもとても中途半端な状態なのだけれど、負のスパイラルを延伸してしまう前に作業中止(キッパリ)。

てなことしてる間に夕暮れてきたので、外した部品たちをソソクサと車両に戻す。

そして小汚く塗られたシートバックパネルを俯瞰してみれば。うーん、やっぱ、余りに黒味が強いと地味というか重いよね。失敗して良かったのかもしれん。今度は自動車用スプレーのグレー系から選ぼうかな。だけど、そのうちね。また気分が乗ってきたらね。しばらくは、なんかもう、このままでイイヤ(笑)。

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DAIHATSU NAKED:秋補修#9 いろいろ部分処理する。

ひとしきり汚れを落としたあと、個々の処理に着手。

まずは、シートバックトレイ。強力両面テープ剥がし剤とヘラで、残されていた風切り音防止テープを責め立てる。ついでに、同テープの粘着材の残骸も責め立てる。かてて加えて、点々とついていたゴム製滑り止めマット痕も責め立てる。

ただし。両面テープ剥がし剤って、つまりは溶剤なので、水性塗料の塗装面はおろかトレイ自身(PP)まで冒します。取扱注意、にて。

両面テープ剥がし剤で溶解してベトベトした箇所を無水アルコールで拭き取ってから、耐水ペーパー(#600)で劣化した塗面を削る。

過去の塗装では、染めQ(水性)で塗ってから、シャーシーコート クリア(水性)を上塗りしていたのですが、そのクリア層を剥がせれば良いかな、くらいのつもりで研ぎました。シボ加工の凹みやボス穴に塗料が残ってても、無視無視。だって、完璧を狙うと面倒なんだもん。

続いて、ワイパーアーム3本を、シートバックトレイで使用済みの耐水ペーパー(つまりは#600以上?)でザザっと研磨。

ただし、リアワイパー上面のサビが広がっていた範囲はキッチリ磨き、サビ取りクリームを処方。さらに、研磨。

そして、ドアミラーのマラカス化の原因は、内部で崩落していたサビ。音の違いは、崩壊具合の差。いやもう、驚くぐらい、サビが出てきました。

特にカラカラと鳴っていた右ドアミラーは、ボルト穴から出てこないサイズがゴロゴロ。もう、シェイクして、顔が見えたらラジペンで砕いて排出しての繰り返し。本来は板状をしていたらしき形跡があったので、何らかのステーだと思われます。まぁ、これまでコンナ状態で走っていて不都合はなかったので、実用上の問題はないものと期待したいところですが…。

最後に改めて洗浄したところで、日が暮れ始めました。ホントは保安部品だけでも、本日中に塗装まで終わらせたかったんですけどね…。ドアミラーのサビ摘出に思わぬ時間を費やしてしまいましたとさ。

いや、待て。金属面が露出しているリアワイパーだけでも、プラサフがけしておこう。うん。

てことで、今度こそ日没サスペンデッド。
さて、明日は何から作業したものか

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