7年前に郵政カブを購入したときには、フロントに DUNLOP D107F、リアに D107 を履いていました。本来、D107 シリーズとして正しい組み合わせなのですけれど、フロントだけ昔のトレールバイクのようなパターンなのが気持ち悪くって、どうせカブだし、スピードが出るわけでもないしってことで、翌年フロントタイヤを交換した際、リアと同じ D107 を選択していたのです。
そして時がたち。リアのリアタイヤは、ヒビヒビワレワレの腰砕け状態。
6年前に交換したフロントのリアタイヤは、古いなりにもまだ使えそうでしたので、今回はフロントに新品のフロントタイヤ(D107F)を取り付け、リアにフロントのリアタイヤを移植することにしました。バイクでは余り聞く事のない、タイヤローテーションですな。
タイヤ交換に併せ、チューブもリムバンドも新品に交換。
とても気持イイ感じ。
フロントの交換の翌週末、フロントのリアタイヤをリアに組み付けたところ…
えええ、ヒビヒビじゃん!
どうやら交換作業中にヒザを使ってタイヤを押さえつけたのが、最後の一撃になった気配。
ということで、再びタイヤを外し、リアタイヤ(D107)を買いに行き、そしてまた、タイヤの組み付け。
心の中で泣きながら作業していて気づいたのですが、生産国がタイからインドネシアに変わっていたのね。
さすがに3度も交換していると作業が雑になり、再塗装したリムをタイヤレンチでものともせず。メッキに銀塗装したから、やっぱり傷は目立ちませんよ、と。ふふふ。狙い通り。
…あとになって、作業に備えて2ヶ月前にリムガードを買っていたことを思い出しましたとさ。
ついでに後輪周辺の話題。これまで一度も交換したことのなかったハブダンパーは、NTB 製で新品交換しました。スカスカツルツルの古いダンパーしか触ってこなかったから、プリッとした新しいダンパーの感触が新鮮だったり、ハブに入れても落ちてこないことに驚いてもみたり。
そしてベアリング3点は、面倒くさくなった、いえ、摺動が悪くもなかったので、交換部品を買ってはいたけれど、そのまま継続利用としました。
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