DAIHATSU NAKED:リアワイパーを塗る。

まだネイキッドを買い替えるか否か悩んでいた3月初めのこと。乗り続けるにしたって、下取りに出すにしたって、金をかけないで済む範囲からキレイにしておこうかね、と思い立ちました。まずは作業が簡単そうなワイパー、それも人目につきづらいリアワイパーから手を付けることに。

そのリアワイパーの状態はといいますと、アーム上面にはサビが広がっていて、根本の塗装はカラカラのハゲハゲ。

まずはマイナスドライバーを使ってゴシゴシと根本の古い塗装をこそぎ落とし。あっけなくパリパリ剝がれていくあたり、哀しくもあり、楽しくもありました。

・・・なんか骨みたい。

サビた範囲はサビ取り剤攻撃。塗装と一緒にサビがゴソッと落ちました。その後耐水ペーパー(#600)で劣化部をこそいで、更に塗装面全体の表面粗し。どうせ黒を塗る訳ですし、古い黒塗装を完全に落とす手間はかけませんでした。

塗装を完全に落とした根本部分には、錆び止めを重ねる意味でHoltsの金属用プライマー(グレー)を塗布。可動部を部分的にスプレーがけするためにマスキングをかけています。

なお。「新品の様にキレイにする」のではなく「それなりにキレイになって、劣化の進行が遅らせる」という基本方針なので、全般に作業は荒いです!

根本にプライマーを二度塗りして、耐水ペーパーで表面を整えてから、残り物のシャーシーブラックで二度塗り。それからマスキングを外し、適当に加減しながらアーム全体をスプレー掛け×2。

本当は光沢のあるシャーシーブラックではなく、つや消し黒にしたいところでしたが、もったいないんで(笑)。その代わり、磨きあげないで済ませた結果、セミグロスっぽい風合いになりました。

塗料が乾くまでの間は、クルマに戻ってワイパー軸のサビ落とし。でも全然落ちてくれないので、表面をコンパウンドで軽く磨いてからグリースを塗りたくってお終いにしてしまいました。

そして合体! 艶が入った分だけプラのカバーと明らかに異質な出来上がりになってしまいましたが、ハナからこんなモノだったと思えば別に気にもならず。

少し後悔したのは、アームの根本のサビを落とした範囲。古い塗装を残したまま再塗装したため、サビ取りで金属面が露出していた部分とそうでない部分で段差が生じてました。しかもなんとなーく、ソコだけ風合いが違うし。ちゃんと塗装面全体をプライマーで整えておけば良かったかな、と。

とはいえ。目立たないリアだからOKです。その証拠に、作業から1ヶ月経った今、全然気にしてませんもの(笑)。

そうそう。ついでにリアガラスに年輪を描いていたブレードを新品交換しました。リアワイパーって使用頻度が低いから、つくづく存在が薄いんですよねぇ。

【追記】それから1年半。ようやくフロントワイパーを塗装しました。

DAIHATSU NAKED:乗り続けましょうかね。

走行15万キロを超えたH12年式の我がネイキッド。夏の車検を通すか買い替えるか、年末ころからアレコレ頭を悩ましていたことは既報の通り

その後、コレ!というクルマに巡りあうこともなく、一方で、もろもろの整備一式が想像していたよりも安く済みそうな気配が出てきたので、もうしばらく乗り続けてやろうと決心しました。経年劣化に不安はあれど、使い勝手に不満のないクルマでありますから。

そんな風にグズグズと考えている間に、気晴らしがてら一旦は忘れることにしていた修繕作業の残りを再開。

で、リアワイパーを補修したり・・・

ドアミラーやら灰皿やらセンターコンソールのベゼルやら・・・

グローブボックスのフタやら・・・

エンブレムやらグリルやらを塗りたくっておりました。

いやあ、スプレーを使い始めたら色々塗りたくなっちゃって(笑)。
ここらへんの作業内容は追ってまた。

そんでもって、乗り続けることを決めたから、ショックも注文♪

今回の整備では、タイミングベルト&補機ベルト&ウォーターポンプ/ショック&ブッシュ類/クラッチディスク/エンジン周りのシーリングをゴソっと交換しようかと企んでおりまする。

実際どこまでやるかは、週末、修理工場に実車を持ち込んでの見積もり結果次第ですけどね。

DAIHATSU NAKED:フロントパネルの交換

解体屋から買い取り、プラリペアによる補修を済ませたフロントパネルの交換作業について記します。

ちなみに、作業自体は3週間前。
なんで替えたかといえば、1年半前につけた割れと傷周辺の傷みが進行してきたから!

センターパネルの両サイド下部はバンパーで固定されているため、パネルを外す前に左右のバンパーを取り外す(少なくともパネルとの勘合を外しておく)必要があります。

最初にウィンカーを外し、その奥に潜んでいる10mm六角ボルトを抜きます。ただしこのネジ、150mmのエクステンションをつけたソケットレンチでもギリギリなくらい、深いところにあります。あとは外から見える範囲にあるトルクスネジを外していくだけ。

左右のバンパーを取り外し、パネルとフェンダーを締結しているトルクスネジも外したら、ボンネットを開けて、パネルを固定しているプラネジ&カラーを外します。

プラネジは写真のような構造。ネジを締めていくとカラーのスカートが末広がりになって目出たくパネルを固定します。私のクルマでは劣化が進んでネジがバカになり、また、ネジを抜いてもカラーが変形したまま。ドライバーが意味を成さないので、ウラから指を回してネジを押し上げながら上から摘んで抜き取り、同様にカラーもウラでスカートを摘みながら押し出しました。

パネル両端はフェンダーとプラ勘合していて、パネル下部は赤いプラフック5点で車体のフレームと連結されています(パネル補修時の写真を参考)。どうせ交換する私は両端の勘合を動かせる範囲で仮外し(?)したら、あとは腕力でガコッ!とパネルを手前に引き出しました。そうでない方は、プラ部品を痛めないよう慎重に!

といった流れで、顔の剝がされたネイキッド。

手抜きして、バンパーの一番後方のトルクスネジを緩めただけにして完全に取り外さなかった所為もあるのでしょうが、ボンバルビーというか、エピソードIのC3POというか、なにやら憂いのある表情してますねー。

で。あとは逆の手順。フロントパネルを嵌め込むときに、バンッ!!と派手な音がしておののきました。幸い、補修部が割れた気配はなかったので、これが通常の音でなければ、劣化したプラフックを割ってしまったのかもしれません。こういう機会にこそ、プラ部品なんか交換しておくべきなんでしょうけどね・・・。

それはさておき、ともかくもキレイな顔に戻りました。色や質感も同じような劣化具合で違和感がありません。短命モデルのメリットと言えますね(笑)。

さてはて。

これでここ1ヶ月続いていた週末整備のレポートも一段落、かな。古いクルマだけに、意識してしまうとアチコチ気になる箇所を見つけてしまって、際限なくなっちゃうんですよね。しばらくは放念することにいたします。そう決めた!

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