シートバックトレイの塗装に失敗してから数日後、やさぐれていた気持ちが持ち直しまして。再塗装するにしても何にしても、塗装から日数が経過しないうちにある程度塗膜を剥がしてやることにしました。
まずは、ラッカー塗料である Holts つや消しブラックを塗った後席の片割れから。使用したのは、ラッカーうすめ液。
したら、ちょうどウェザリング塗装を施したような趣き(写真・左)。これはこれでアリかも。
ということで、水性塗料の染めQ(ブラック)を吹き付けた後席シートバックに対し、ペイントうすめ液を用いて同じような質感を目指してフキフキ。
やはり染めQ(ブラック+一部ダークグレー)を塗布した助手席分も、同様の処理を加えました。
そしてまた数日後。ドアに塗った黒ペンキに重ね塗りするウレタン塗料が絶対余るので、だったら助手席だけでもキチンと再塗装してやろうかなと思い立つ。てかね。もともとはシートバックトレイ3点の仕上げ塗装に使った残りで、ドアのペンキを覆ってやる計画だったんですけどね。
今回は、ミッチャクロンからの Holts プライマーグレーで下拵え。いつも思うんだけど、このプライマーグレーの風合いって、好き。
そして、前回の残りの染めQ(ダークグレー)を塗る。だがしかしけれども。前回と同じようなムラが生じる。半乾燥させてから白く浮き出た箇所を塗り直しても同じ状態に陥る。
可能性としては…
1)染めQの攪拌不足(結構シェイクしたのだけど)
2)プラサフ乾燥不足(水性塗料のシンナー負け?)
3)プラサフにミッチャクロンを重ねるべきだった(Holts だけにラッカー塗装用?)
あたりですかね。試しに長期保管していた別の染めQを軽くシェイクして駄紙に吹いたら同じような付き方をしたので、攪拌不足が怪しい。だとしたら悔しい。
ともあれ、キレイに塗れなかったから、ウレタン塗料がけは中止。また塗り直したくなるかもしれないので、剥がしやすくしとかないと。
というわけで。現状まま、車両へGO!
後席は、あんた炭でも運んでるの?といった見え方(笑)。私的には、両面テープのハガシ跡や、いかにも劣化してパサパサになったプラスチックが視界に入るのがイヤなだけで、使用感のある汚れについては(例えフェイクでも)スルーできます。よって、現状で許しちゃおう。
助手席だけ(そこそこ)キレイで浮いてますけど、まぁ、助手席後ろに座った人の気分を害さない程度の美観を備えていればそれで善し、くらいのオモテナシの気持ちとお受け取りください。それに、3席フラットにでもしなければ、俯瞰することのない部品たちですし、おまけにそんときゃ荷物で隠れる訳で。いつか気になりはじめたら(今度こそちゃんと)塗り直せばいーやで、これにて一件落着。
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3週間前、ドアバイザーを剥がした後の補修(主にサビ避け)で、高耐久ペンキを筆塗りしていたのは
そこで先週、
そこで本日、ウレタン塗料(艶消しクリア)で上塗りしてやりました。なにせ
ついでに
ワイパーアーム3本は、Holts つや消し黒を直塗り。特に問題なく仕上がる。
ドアミラーは、ミッチャクロン塗布からの Holts つや消し黒。こちらも問題なく仕上がる。
シートバックパネルでは、残り少ない染めQプライマー(その控えでミッチャクロン)と、染めQのブラックとダークグレーのチビ缶を用意。
ところがですね。最初にブラックで足付け塗装をしてみれば、助手席と後席片側のトレイ2点を塗ったところで怖いくらいに缶が軽くなる。必要な量を見誤ったか。これ、3点目の足付けで絶対なくなるぞ。しかも、この分じゃダークグレーを重ね塗りするにしたって、中途半端になりそうだぞ。おまけに、後席の真ん中は塗料がシミのような広がり方してるぞ。…どうしよう。
だがしかしけれども。染めQブラックの残り全量を費やしても、シミができたトレイは整わず。そして、Holts つや消し黒を足付け塗装したトレイにも、同じようなシミが発生。
なんかもう、テンションがダダ下がりになってきたので、助手席パネルの塗装で気分転換を試みる。そして上辺にダークグレーを一吹きしてみれば、私の解釈ではニュートラルグレーと呼ばれる色が出てきました(写真では分かりづらいかも)。確かに過去の経験からして、染めQって
てなことしてる間に夕暮れてきたので、外した部品たちをソソクサと車両に戻す。