ケアンズ(豪)出発前夜

2/19〜28まで、7泊9日でオーストラリアはケアンズに行ってきました。最初は近場でグアムを考えていたのですが、なんせHISに航空券を頼みに行ったのが出発6日前の2/13のこと。世は卒業旅行シーズンの真っ最中で、チケが取れませんでした。代案として相談したのがオアフ島経由のマウイ島、もしくはハワイ島。しかし、2/14に会社にかかってきた電話でこれまたNGであることを聞かされる。もともと気分は「南の島」だったので残念無念意気消沈。なんかもうどうでもいいや!という感じでケアンズを選択した次第です。

オーストラリアには95年に出かけて、バスで一月半かけて大陸の東半分を回ってきました。ケアンズにも1週間くらい滞在したのかな。ケアンズの街自体にはそれほど興味を引くものがあったわけでもなく、町外れのバックパッカー宿を拠点にして、色んな体感モノツァーに出かけていました。まぁ、今回もそのノリでもいっかぁという腹もありましたがね。

とにかく目的地が決まったものの、出発まで日数がない。2/15にHISには航空券とビザ、それに担当者お任せで最初の3泊の宿の手配を頼んで、私は私で服だの潜水道具だのカメラだのの準備と買い出しとパッキング、そして換金(A$400 + TC A$400)。そんなんでドタバタと時間が過ぎて、肝心の「今」のケアンズの情報収集をする暇がござりませんでした。まぁ、もともと行き当たりばったりな旅行だし、この際なんでもいーかーという気分。

そして出発の前日。出社したもののなんだかノドの調子がよろしくない。インフルエンザっぽい症状をした同僚がいたりしていたので、これはマズイゾとばかりにイソジンうがい薬を買ってきて、ガラガラ消毒しておりました。折も折り、この日は会社の送別会。夕刻、中華料理屋で宴会が始まり、そのままカラオケに突入。ケアンズ便は夜出発でしたし、私自身、歌うのはキライではないので(笑)、夜明けまでマイク握りしめガナっておりました。

早朝の渋谷駅に向かえば、そこは雪景色。寒ぃ〜。眠ぃ〜。のどガラガラ〜。
とても亜熱帯への出発当日の雰囲気ではありませんでしたとさ。

|豪州2005:出発前夜出発到着初日
宿:サンシャインタワー宿:インターナショナル・ホステル
乗馬:スプリングマウント・ステーション

すねたバイク

ここ半年くらい、ドタバタな毎日を送っていたら、トンとバイクに乗らずにいたことに気付いたのが2月中旬のこと。久々にSV650Sのカバーを外してセルを回そうとしたら、回りませんでした。底のついたメンテナンスフリー・バッテリーにどの程度再充電が有効か分かりませんでしたが、とりあえずウチの充電器で8割方チャージ! これでひと安心。その後、衝動的にオーストラリアはケアンズに1週間ほど行ってきたりしたものですから、バイクの方は昨日までおあずけ状態でした。

さて、その昨日。天気が良ろしいということで、奥多摩の先、山梨県は丹波山村にある「のめこい湯」まで行くことにしました。この温泉については以前にも書きましたが、結構お気にな所なのです。朝、スターターを押すと、エンジン一発始動。充電した甲斐があったというものです。山手通りから青梅街道に出て、たったらーと走っていたら、環八を過ぎたあたりの信号でエンスト一発。あちゃー情けねーと思いながら、再始動。が。セルが回ってくれませんねん。

しかたがないのでバッテリーの気が満ちるまで、歩道でタバコを一服。再出発。再充電から半月でもう放電しちゃったのかぁ、と無念に思いつつも、低いギアで回転高めの充電走行を心がけました。そして奥多摩町まで無事到着。燃料警告灯がついたので、最初のスタンドで給油。久々に回すので、エンジン内のゴミを落としますぜハイオクを入れて、再始動! ・・・できまへん。しゃあないので、スタンドの兄ちゃんに頼んでトラック用のバッテリーからブースト始動。

エンジンさえ回っていれば、電気系でナニカがおかしいような様子もないので、これはバッテリーが寿命を迎えたのだろうなぁ、と思いつつ、エンジンとめてもしばらく待てばセルが回るくらい回復するのだから、バイク停めて温泉につかるくらい大丈夫だろう、などと呑気な気持ちで奥多摩周遊道路へ。とはいえ途中で止まるのもやはり恐いですから、奥多摩湖では一服せずに、そのまま温泉に直行!

のめこい湯には約半年ぶり。のんびり温泉に浸って、アイス食って、とろろ食って、すっかりくつろいだところで帰路につく。これだけのんびりすれば、バイクも一発始動。が。気が緩んだのか奥多摩町のはずれの信号でまたもエンスト。例によってタバコ充電。再始動。こりゃ気をつけにゃあかんなぁ、と気を引き締め、ダダッと青梅街道をひた走りました。

そして家から歩いて7分くらいの踏切で停車中に、ふぅと一息ついたような感じでエンジンが止まりました。うぇー、こんな近所でかい。タバコ1本充電。ダメ。さらにタバコ1本+缶コーヒー充電。ダメ。うわわー、こりゃ完全に干上がってる・・・。よーし、こうなりゃ数年ぶりのエンジン押しがけじゃー!とガンバってみたのですが、疲れただけで効果なし・・・。

確かにココはウチの近所なんですが、ウチの近所は坂だらけでして、とてもバイクを押して帰りたくなるような場所ではないのですね。しゃあないから、バイクを近くの幹線道路までの上り坂を押して歩いたところで、人間もバッテリー切れ。そこでバイクを置いて、家で1時間くらい休憩。回るかな?という思いも空しくセルもカチカチなるだけ。そこから歩いて10分くらいのところにある近所のバイク屋まで、ひたすら30分押して、バッテリーを交換いたしましたとさ。

温泉効果は、マイナス収支ですな。

高尾山〜景信山(東京)

東京〜神奈川の人にはそれなりに知られている(であろう)高尾山に行ってきました。

8時過ぎに家を出て、新宿駅から京王線の特急列車に乗って、高尾山口駅に着いたのが10時ちょっと前。近場は楽で良いですなぁ。高尾山にはいくつかの登山道がありまして(下記リンク参照)、今回は去年の春に通った稲荷山コースを再選択しました。

数日前の雪の影響で地面はぬかるんでズルズル。途中からは雪そのもの。それでも所詮、東京のこと。大した積雪ではないので、むしろ喜々として雪を踏みしめながら登っていきました。幼稚園の子供たちに迎えられて山頂に着いたのは11時くらいだったでしょうか。ハイキング客のほとんどはオジサン&オバサン達で、ちょうど私あたりの年齢層というのがスカッと抜けていましたね。そりゃあまぁ、平日に働き盛りが来る所ではないのかもしれませんが(笑)。

高尾山頂からは城山経由で景信山へ。ところが、奥高尾に入ったとたん、地面がアイスバーンかマディ状態。フツーのビブラム底のブーツではなかなかまともにグリップしてくれません。それでも若さ?に任せてアイゼン装着のオジサン&オバサンを追い抜いてはいったのですが、えぇ、足腰がややフラつき気味でございました。

城山山頂で相模湖とボヤけた富士山を眺めながら簡単に昼食。そこからまた足下をすくわれながらも景信山に着いたのが1時過ぎ。ここには高校時代に天文部の観測で何度も来ていたので、個人的に居心地の良い所でもあったりします。のんびりコーヒーを沸かして、スニッカーズを齧りながらしばし休憩。

少し離れたところでは、40過ぎと思しき男性が縦笛でサイモン&ガーファンクルの曲を演奏しておりまして、なかなか良い風情を醸し出しておりました。と、思ったのもつかの間、1曲リピート状態で延々と吹きやがる。しかも決して巧くもない。こうなるともう、風情がどうのこうのという問題ではありませんな。少しハラダチ気味でコーヒーをすすっているうちに、ようやく連続再生終了。やれやれ。と、思いきや、今度は中村雅俊の「恋人も濡れる街角」が始まった。この独り70年代野郎め。そういうのはユースで焚き火囲んでやってろってっんだ。けっ。

さて、下山するかぁ、と、ベンチから立ち上がってみれば、お尻から内股にかけて筋肉痛。取り急ぎストレッチして身体をなだめながら、小仏バス停に向けて急坂を駆け下りる。といけばいいのだけれど、実際にはドタドタズルーの繰り返し。いやはや、そりゃ筋肉痛にもなるわい。そんな感じでバス停に2時過ぎに到着。40分発の高尾駅行きに乗り込んで、さらば陣場山系。今度は早起きしてちゃんと陣場山にも足を伸ばしますさかい。

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