3週間前、ドアバイザーを剥がした後の補修(主にサビ避け)で、高耐久ペンキを筆塗りしていたのは既報の通り。なんだけど、バイザーを両面テープで貼り付けるには、ちと表面の凸凹に不安が残る。
そこで先週、再塗装目的でイロンナモノを取り外す作業に入る前に、耐水ペーパーでペンキの表面を均していたのです。結果、艶やかな表面が艶消しに。ま、そんなことはどうでも良いのです。
作業してて気になったのが、ペンキの塗膜の柔らかさ。念のため耐水ペーパー(#1000, #2000)で研ぐ際に台所洗剤水溶液を併用したのですが、ごく優しくこするだけで、いとも簡単に研がれてしまう。公園の遊具に塗られた、風化してカサカサと剥がれていく古ペンキのイメージが頭を過ぎる。バイザーって、かなりの風圧がかかるわけだし、両面テープの土台として足の早そうなペンキはマズかったでないの??
そこで本日、ウレタン塗料(艶消しクリア)で上塗りしてやりました。なにせサイドシルと違って位置が高い上に長さもある。近所迷惑にならないよう、短時間作業を心がけ、かつ、ソレナリの飛散対策もとらねばならなかったので、作業中の写真を撮る余裕はありませんでした。
というわけで、事後の写真。いい感じにフラットに、そして表面が硬くなりましたよ、と。ペンキ塗装だって、劣化要因に直接触れなければ長生きできるでしょう(かなり期待まじり)。これで、ようやく、バイザー取り付けの準備が整いました。
ついでに夏場に作業した右後部ドアの補修箇所を確認したらサビがチラついていたので、ここにもウレタン一吹き。サビ避け膜を一枚追加しときました。でもね、ココのサビは内部から表面に向かって侵食してきているんですよね。いつまでもつのかしら。うーん、そんなん神の味噌汁じゃわい。
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ワイパーアーム3本は、Holts つや消し黒を直塗り。特に問題なく仕上がる。
ドアミラーは、ミッチャクロン塗布からの Holts つや消し黒。こちらも問題なく仕上がる。
シートバックパネルでは、残り少ない染めQプライマー(その控えでミッチャクロン)と、染めQのブラックとダークグレーのチビ缶を用意。
ところがですね。最初にブラックで足付け塗装をしてみれば、助手席と後席片側のトレイ2点を塗ったところで怖いくらいに缶が軽くなる。必要な量を見誤ったか。これ、3点目の足付けで絶対なくなるぞ。しかも、この分じゃダークグレーを重ね塗りするにしたって、中途半端になりそうだぞ。おまけに、後席の真ん中は塗料がシミのような広がり方してるぞ。…どうしよう。
だがしかしけれども。染めQブラックの残り全量を費やしても、シミができたトレイは整わず。そして、Holts つや消し黒を足付け塗装したトレイにも、同じようなシミが発生。
なんかもう、テンションがダダ下がりになってきたので、助手席パネルの塗装で気分転換を試みる。そして上辺にダークグレーを一吹きしてみれば、私の解釈ではニュートラルグレーと呼ばれる色が出てきました(写真では分かりづらいかも)。確かに過去の経験からして、染めQって
てなことしてる間に夕暮れてきたので、外した部品たちをソソクサと車両に戻す。
まずは、シートバックトレイ。強力両面テープ剥がし剤とヘラで、残されていた風切り音防止テープを責め立てる。ついでに、同テープの粘着材の残骸も責め立てる。かてて加えて、点々とついていたゴム製滑り止めマット痕も責め立てる。
両面テープ剥がし剤で溶解してベトベトした箇所を無水アルコールで拭き取ってから、耐水ペーパー(#600)で劣化した塗面を削る。
続いて、ワイパーアーム3本を、シートバックトレイで使用済みの耐水ペーパー(つまりは#600以上?)でザザっと研磨。
ただし、リアワイパー上面のサビが広がっていた範囲はキッチリ磨き、サビ取りクリームを処方。さらに、研磨。
そして、ドアミラーのマラカス化の原因は、内部で崩落していたサビ。音の違いは、崩壊具合の差。いやもう、驚くぐらい、サビが出てきました。
最後に改めて洗浄したところで、日が暮れ始めました。ホントは保安部品だけでも、本日中に塗装まで終わらせたかったんですけどね…。ドアミラーのサビ摘出に思わぬ時間を費やしてしまいましたとさ。
いや、待て。金属面が露出しているリアワイパーだけでも、プラサフがけしておこう。うん。