今回の整備の主目的は、安心して運転できる状態にすること(なんて根本的な!)と、蔓延したサビの処理の2点。これらに直接かかわってくるのがバイクの両輪でありました。残念ながら前後輪を同時に外した状態で車両本体を保管する環境がないので、まずは前輪から。
TS200Rで林道やモトクロスコースを走り回っていた頃に使っていた、ラフロのタイヤレンチが約20年ぶりに登場。さすがにカンどころを忘れてて、試行錯誤。小径タイヤは伸びしろが小さくて外しにくかった、てこともありそうですが、ね。
3枚に下ろしたところ。6年前に交換していたタイヤとチューブは、比較的マトモな状態を保っていました。
安心して運転できない最大の理由は、ぶ厚いサビで包まれ、さらにササくれていたスポーク。
金ノコで切ればイイかと左右4本づつ切断したところで、スポークのテンションが下がってきて作業効率が下降してまいりました。これはムリがありそうだと買ってきたのが、軟鋼線材 5mm 径まで切断できるという大洋精工のボルトクリッパ(TP-1200)。気持ちいいくらい、パシンパシンと切断できました。これはクセになりそう。
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