DAIHATSU NAKED:フロントワイパーを剥がす。

さて、前工程で取り外したネイキッドのフロントワイパー。
塗装の前に、まずは下地作りです。

アーム基部のアルミ部分は盛大に粉を噴いていて、塗装はパリパリでした。そこでマイナスドライバーでカリカリカリカリ。

ある程度落としたところで、干涸びた塗面とワックスと汚れを除去するために、中性洗剤をつけたボンスターで基部を中心に全体をゴシゴシ。基部に残った塗装は320番のサンドペーパーで(ある程度)落とし、続いて600番の耐水ペーパーで全体的に研ぎました。

今回は(というか、ほとんどいつもなんですけれど)「パッと見でキレイに写れば良い」という方針なので、すごくザックリ作業しています。

乾いたところで、サビたスプリングにサビチェンジャー塗布。1年半前に錆び止め用の黒塗料を塗りたくっていたので、サビの進行は結構抑えられていて、部分的にサビが浮いているくらいのレベルでしたが、気は心で。

そして、塗装工程へ。

|フロントワイパー:外す、剥がす、塗る取り付ける

DAIHATSU NAKED:インパネを染めQ。

昨夜までの雨予報が外れ、あんがい良い陽気になった今日の沖縄。仕事始めに備えて早起きの練習もしていたので(笑)、いい機会だから退色気味のインパネを塗装してしまおうと思い立ちました。

DIYショップでスプレーを買って、作業スペースの取れる事務所へレッツらゴー。以前、メーター球を交換したときの記憶でもって、インパネパーツを取り外し。

なんだけど、前回と違って、なんかやたらに簡単に外れる。おかしいなぁと思っていたら、ハザードボタン近くのフックが折れてグニャグニャに折り畳まれてました。

これはもうどうしようもないということで、カッターで根本から切断。

今回使用するスプレーは、全て染めQ。

シートバックトレイを塗ったときの残り物であるプライマー&ロイヤルグレーと、エスプレッソ・ブラウン、そして差し色としてチビ缶のワインレッドであります。

パーツは自動車用洗剤で脱脂。本来はシンナー等を併用すべきなんですけど、買い忘れてました。しかも、表面を荒らしてツキを良くするための耐水ペーパーを持ってくるのも忘れてたり。思いつきで動くから・・・。

ともかくも。キッチリ洗って十分に乾燥させ、適当にマスキングしてからプライマーを塗布。 シートバックトレイを塗った際、染めQって透明度が高い印象を受けたので(もともとが皮革の染色用ですけど)、黒部品に色を載せやすくする目的でロイヤルグレーを下地剤代わりに塗布。

そして「焦げ茶っぽい使用感のある牛革」を目指してベース色に選んだエスプレッソ・ブラウンだったのですが・・・。

これじゃ、チョコレート・ブラウンじゃん。

シートバックトレイを塗った時にも気になったのですが、皮革用の塗料のせいなのか、浸透性のないプラスチックでは見本色よりもカナリ明るい方に振られる印象があります。もっとも、ロイヤルグレーと絵の具の様に混ざってしまった可能性も否定できませんが(でもちゃんと乾燥させてたからなぁ)。

さりながら。いまさら後には引けないとレインボーマンの気持ちになって、ワインレッドを上塗り。染色ムラっぽい雰囲気を追加してみました。

さりながら。やっぱり、どう見てもプラスチックだなぁ(笑)。もう少しフラットな仕上がりになるものと内心期待していたんですけどね。クリアを吹くとテカテカとプラスチック感が増大するので(いずれにしたって買ってなかったし)、これにて一件落着。

クルマに取付けたところ。
恐れていたよりは、シックリ。

というよりも、当初アタマの中で描いていた渋いイメージより、これくらいビビッドな方がオモチャっぽい軽自動車に合っているのかも知れません(笑)。先に塗装済みのセンタークラスターやグローブボックスとのバランスも悪くないかな、と。

ワインレッドを加えて彩度を上げたことで、室内に回り込んでいる車体色とのバランスも良好(茶系が強いと沈んでしまうかと)。ちなみに、狙っていたのは「宇治金時」です。

そうそう。シンナー臭が少ないのは、染めQの美点ですね。

なお、車内で一番気になっているのは、エアバッグカバーとダッシュボードの色ズレ。いかにも陽に焼けました、実は材質も違うんです、みたいでイヤなのです。でもダッシュボード全体をドウニカしようとすると、エライ手間ですからね。諦め。

ただそれも、インパネが黒かったときにはモノクロ3段階調で目立っていたのですが、いまや赤茶のインパネに目が奪われる所為か、余り気にならなくなりました。

てことで、結果オーライです。準備の悪さで塗料のツキが心配ですが、まぁ、実際たいした手間でもありませんでしたし、剝がれたら(今度こそキチンと)塗り直してやればいいや、くらいの心持ちでおりまする。

DAIHATSU NAKED:オーナメントとグリルを塗る。

年明けに交換したフロントパネル。破損したフロントパネル本体は廃棄したのですが、なんとなーくグリルとオーナメントのセットを残していたので、なんとなーく塗ることにしました。

オーナメントの背景色はナンバープレートに合わせた黄色にすることに。塗装した他の部品の乾燥中に思いついたものだから、近所のホームセンターで売っていたカンペハピオの水性シリコンカラースプレー・イエローで済ませました。何を使おうがどうせメッキ相手でツキが悪いし、であれば自動車用の塗料ではなく、粘り気のある塗料の方がイイかなぁという頭もあり(それに安かったし!)。

で。たっぷり塗りました。しかも日を置いて2回も。たっぷり塗り過ぎたおかげで、塗面やわらかー(笑)。

工程を記しますと、マスキング→イエロー塗装→生乾きでマスキングを外して乾燥→塗面確認→再マスキング→再イエロー塗装→生乾きでマスキング外し→おおよそ乾燥してから爪でハミ出した部分を削り落とし→簡単にマスキング→クリアがけ(Holts A-4)→乾燥後、爪でメッキ上面のクリアを削り落として完成。

よくよく見ると色むらや気泡がありますし、マスキングがいい加減だったこともバレバレなんですが、間近で見るようなモノではないからいーんです。それにスペアがあるのをいいことにテスト感覚もありますし。

グリルは、Holts バンパープライマーで下地を整えてから Holts つや消し黒を格子に沿って四面むらなく吹きつけました。最後のつもりだった3回目の塗装で、間違えてセンタークラスターの塗装に使っていたブラキッシュカーキMを塗ってしまい、更につや消し黒で誤摩化したので、合計4度塗り! その上からクリアを吹いたから、都合5層です。

日焼けして退色した無塗装品と比べてみると、写真の通り、明らかに質感向上♪

車体に取付けたところ。

以前つけていたカラフルなクッションバー退屈な黒いモノに置き換わってから、いささか寂しく感じていたので、なおさらワンポイントの黄色がイイ感じ。

あとは耐久性がどれほどのものか。
少なくとも初洗車機は無傷で終えました(笑)。

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