ネイキッドのドアバイザーを取り外したのはいいものの、バイザーに残された19年モノの両面テープが容易く剥がれるわけもなく。試行錯誤を繰り返しながら、就寝前にテープ剥がしに勤しむ日々が続いておりました。最終的に辿り着いた方法は…
①カッターで、できるだけ薄く削ぐ
②両面テープ剥がし剤を塗布
③プラスチック製のヘラで削ぐ
カチコチに硬化した両面テープに剥離剤を塗っても、ヘラで削げるほど溶解するのは表面だけ。ただ、その下も少しは軟化するので、カッターの刃が入りやすくなります。結果、①〜③の繰り返し。たまに指の腹や爪を使って落として行くのも、ハイキング中に上り坂を後ろ向きに歩くと楽に感じる程度に、善し。
これ以上はムリそう、と感じたら…
④600番の耐水ペーパーで研ぐ
ついでに塗装が浮いている箇所に気づいたら…
⑤ヘラ先で破いて耐水ペーパーで研ぐ
そんな、急いで口で吸え!的な作業を進めた結果、ナンともみすぼらしい姿に。ま、ハナから再塗装を前提にしてましたから、構いやしないんですけれど。
一通り剥離作業を終えてから、塗料のツキを良くするために古い塗装面全体を軽く耐水ペーパーがけ。でもって、台所用洗剤でバイザー全体をシッカリ洗い、キッチリ乾燥させておきましたよ、と。
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たぶん1年くらい前からだと思うのですけれど、雨天走行時に窓を少し開けていると、ドアバイザーの裏から滴ってきた水が車内に入り込むようになっていました。ドアバイザーを取り付けている両面テープが風化して、ドアとの間に隙間が生じたのが原因。
まずは、ドアバイザーを固定している(脱落を予防している?)ナイロンリベット2点を、裏側からマイナスドライバーで押し当てて抜く。写真はバイザー取り外し後に撮影したものですが、ドア側のステーは、ドア上辺内側のウェザーストリップで固定されていました。
ドアバイザーの引き剥がしには、両面テープ剥がしスプレーと付属のプラスチックのヘラを併用。既に接着面が4割方崩壊しているから楽勝だろうと思いきや、取り付けから19年を経た両面テープは、もはやボロボロとした別のナニモノカに変質を遂げていて、素直に剥がれてくれない。平べったい木製スプーンでカチンコチンに凍ったカップアイスに挑むような、或は、生木で焚き火をおこそうとするような、そんな戦う前から敗北感が漂っていた作業でありましたとさ。
ともあれ、全てのバイザーの取り外しには成功。
左後部ドアは、作業過程で部分的に塗装が剥離。先日、数年前にボディへ貼付けたテープを剥がした際に塗装ハガレが生じていたので、これまた想定内だったけど、やっぱ、テンション下がるなぁ…。
ホントは、今日のうちにドアに残ったテープの残骸を全て落としてしまうつもりでいたのですが、前述の通り、古い車両だけに一筋縄ではいかないので、いったん中断。道具を整えて、来週末にでも再試行の予定。
ネイキッドの車検整備が完了したとのことで、夕方、引き取ってきました。
初期登録から今年で丸19年、この9月で中古購入から丸10年経過。走行距離は、約19万4千km(購入時、約12万km)。どうせだから20万kmまで乗ってやろうと意気込んでいた時期もあったのですけれど、昨春に引っ越してからというもの乗車機会がガクンと減ってしまい、ここ1年の走行距離は約2千5百km。この調子じゃ、20万km達成にあと2年半かかるよ、と。もう1回、車検に出せってか。

あと、エンジンルームにもサビが目立つようになってきたので、