先週のスピーカー交換時に改めて気づかされた、エンジンルームのサビ。
バイザーの取り付け作業が手早く終わったので(3枚しか貼ってないしね…)、こちらも手早く対策を講じることにしました。
まずは、オイルや何やらの交換年月日が記された歴代整備のアルミステッカーを最新版だけ残して剥がしてしまう。中でも厄介な紙製ステッカーが貼られたエアダクトチューブは、本体ごと取り出して強力粘着剤ハガシを塗布してステッカーを剥がす。薬剤が強力過ぎてプラが白化したことには目をつむり、外側を中性洗剤で洗って天日干し。
車両に戻って、サビの繁茂具合を再確認したのち、真鍮ブラシで浮きサビをコスリ落としていく。
さらに、サビ落し消しゴム(#240)も併用。これ、今まであんまり役に立ってこなかったのだけど、複雑に込み入ったエンジンルーム内のアレコレの表面をザッと均す作業には丁度イイ感じでした。
汚れたところは、バケツを持ち出して水洗いするのも億劫だったので、バイザー取り付けに使ったシリコンオフ&キッチンペーパーと、アルコール除菌シートでフキフキ(ホントはプラやゴムには良くないのだろうけど)。
浮きサビと汚れをザっと落としたところで、今度は表面処理。当初はサビの上から塗れる建材用の油性塗料(2色)を直に筆塗りするつもりでいたのですが、思っていたよりもサビに侵された範囲が広かったのと、今更ながらにエンジンルーム内の込み入り様に色分けする意欲が挫けたので、ひとまず赤サビから黒サビへの転換処置を施しておくことにしました。
残りわずかとなったサビキラーを希釈し、塗料ではなくサビ転換剤として利用。
そして、元の色が何色だろうがお構いなしに、手の届く範囲のサビつき面を嘘くさい銀色に仕立て上げていく。
サビキラー塗布後、エアダクトチューブの取り付け。しかるのち、プラ素材パーツにはダッシュボード用の艶出し剤を、ゴム素材パーツにはラバープロテクタントを塗り込んで、本日作業、終了。
来週あたりにでも摺動部品をオイルアップするかな。色塗装をどうするかは、その時にでも考えようかと。
|秋補修:#1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19|
ドア窓を下ろし、バイザーを仮当てしてプラリベット穴の位置を見定め、上辺のウェザーストリップを少し引き出してクリップを潜り込ませる。そしてウェザーストリップを元に戻し、再度バイザーを仮当てしながら、プラリベット穴と重なる位置までクリップを滑らせる。
事前にバイザーの取り付け方法を調べた範囲では、先にプラリベットを通してしまうらしい。だがしかしけれども、如何せん今回使用した両面テープの台紙が硬い上に、複数枚に分断されているため、狭い隙間でも一気に剥がせる様な代物ではない。よって、三度バイザーを仮当てし、クリップ穴との位置、および、押し付けたときのドア縁との位置関係を頭に入れ、あとは一発勝負。台紙を剥がしたドアバイザーを慎重に貼り付けました。
そして、接着部に圧を加える。これでどうだぁ。
かくして、左側2枚、完了♩
起伏の少ない上辺だけに両面テープがかかるよう、現物合わせでソコだけ細切りにした両面テープを貼り付けることにした次第。
うん、いい感じ。
数日前、試しに取り付けてみようと思い立ち、途中で詰まったプラリベットのカラーを無理に押し込もうとして、バイザーを割っていたのでした。
エーモンの超強力両面テープ 3928(10mm巾、2m長)を3巻用意しておいたものの、実際には2巻で少し余りが出たくらい。バイザー側の被接着面をシリコンオフで清掃し、貼り付け作業開始。
私のネイキッドに付いてたバイザーは、magical gear 印のブリスタータイプ。フロント用の前方は弧を描いています。使用した両面テープの接着テープ自体はゲル状で縦横自由に曲げられるのですが、プラスチック製の台紙は横には曲がらない。よって、曲線部では、無理やりテープを横に曲げて台紙を浮かせ、浮いたところをハサミでチョン、の、繰り返し。
硬い台紙に守られたゲル状の接着層をソコソコ長い距離に貼り付けていると、どうしても手元が微妙にズレて、接着層に歪みが生じて凸凹になることしばしば。また、当然の様にあちらこちらに気泡が混ざったりしてしまいます。
生じてしまった気泡には、上からカッターで切れ目を入れて空気を逃し、凸凹の凸部は切り割いて圧を逃がせる様にしときました。ゲル状だけに、一度貼り付けてしまうと「剥がして貼り直す」ことが出来ないのがツライところでしたね…。