HONDA MD90:再整備#3 ステップの再塗装

キックスターターアーム同様に4年前に塗装しなおしていたものの、キックスターターアームよりは念入りに処理していたハズのステップではありますが、もはや鉄屑の様相を呈しておりました。よって、再塗装。

ステップを外すには事前にマフラーを外さなくてはなりませぬ。MDって、こうした芋づる式の部品外しにゲンナリさせられる機会が多いバイクではありますね。

ほら、鉄屑。

例によって、ボンスターでガーッ!と磨いて、サビキラー塗布。周辺部品もついでにキレイに。

前回、下地処理なしに直接ブラック塗装したことが今の惨状を招いた一因と思われたので、今回はキッチリとプラサフをば。事前にゴム部分とエンジンとの勘合面をざっとマスキング。

キッチリと言いつつも、(面倒くさがって)古い塗料を完全に落としたわけでなし。入り組んでいる箇所なぞは厚塗りの極み。

プラサフの乾燥時間を十分にとってから、Holts つや消し黒を二度塗り。サビが出たらタッチアップ対応する前提なので、クリア塗装なし。

ま、こんくらいで良しとしましょう。

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HONDA MD90:再整備#2 キックスターターアームの再塗装

他の部品に比べれば軽度なものの、キックペダルのアーム部にもそれなりのサビ。4年前の整備では、ボンスターで磨いてメタリック塗料を直接吹いてオシマイにしてましたからね。まぁ、無理からぬこと。

今回は、ボンスターでサビ(と部分的に塗装)を落としたあとにサビキラーを塗る工程を追加。そして、4年前から使い残されていたボデーペン(ガンメタ)の出番。

ガンメタ二度塗り乾燥後、同じく4年間熟成されていたクリアを二度塗りして、はいオシマイ。

靴やズボンでこすられ続けているうちにクリア層なんて容易に剥がれそうな気はすれど、ウレタン塗料なんてもったいないし、都合5層もあればサビの侵攻を少しは遅らせられるんではないかと期待しているところ。

ペダル部分のゴムが鈍く光っているのは、4年前の手抜き塗装の名残り。あのときは、マスキングすらしてませんでしたからね…。あとでつや消し黒でも塗っておくかな。

そのペダルを固定する役目を担うバネが完全にバカになっていて、いとも容易にペダルが回ってしまう。これ、走行中にふくらはぎに当たって結構うっとうしいのだけれど、上から圧入されたリングでバネが固定されているぽいので、ドウニカするのは難しそう。よって、ここは放置&我慢、かな。

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HONDA MD90:再整備#1 センタースタンドの塗装とスプリング交換

6月は、郵政カブ勝手に整備月間です。まずは、停めるたんびに地面にサビを巻き散らかすようになっていたセンタースタンドの話題から。

なにはともあれ、作業するのにスタンドの取り外し。なんせ、走行中にスタンドが地面近くまでブラブラするくらいバネがへたってましたから、スプリングは素手でいとも簡単に外れました。

センタースタンドはリアブレーキペダルとシャフトを共有しているので、シャフトを固定するナットのほか、ペダルに繋がるスプリングやら何やらも取り外し。

そして、シャフトの反対側についている割りピンを抜き、プラハンマーでガンガンガン!

…びくともしない。シャフトがフレームに完全に固着してしまっている気配。

中性洗剤を垂らしたボンスターで、浮きサビと塗装とオイルと汚れ落し。蜘蛛の糸が大量に巻き付いていて閉口しました。既に素材内部までサビが侵攻している気配でしたし、所詮は目立たぬスタンドなので、サビ落し・塗装落しは適当な塩梅まで。

やっぱサビにはサビキラー♪なのかどうか、初めて使うから知らないけれど、ともあれ謳い文句通りの黒サビ安定化を願いつつ筆塗り二度塗り。

ついでに周辺の部品にもサビキラー。70年代を彷彿させる、スペーシーな銀色が素敵。

その翌日、上塗り。今回は、サビの上から塗れるという建材用の油性塗料(つや消し黒)を使うことにしました。ただし、自動車部品には使うなの但書つき。まぁ、スタンドならソンナに熱くはならないだろうし、ガソリンやらオイルやらで塗装が溶けるようならタッチアップすりゃいいだろ、くらいな心づもりにて。

そしてペタペタ塗り始めたのだけれど、一度塗り用だけに塗料の粘度が高くって、そうそうキレイには仕上がらず。ま、スタンドだもん。気にしない気にしない。サビが舞い散らなくなれば、それでイイのだ。てことで、塗装終了〜。

ここで新旧スプリングの比較。
ほんと、いいサビだこと。

筆塗り三層で塗膜が厚めなこともあり、念のため1日おいてからスプリングがけ。苦労するかと思いきや、素手で取り付けられました。

てことで、作業完了〜〜♪

なお、マフラーを取り外した状態でスタンドを上げると、チェーンと干渉する可能性が高いです。スプリングが新鮮なうちは特に。

スタンド塗装の際は、要注意。

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