ワインレッドの心

SV650S と共に所有しているストマジ110。

数年前に街乗り用に購入したのですが、取り出しにくい場所に保管しているので、ついついSVの方にまたがってしまっています。でもこれからのシーズンは、サンダル履きの半キャップというラフな格好で乗り回すのにもってこい。ということで、先週末に久しぶりに洗車しながら各部メンテを行いました。

まずは、しばらく前からフロントブレーキの効きが渋くなっていたのと、ブレーキフルードが赤ワイン色に転じていたのが気になっていたので、フルードの交換作業。しかし、そんなことするの6年ぶりで、すっかり手順とコツを忘れてしまっていた私。ちょっと油断したすきに、洗面台からゴボゴボと排水されるがごとくマスタータンク側からフルードが流れきってしまいました。

ディスクブレーキはですね、マスターから繋がるホース、さらにその先の実際にブレーキパッドを動かすピストンが入っているブレーキキャリパーまで、空気が入ってはいけないのです。と、いうか、エアが混ざるとレバーを握っても圧が気泡で吸収されてしまってブレーキが効かなくなる。つまり、このゴボゴボは、面倒のタネ以外の何者でもないのですな。

そういったわけで、ひたすらブレーキレバーを何度も握って加圧して、キャリパーのエア抜き口を緩めて古いフルードと気泡を逃がしていくという作業を延々と繰り返すハメになりました。ところが一向に、レバーに手ごたえが戻らない。知人に電話して、うすらボケた記憶とコツを再確認して、再挑戦。でも、ダメ。午後も早くから始めたのに、とうとう陽が傾いてきてしまいました。

やはりマスター側のどっかにエアがたまっているんだろうと、ドライバーのウシロでトントン叩いても気泡は出てこない。そこでエンジンをかけて振動を加えてやると、プクッ。お、これいいじゃん、とばかりにそれを繰り返していたのですが、エンドレス。日が暮れてきた頃、たまたま遊びにきたバイク乗りの知人のアドバイスで、マスターに繋がるホースを瞬間ゆるめてみたら、ブシュー!! いきおいよくエアが抜けていき、数回後には、念願の手ごたえが。ようやく、作業が終わりましたとさ。あげくの果てにはスクワット後のような筋肉痛。腰もイタタタ。

やっぱり、日頃からバイクをいじってないと、コツをどんどん忘れてしまうものですねぇ。かなり反省。次はSVのフルード交換だ。今度は大丈夫だろう。でも両輪ディスクでフロントはダブル。あー、考えただけでメンドーくさー。・・・いや、それがイカンのですな。

自転車に漕がされてDVDを買いに行く。

「リーサル・ウェポン」シリーズの廉価版(¥1,500)DVDが発売開始。

好きなシリーズであるので買ってみっかなと調べてみたら、何故か「4」だけ「両面1層」。少々高くてもいいから、以前発売されていた商品なら「片面2層」かもしれないなぁと仕様を調べてみたら、これまた「両面1層」。そんなレーザーディスクみたいなモン売るんじゃねぇや。いや、まだレーザーディスクの方が両面再生機能があるからナンボかマシってもんだ。

と、憤慨しながらも、新宿のヨドバシまでチャリで向かう。さいきん腰痛対策もあってし2〜3日おきにプールで泳ぎ、そして積極的に歩くようにしてはいるものの、自転車はほとんど乗っていなかった私。大した距離でもないのに、モモから足首にかけて筋肉にハリが・・・。使う筋肉が違うとはいえ、情けない。えぇ、情けない。

とにもかくにもヨドバシで商品4点をわし掴みにし、そそくさとレジで支払いを済ませてしまう。ボケッと周囲の商品を眺めていたとき、店員がナニカ筒状のものをゴソゴソと商品袋に詰め込んでいる気配に気づいた。どうせ広告を丸めたヤツだろうと思って気にせずに、そのままカバンに詰めてしまったのだが、実はワーナー印の懐中電灯だった。百円ショップクオリティのシロモノで、しかもソレが4本。どうしろというのだ。迷惑ではないか、ワーナー。

他の買い物のため館内の階段を上り下りし、再び筋肉のハリを訴える足にカツを入れながら帰宅。「4」の「両面1層」がどういう分割なのか不安だったので、早速開封してマックでメニュー画面を確認してみた。 Side A が本編で、Side B が特典映像。ほ。良識を疑って悪かったな、ワーナー。でもやっぱり両面ディスクは好きになれないぞ、ワーナー。 

吉野家を諦めてみる

街角から牛丼が姿を消してから、松屋で定食を2度食った以外、
牛丼屋から足が遠のいていた。

一昨日、気が向いて、吉野家の「豚キムチ丼(並 ¥370)」を食ってみた。
話には聞いていたが、どうってことない味だなー。
牛丼のノリで食うと、味の薄さに肩透かし。
ツユでメシが食えないなんて、「丼」としてナンセンスだと思う。
2/3くらいで飽きてきた。完食したが、それもキムチがあったからこそ。
ただの豚丼は、頼む気にはなれない。

今後、吉野家を救ってやるかどうかは、
カレー丼を食べてから再検討してやることにしよう。と心に決めた。

その翌日、再び吉野家のカウンターに座った。
隣に座った客が「並!」と叫んだ。豚丼が出てきた。
なんだか不適切な言葉使いにしか思えなかった。
そんなに豚丼は定着していたのか・・・。
一方、私はカレー丼(並 ¥350)を食ってみた。・・・ふーん。

「並!」と叫んで牛丼が出てくる日まで、さらば吉野家。

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