ひとしきり汚れを落としたあと、個々の処理に着手。
まずは、シートバックトレイ。強力両面テープ剥がし剤とヘラで、残されていた風切り音防止テープを責め立てる。ついでに、同テープの粘着材の残骸も責め立てる。かてて加えて、点々とついていたゴム製滑り止めマット痕も責め立てる。
ただし。両面テープ剥がし剤って、つまりは溶剤なので、水性塗料の塗装面はおろかトレイ自身(PP)まで冒します。取扱注意、にて。
両面テープ剥がし剤で溶解してベトベトした箇所を無水アルコールで拭き取ってから、耐水ペーパー(#600)で劣化した塗面を削る。
過去の塗装では、染めQ(水性)で塗ってから、シャーシーコート クリア(水性)を上塗りしていたのですが、そのクリア層を剥がせれば良いかな、くらいのつもりで研ぎました。シボ加工の凹みやボス穴に塗料が残ってても、無視無視。だって、完璧を狙うと面倒なんだもん。
続いて、ワイパーアーム3本を、シートバックトレイで使用済みの耐水ペーパー(つまりは#600以上?)でザザっと研磨。
ただし、リアワイパー上面のサビが広がっていた範囲はキッチリ磨き、サビ取りクリームを処方。さらに、研磨。
そして、ドアミラーのマラカス化の原因は、内部で崩落していたサビ。音の違いは、崩壊具合の差。いやもう、驚くぐらい、サビが出てきました。
特にカラカラと鳴っていた右ドアミラーは、ボルト穴から出てこないサイズがゴロゴロ。もう、シェイクして、顔が見えたらラジペンで砕いて排出しての繰り返し。本来は板状をしていたらしき形跡があったので、何らかのステーだと思われます。まぁ、これまでコンナ状態で走っていて不都合はなかったので、実用上の問題はないものと期待したいところですが…。
最後に改めて洗浄したところで、日が暮れ始めました。ホントは保安部品だけでも、本日中に塗装まで終わらせたかったんですけどね…。ドアミラーのサビ摘出に思わぬ時間を費やしてしまいましたとさ。
いや、待て。金属面が露出しているリアワイパーだけでも、プラサフがけしておこう。うん。
てことで、今度こそ日没サスペンデッド。
さて、明日は何から作業したものか。
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ドア開口部の
準備した塗料は、Holts の車種別調色スプレー(MINI MIX / DAIHATSU G34 ダークオリーブマイカ)とクリアー。ハガレ部分の段差解消にプラサフをあてようかなとも思ったのですが、目立たぬ箇所なので結局使わずじまい。
1週間前に患部周辺を細目の耐水ペーパー(#1000)で研磨してあったので、シリコンオフでの清掃からスタート。
まずは、車体色を10分間隔で3度塗り。最後の塗装から3分くらい乾燥させてから、マスキングテープを全剥がし。塗装範囲の少し外側を速やかに再マスキングして、クリアをスプレー。その後、10分間隔で3度塗り。
最後のクリア塗装から5分ほど時間をおいて、マスク材を全撤去。あとは乾燥させるのみ。
今回は、左側面の前席と後席のサイドシル2カ所を塗装したわけですが、やや風があったのと雲行きが怪しくもあったので、撤収しやすいように前後席の作業を完全に切り分けました。並行作業したときと比べて倍の時間をかけたことになるものの、ま、急な雨で慌てふためく量が半分になると思えば、掛けてもいい保険ってところですかね(結局、降りませんでしたけど!)。
まずは、
ええい、敢えて段差を残し、プラサフで少しでも埋めてやれ。
プラサフの乾燥を待つ間に、最終的な全体研磨(#1000)。なのですが。ついさっき投稿した過去の振り返り記事で、先週末に研磨していたことを思い出しまして…。おいおい、研ぎ過ぎだよ。
①全スプレー塗装(ボディ色&クリア)
実際にドアバイザーを当てて遮蔽範囲を見定め、マスキングテープでマーキング。何せ一回塗りのドロリとした黒ペンキなので、あとは一気呵成にペタペタペタ。
そして、その出来上がりは…。まるで、児童公園の遊具。おまけに、ひどい筆ムラ。