DAIHATSU NAKED:秋補修#7 いろいろ外す。

ここ2ヶ月に渡って修繕しているドアバイザー周辺のほかにも、補修すべき箇所がアチコチあるネイキッド翁。本日から、そのアチコチに手をつけることにしました。

さっそく取り外したのは、以下のモノドモ。過去に取り外し方法を記録していた部品については、記事ページへのリンクを張っておきます。

やっぱり助手席側のドアミラーが鬼門で、前回取り付け時にドアパネル内に落としていたナットを、今度は取り外し時に落としてしまいました。よって、スピーカーを外してのナット救出作業、追加。

点数からして1日のうちに作業を終えられるとは思えなかったので、記憶が新鮮なうちに取り外した締結部品をパウチで小分け保管。

さて、続いて状態確認、と。

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DAIHATSU NAKED:ドアミラーを塗る。

いかにも日にさらされ続けていた感が強かった、ネイキッドのドアミラーを塗装することにしました。

ミラーのマウント部は退色による色むらがヤな感じ。一方、ミラー本体はプラの生成り(未塗装)で劣化がそれほど目立ちはしないものの、なんとなーく古びたオーラが漂っておりました。

ドアミラーを外すには、まずフロントドア内側前方にあるカマボコ型の金属板を外します。金属板はプラネジ2箇所でドアに固定され、さらにシーリング剤(ブチルゴム?)で粘着されています。最初、気温が10度ソコソコの日に外そうとしたら、シーリング剤が硬くてビクともしませんでした。その1週間後、気温20度くらいのイイ陽気に作業したら、あっけなく外れてバンザイ! 金属板はエラク薄くてヤワなので、外す際には折り曲げ注意です。

ドアミラーは内側から六角ナット1ヵ所、外側からプラスネジ2ヵ所(上の写真参照)で固定されています。内側のナットは、金属板を外した穴のヤヤ上側にあります。少し深いのでエクステンションをつけたラチェットレンチが必要になるのですが、手持ちのエクステンションだと長過ぎて垂直に嵌ってくれませんでした。しかたないのでドアの中に落とさぬよう、かつナットの角を舐めぬよう、慎重作業。

ミラー部とマウントはロックタイト付きの六角ナットで固定されています。部品を分離する前に、ミラーとマウントを手で回転させて、その堅さ加減を覚えておきました。

分離してからは、ボルトの尻尾がミラーの内側に入り込まない様に要注意。中に落とし込むと、出すのに神社のおみくじ状態になります(けっこうイライラしました)。早めにワッシャーとスプリングとともにナットを戻して中に引っ込まないようにした方が安全でしょう。

ミラーのマウント部は退色による色むらが分離したあとは、中性洗剤で脱脂して、耐水ペーパー(#600)で表面粗シ。そしてまた洗って乾燥。

鏡面部はもちろんですが、ミラー部とマウント部の慴動部に塗装を付けるとロクなことがなさそうに思えたので、それぞれマスキング。

※同時にインパネ部品も塗っていたので、ドアミラーとは関係ないパーツも写ってます。

塗装に使ったのは、以下のスプレー塗料です。

◎ミラー部:染めQプライマー、Holts つや消し黒
◎マウント:染めQプライマー、Holts ブラキッシュカーキM(T-41)、Holts クリア(A-4)

ブラキッシュカーキMは昔のカリーナEDなどの車体色で、「黒っぽいカーキ」といってもほんのりカーキグリーン寄りの少しくすんだ感じのダークグレーメタリックでした。車体のオリーブドラブと馴染み、ミラーの黒に繋がる色として選択。染めQプライマーは、シートのバックパネルを塗ったときの残り物です。

塗り終わって組み付けたところ。ほんの少しだけ、#2000番の耐水ペーパーで表面を均しました。

ミラー部の質感は「成形したての黒プラスチック」みたいなイイ感じ。耐久性を考えると少しクリアを吹いておいた方が良かったのかもしれませんが。

取り外しと逆の手順で車体に取付けたところ。鈍い光沢を放つマウントの自己主張も適度です。実は作業終盤に陽が傾いてきてしまい、暮れきる前に車体に取付けようと表面研磨をホドホドに済ませてしまった、という裏事情はさておきますが(笑)。

なお。例のドア内側のナットは、外すときよりも取付けるときの方が厄介ですので、ご注意を。助手席側のナットをドアの中に落としてしまった人が言うのだから、間違いありません!

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