7月に入って早々、沖縄の長い梅雨が明けまして。中休みが長かったとはいうものの、その前後の雨量が半端なかったものだから、サビ・カビが大量発生。そんな次第で毎週末、アレやコレのメンテナンスに勤しんでおりました。

例えば、黒カビの生えたネイキッドのサンバイザーは、車両から取り外しキッチンペーパーを巻いてカビキラー処理して…

購入から約半年が経過し、サビ増量中の AXIS Treet は、洗車して赤サビ転換剤を塗って注油して…

青カビが生えたヘルメットのインナーは、洗剤で手洗いして日光消毒からの陰干しして…

やはり青カビに覆われた革カバンは、ハケで清掃してアルコールで拭って日光消毒して陰干ししてオイルアップして…

ついでだから黒カビが点在していたカーテンも洗ってしまい…

梅雨入り前に清掃していたエアコンも、念のため再清掃。

てな感じで、先週末あたりには一区切りつけた気になっていたのですけどね。
なに、この、台風に続く梅雨みたいな予報。
ネイキッドの
実際に座ってみると、座面が高くてアップライトな姿勢が取れるのは好ましいのだけれど、目前に低角度で迫ってくるフロントウィンドウが鬱陶しい感じ。さらに窓が小さいうえに位置が高くて、狭いユニットバスに押し込められているような窮屈さも、ちょっとなぁ…、でした。以前、代車で借りた初代ミラジーノの方が、寸法上は狭くても閉塞感は少なかったような。ちょっとしたバランスだと思うのだけれど、似たような大きさのくせして不思議なもんですね。もっとも、あくまで第一印象での違和感であって、使い続けているうちに気にならなくなってしまう部類でしょうが。

ホルツの整えスポンジで表面を均し、マイクロコンパウンドで磨いていったのですけれど、なんかこう、正しい段階を踏めていないような、正しく均せていないような、そんな違和感を覚えたのです。思い返すに。先週の塗装で塗りムラが生じてしまい、翌日に塗り足してはいたものの、完全に塗りムラを解消してはいなかったわけで。少しくらいの色ムラなんざ研磨でどうにかできるだろうとタカを括っていたのですが、塗りが足りない領域の存在が、思い通りに研磨作業を進められない違和感に通じていそう。
このまま無闇に作業を進めても、どうせロクなことにはならないだろうし(きっと塗装の薄い領域を剥ぎ取ってしまう)、かといって、原因究明に勤しんで仕切り直す気力があるわけでなし。ここは美しい艶出し仕上げを諦めて、自家塗装で艶消し仕様ですけど何か?で済ませてしまうことにしました。いや、いいんです。
ブレードは数年前に NWB 製に取り替えていました。
雨上がりを見計らい、車体にブレードを取り付け、車内をちょちょいと掃除して、本日の作業、終了!