
2月の振り返り記事になりますが。コロナ禍の巣篭もり生活の中、ご多分に漏れず私も身の回りのモノの整理を進めておりました。第一目標が、紙資料の山のデジタル化(自炊)。第二目標が、漫画単行本のデジタル化(買い直し)。その結果、カラーボックス 6段分とメタルラック2段分の空きスペースを獲得したのです。
部屋には高さ180cmの6段カラーボックスが3台あって、前々から圧を感じていたため、隣接する2台の2段分(計4段分)を伐採することは確定済み。
そして残った空き2段分を利用し、高さ2段分のスペースに棚板を1枚足して3段化してやれば、一昨年工夫したCD収納区画もいい具合に改善されるんじゃね?と思い至ってしまったのでした。

ということで、上から3枚目の棚板が天面になる様な位置で縦板をギコギコ裁断。

裁断後、断面を軽くやすりがけ。
通常の棚板には背板を嵌める溝が両面に彫られ見た目が悪かったため、天板とリプレイス。

ここで、この製品の板材は、ネジ留めする場所だけ梁が通された中空構造だったことが判明。たまたま、残す側の切断面がキレイな状態で救われました。

そして棚板を2枚取り付けるため、ドリルでネジの通し穴を開ける。
もちろん梁なし。側面のベニヤ板だけで荷重を支える、強度面で信頼性に欠ける構造物であります。

背板2枚をカッターでいい塩梅に切断し、棚板2枚をねじ止め。そして1台目、作業完了。
新旧並べると、CD置き場1段あたりの高さの違いが一目瞭然ですね。
新しい方は、書籍の単行本がキッチリ入る程度の高さ。手持ちの全アルバムを立てて収めることができました。
以前は、写真の左1/3にあるスプリングスティーンのアルバム「Wrecking Ball」や、右端のジェフ・リンズELOのライブ盤はまだしも、右1/5にあるELO「Secret Messages(紙ジャケ新盤)」の高さでも入りませんでしたからね。
加工はさほど面倒ではなかったとはいえ、2台分でしたから少々作業に飽きました。さりながら、CDが気持ちよく収まってスッキリ。かてて加えて、カラーボックスに隠れ存在を忘れかけていたベランダの照明スイッチが姿を現し、その再会の喜びまで感じられた作業でありましたとさ。

特に考えもなく主材料は、MDF材(450x600x9mm)。テキトーに図面を引いて、
スピーカーのエンクロージャーは同じ MDF 材に自動車用スプレーで塗装していたので、どうせだから別パターンの仕上げ方を試すことにしました。そこで取り出してきたのは、購入から6年くらい経過しているのではないかと思われる、ジャングル迷彩のカッティングシート。
次に取り出したのは、一昨年、ほんの少し使っただけで終わってしまった、若草色の半つや水性塗料。
1層目は濃度薄めにハケ塗り。乾燥後、筆ムラを均すつもりでサンディング。2層目は濃度フツーであっさり塗ってからサンディング。3層目は濃度フツーで厚めに塗って塗装終了。これを板4枚。6面全部を塗ったのと、最後が厚めだったせいか、乾燥して臭いが抜けるまで数日を要しました。
水性塗料を研磨したらどうなるのか興味があったので、乾燥後に4枚8面の中から塗装の厚そうな1面を選んで、#600 の耐水ペーパーで浅ぁく水研ぎしてみました。だがしかしけれども。筆塗りの凸凹の底面に到達する前に、一部地肌が露出しそうになったので、作業中止。これ、やはり塗装時に筆ムラをキッチリ削って、均質な塗膜を十分に重ねてやらないとダメっすね。半つや塗料の3層塗り程度じゃ、磨き上げ工程に耐えきれないよと。
横道に逸れながらも板の処理にケリをつけたら、あとは重ねるだけ。