自作スピーカー:#3 エンクロージャーの組み立て

先々週の週末に揃った部品を、先週末に組み上げてました。以下、振り返りで。

木材部品はDIYストアの店員さんにバッサバッサと切り出していただいたもの(しかも無料)なので、まずは積み木して現物による組み合わせを確認。上手い店員さんに当たったようで、寸法のバラツキが少なくて助かりました(感謝)。

エンクロージャーは「カラーボックス1段に無理なく2台収まる大きさ」を参考値として、当初は一辺 20cm 程度のサイコロ形状の密閉型にしようかな、と考えていました。

ただ、その大きさだと 16cm ウーハー相手では容量が少な過ぎ、さらに密閉してしまうと音が詰まり過ぎるような気配が。また、スピーカーユニットと接地面が近くて足元が板切れ一枚というのも、なんとなく剛性不足が懸念されそうな気がしたり。

ということで、ソコラヘン(の気分)を解消するために、板厚2枚分の床下構造を追加。バスレフ的な構造をバックロードホーン風に処理しているようだけれど、音ごもりを避けるためだけの穴であって低音強化は意図してません。てか、初めてスピーカーを作る人間の脳内イメージを投影しただけなんで、あソンナツモリなのねレベルにて。

仮組みで穴の通し方を決めたら、組み上がり部品となる床下ユニットを作成。接着剤をたんまり塗って、鉄アレイで丸一日圧着。待っている間に、スピーカーユニットとターミナルの取り付けネジ位置にドリルでガイド穴あけ。

翌日、同じ幅を有するハズの部品を並べ、正しく同じ幅になるように100番の布ヤスリで研磨。が、これ、どう考えてもカンナを使う事案。カンナがないからヤスリで頑張ろうとしたのだけれど、ぜんっぜん進まねぇ。

しまいには面倒になって、寸法が近似する2山に部品を分け、隙間なんざ接着剤とパテでドウニカシテヤルわいということになりました。で、溢れるほどの接着剤を使って一気呵成に組み立て、鉄アレイで筋トレに励んでいただきましたよ、と。

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