車体から取り外された部品たちを簡単に清掃したのち、状態確認。そして商品付属の配線図と見比べながら配線方法を現物確認。
エレクトロタップに寄生され、傷を負ったハーネス(ダイハツ車用配線ケーブル)の被覆には、ビニールテープ処置。当初は熱収縮チューブで処置してやろうと準備していたのですが、ギボシを付け直す手間を惜しんで手抜きしましたハイ。
商品付属のドアスピーカー接続ケーブルの車体側には、接続コネクターへの取り付けを前提にした板状の端子がつけられていました。方や、ネイキッドのドアに通されているスピーカーケーブルの末端はメス型ギボシ。よって、電工ペンチでオス型ギボシに付け変える。
車両に戻って、今度はセパレートツイーターの配線処理。
既設配線を利用するか、新しいケーブルで配線し直すかで少々悩んだのですが、どうせなら新鮮な方が良いだろうと交換することにしました。ここの配線はチト入り組んでいるので、車両に残しておいた古いケーブルの末端を新しいケーブルに結びつけて…
ズルズルと牽引。
なお、既設配線の取り回しについては過去記事で触れてますので、ここでは割愛します。
せっかく這わせたケーブルを落とさぬよう、ツイーターを仮設置。
あ。ツイーター設置予定地周辺は、旧ツイーターの両面テープ跡を今回の整備シリーズで大活躍中の剥離剤で除去し、シリコンオフで清掃済みでした。
ドア側もスピーカーを結線。
今回抜き差ししたギボシ結合部には、接点復活剤を一拭きし、軽く汚れを落としておきました。雨水が通るドア内部に置かれていたケーブル&端子は、さすがに汚れが酷かったです。
でもって、ドアスピーカーを仮設置。
商品にはドアスピーカー裏側に貼り付けるクッションテープが同梱されています。ネイキッドの場合、説明図で記されているよりも外側に貼り付けないと意味をなさない(ドアのスピーカーホールの内側に入ってしまう)ので、事前に現物合わせしてから貼り付けるのが吉。
一通り結線し終えたら、バッテリーをつないで動作確認。
私の車両にはリアスピーカーを取り付けてあるので、メインユニット(DEH-P640)のフェーダー設定で音の出口を前方に振り、さらに左右に振って正しく音が出るかを検証しました。したら、右のドアスピーカーの音が出てないじゃん。スピーカーを取り外して確認したら、ギボシが仮止めのままでしたよ、と。そのほかは、万事オーケー♪
仮止めしていたドアスピーカーのネジを本締めし、作業の為に取り外していたグローブボックスやらトリムやらを元に戻し、散らばった工具やゴミを整理。
落ち着いて作業できる環境を整えたら、最後にツイーターの固定。ケーブルを配線チューブ(3mm)にしまい、設置位置を調整したのち、両面テープで貼り付けて(面倒だからネジ止めなし)、これにてフロントスピーカー交換作業、終了。放置期間が長かった分、いつもよりも多目にスッキリできました。
今回取り付けた KENWOOD KFC-RS163S がドンナモノダカについては、後日レポートします。
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