6月は、郵政カブ勝手に整備月間です。まずは、停めるたんびに地面にサビを巻き散らかすようになっていたセンタースタンドの話題から。
なにはともあれ、作業するのにスタンドの取り外し。なんせ、走行中にスタンドが地面近くまでブラブラするくらいバネがへたってましたから、スプリングは素手でいとも簡単に外れました。
センタースタンドはリアブレーキペダルとシャフトを共有しているので、シャフトを固定するナットのほか、ペダルに繋がるスプリングやら何やらも取り外し。
そして、シャフトの反対側についている割りピンを抜き、プラハンマーでガンガンガン!
…びくともしない。シャフトがフレームに完全に固着してしまっている気配。
中性洗剤を垂らしたボンスターで、浮きサビと塗装とオイルと汚れ落し。蜘蛛の糸が大量に巻き付いていて閉口しました。既に素材内部までサビが侵攻している気配でしたし、所詮は目立たぬスタンドなので、サビ落し・塗装落しは適当な塩梅まで。
やっぱサビにはサビキラー♪なのかどうか、初めて使うから知らないけれど、ともあれ謳い文句通りの黒サビ安定化を願いつつ筆塗り二度塗り。
ついでに周辺の部品にもサビキラー。70年代を彷彿させる、スペーシーな銀色が素敵。
その翌日、上塗り。今回は、サビの上から塗れるという建材用の油性塗料(つや消し黒)を使うことにしました。ただし、自動車部品には使うなの但書つき。まぁ、スタンドならソンナに熱くはならないだろうし、ガソリンやらオイルやらで塗装が溶けるようならタッチアップすりゃいいだろ、くらいな心づもりにて。
そしてペタペタ塗り始めたのだけれど、一度塗り用だけに塗料の粘度が高くって、そうそうキレイには仕上がらず。ま、スタンドだもん。気にしない気にしない。サビが舞い散らなくなれば、それでイイのだ。てことで、塗装終了〜。
ここで新旧スプリングの比較。
ほんと、いいサビだこと。
筆塗り三層で塗膜が厚めなこともあり、念のため1日おいてからスプリングがけ。苦労するかと思いきや、素手で取り付けられました。
てことで、作業完了〜〜♪
なお、マフラーを取り外した状態でスタンドを上げると、チェーンと干渉する可能性が高いです。スプリングが新鮮なうちは特に。
スタンド塗装の際は、要注意。
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