HONDA MD90:春の大清掃#1 サビた部品の取り外し

3月中旬、MDのミラーを交換してイイ気分になっていたところへ水を差していたのが、錆。サビたバイクなのか、サビがバイクなのか良く分からない姿をさらしていましたから…。

ということで、3月末、思い切ってサビ退治に励むことにしました。

まずはエアクリーナーカバー。

表側は「ちょっと傷んできたかな」くらいでしたが、ウラ側はサビサビでした。

マフラーは、外側の手が届きやすい範囲を除いて、サビで覆い尽くされていました。エンジン側のエキパイは、指でこすっただけでサビがボロボロ落ちてくる始末。さらにそのメッキカバーは、ボルトもバンドもサビで固着して完全に融合しておりました。

ステップもサビで溢れてボロボロ。

本当は、目につき易いエアクリーナーカバーとステップだけキレイにしてやるつもりだったんですけどね。コイツを外すのに、マフラーを取り外す必要があったと。

と、いったあたりのサビ落としをしているうちに、せっかく邪魔なマフラーがない状態なので、ついでに後輪やチェーン&スプロケ周りも整備してやろうかなと思い立ったのが翌週末。

リア側クランクケースは、塗装がブックブク状態。またしても鉄サビかと思いきや、実はアルミ製。金属表面から塗膜が浮いてきていた模様。地肌が露出している箇所は、盛大に粉を吹いていました。

そしていざ後輪を取り外そうとしたら、ブレーキ周りのナットが全く回らず。しかたがないので、そのまま車軸を抜いて、後輪を傾けながらファイナルドリブンだけ引っこ抜きました。かなり無理矢理というか、ヤケを起こしましたですはい。

そして、これまた固着したスプロケのナットを外すのに試行錯誤すること4日間。無事外れたときのスッキリ感は格別なものでありました。

てな感じで、次回は錆び落としの巻

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HONDA MD90:ミラーの交換(ふたたび)

久々に郵政カブに目をやって、余りのサビ具合にドウニカしてやろうと思い立ったのは先週末のこと。まずはミラー交換ということで、郵政カブ90に適合&似合いそうな商品をネットで探し、そのまま通販で発注。

選んだのは老舗 NAPOLEON ブランドの、これまた昔からあるラジカルミラー。昭和の時代に DT 50 か HUSTLER 50 に付けていた私にとっても馴染みある製品です。メッキパーツの多い MD90 ではありますが、オフ寄りの CT110 と兄弟車種ですから、オフロード用の部品が案外似合うんじゃねぇかという思惑。

2年前に交換したメッキミラーと並べてみたところ。

よりミラーが大きく、柄が長く、実用性が高そうであります。

てか、メッキミラーの錆び具合には笑うしかありませんね。鏡面部も周辺から曇ってきていて、実際に見える範囲が随分と狭くなっておりました。

このメッキミラーの劣化の早さは海の近くで暮らしている所為である、と言えなくもないでしょうが、もとより1個980円という格安製品に高品質・高機能を望むべくもありません。

それは、比較的安価なラジカルミラーでも同じこと。いずれサビが目立ってくるんじゃないかと(昔そうでしたし)。

ということで、分解!

そして自動車用塗料で上塗り!

まぁ、気休めかもしれませんが、試験的な側面もあり。さらに車両に取付けてから、ボルト部分とミラー背部のネジ頭にグリースを薄く塗って防水対策しておきました。

ラジカルミラーならではの角度出しに苦労しつつ装着してみれば、あれー、なんかカッコいいじゃないですかー。

ヘッドライト、ウィンカー、ミラーとV字型に連なる3つの○がイイ感じ。そしてミラーが触覚ぽくてイイ感じ。

といったあたりは、私の好みでしょうが、広くなった後方視界も含め、付け替えて良かったなー、でありました。

あとは塩まじりの雨がミラーの根本に入り込まない様、ブーツの上の隙間をコーキングしておこうかな、と。

HONDA MD90:ナンバープレート・ホルダーの交換&4ヶ月ぶりに点火

そういえば、ちかごろ動かしていなかった郵政カブ。考えてみたら、11月に乗ったのが最後でした。

だって、寒かったんだもん。
(って、ここは沖縄だっけ)

なんか春めいてきたし、12月に更新した自賠責保険のステッカーを貼ってやろうと思い立ったのが先週の日曜日。ナンバープレートに目をやってみれば、以前からサビがきていたホルダーがもう、ボロボロのウェハース状態。強度も何もあったものではありません。

プレート直付というのも寂しい感じがしたので、近くのパーツ屋でプレートホルダーを買ってきました。POSHというメーカーの、アルミ金色フチつき角丸モデルです。肝心の装着写真を撮り忘れましたが、黄身色の車体色に違和感なく収まってくれました。プレート取付けボルトもサビサビだったので、新品に交換!

さて、4ヶ月も放っておいたので、バッテリーも上がっているに違いない。イグニッションをオンにすることもなく、当然の様にバッテリーを取り外して充電を図りました。すると、充電中のチャージャーから「なにかしら問題ありまっせ」を意味するシグナルメッセージ。確かに交換してから2年以上過ぎているし、余り動かしていないから劣化しててもおかしくはない。どうせだからってんで、チャージャーのサルフェーション機能に期待して、2回ほど充電し直してみました。結果、「まぁ、ええんとちゃうの」シグナルまで回復。

バッテリーが干上がってても火が入るバイクですから、緊迫感なし、ではあるものの、まぁ、しばらく様子見。

そしてバッテリーを覆っているサイドカバーたちは、潮風でベタベタ。固定ネジもサビサビ。ネジはサビをヤスって、ピカール磨き。特にサビが酷い箇所にはサビチェンジャーを塗り、さらに耐サビ塗料を塗ってやりました。

こうして準備が整った部品をカブに戻し、タイヤに空気を入れ、足がツリそうになるまでキックしまくって久方ぶりにエンジンに火が入りました。暖気を終えて乗り出してみれば、なんのことはない、フツーに走り出しましたよ、と。さすがカブ。

しっかし、もともとサビたバイクだったとはいえ、更に輪をかけた状態になった姿を目の当たりにすると、やっぱり気持ち悪いものであり…。一気に手をかけるのも大変だから、細々と手を加えていきましょうかね。まずは、ミラーだな。安全性に係る部品だし。

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