DAIHATSU NAKED:後部ドアの浸水対策#5 作業終了

昨日までに盛っていたパテの乾燥に1日置いて、本日は耐水ペーパーによる研磨作業から着手。

#320 で整えて、#600 で仕上げ。気密性を考えると、各部キッチリ平面出しすべきなんでしょうが、浸水しなきゃいいんじゃね?レベルなので、すんげえラフな作業で済ませました。いや、沖縄の炎天下で2時間近く研磨作業を続けてると、これはもはや苦行の域でして、早く終わらせたい心理が働いていたことは否めません。

補修部の塗装には、郵政カブで大活躍している、サビの上から塗れる建材用の油性塗料を使うことにしました。色は、つや消し黒。

ウェザーストリップとの勘合部をダーっと筆塗りしから、オモテに露出する範囲をどうするか、ちと考える。昨日の左後部ドア下の塗装剥がれの件もあるから、ボディカラーのスプレーを購入して使う、という選択肢もあったのです。だがしかしけれども。買いに行くと時間かかるし、どーせ目立たない場所だし、ドア交換の可能性もあるわけだし、ソンナ気にせんでもイイんじゃねぇか、と。よって、つや消し黒をペタペタ。

塗料の乾燥に1時間かけ、ウェザーストリップを嵌めてみる。やっぱり、色が変わってもソンナに気にならないや。

と、いうことで、右後部ドアのサビ崩壊区画の再建作業、これにて完了。次の記事で総括しときます。

手間をかけた分だけ、なんとなく、このままドア交換せずに乗り続けてもイイかなーという気になってきているんですけれど、耐久性(特に対衝撃性とサビの再発)に疑問があることを忘れちゃいけないよ、と。

ちなみに。塗料の乾燥を待つ間、補修中は保留していた右後部ドアのウェザーストリップへのラバープロテクタント塗布と、リアハッチ周りの清掃で時間を潰してました。

したら、リアハッチ裏のトリムのネジ2本が緩んでいることが判明。例のカタン・カシャン音の原因は、ココにもあったようですね。やっぱ、常日頃からのメンテ作業って、大切だなぁ。あちこち見て触るからこそ気づくことって、多いですものね。でもなぁ、使用頻度が下がると、ついつい、放置しちゃうんだよなぁ。ここは海よりも深く、反省。

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DAIHATSU NAKED:後部ドアの浸水対策#4 大詰め

前回までに、ウェザーストリップ固定部の車内側の構造(底面と堤防)は復旧したので、本日はドア縁の壁を再建することにしました。この壁には半円柱状の中空構造が横に走っていて、ウェザーストリップの縦方向の動きを制限する(固定する)機能を果たしている模様。

サビで崩壊したこの半円柱をどうやって復元するか。いろいろ考えた挙げ句、DIY屋で目にした真鍮パイプ(φ3mm)を用いることにしました。

まずは中途半端に残っていた半円柱の残骸を、金ヤスリで切除。真鍮パイプを適当な長さに切断し、パテの食いつきを良くするために表面を耐水ペーパーで荒らす。してからに、真鍮パイプを渡らせる範囲のドア側に金属パテを盛り、真鍮パイプを押し付けて固定。真鍮パイプの下側にはウェザーストリップ下側が潜り込むので、溢れたパテをヘラで除去&成形。

真鍮パイプの両端と、ドア側の半円柱の破断面を金属パテで繋ぐ。でもって、サビを除去して薄くなっていた、半円柱よりも上部分の壁を金属パテで補修。ついでに、前々回のパテ補修のアラを金属パテで潰していきましたよ、と。

いやあ、セメダインの金属パテって、夏場は混合してからあっちゅう間に硬くなっていくので、パテ盛りが気ぜわしいわ、作業がチマチマ断片化するわで結構大変でした。

作業を終え、ドアを締めるためにウェザーストリップを嵌めたところ、明らかに固定時のシッカリ感が増してました。これで、あとは研磨&塗装で作業完了の見込み。

ちなみに、パテが乾燥するまでの時間、前回剥がした右後部ドア部の続きで左後部ドア部に貼っていた風切り音防止テープを剥がしてました。したら、下の方の2カ所、結構な面積で塗装が剥がれる始末(涙)。

剥がれたのはボディ色の塗料のみで、プライマーが顔を出してました。周辺の塗装には結構な量の気泡が見られたので、元々の塗装が悪かった上に(おいこらダイハツ)、経年劣化で塗料の密着力が低下していたのでしょう。うーん、余計な仕事を増やしてしまった…。

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DAIHATSU NAKED:後部ドアの浸水対策#3 暫定結果

台風9号が沖縄本島の脇をすり抜けたあと、ネイキッドの右後部ドアに施した対浸水応急処置の結果を確認しときました。

世紀末覇者ふうに言うならば、「我がネイキッドに一滴の漏れなし」。補修のロジックに、間違いはなかったようですね(ほっ)。それに、補修した部位以外に漏水ルートはない、ということが分かったのも収穫でした。これなら連休中に仕上げられそうだな。風向きの具合で、たまたま浸水しなかっただけだとしたら、あとで好きなだけ泣けばいいさ。

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