DAIHATSU NAKED:リアスピーカー設置(ステー作成)

ネイキッドのCピラーにボックススピーカーを取り付けるためのステー作成についてまとめます。

まず最初に記しておきますと、今回作成したステーはオートバックスで販売されている「プロトーン VSP-04R」という小型ボックススピーカー設置に特化したものです。また、当初はアルミ板を使用するつもりで図面を起こしましたが、諸処の都合でそのまま素材をアクリル板に変更しています。従って、強度や耐久性の面で疑問も残ります。なのですが、方法論の参考と話の種にはなると思いますので、一応記録しておく、レベルにて。

さて、まずはスピーカーを車内に持ち込んで観察しながら、設置位置とステーの形状をイメージします。

ステーの固定にはCピラーにある上4つのネジ(φ6mm)を利用することにしました。ただ、なんだかオレンジの矢印のネジ部が他の3点に比べて高くなっている(4点で平面ができない)ような印象が・・・。対策はあとで考えることにして、透明なプラ板を当てながらステーの位置をトレースします。

なお「VSP-04R」はリアトレイなどに「置いて使う」ことを前提としているため、本体の固定ネジは中央に一ヵ所、外から内に向かって締めつけるような構造になっています。つまり、ネジの頭がステーよりも出っ張ってしまうことに。ところがどっこいネイキッドにはCピラーに凹みがある。試しにワッシャーをかましたM4ネジ(六角穴)を当ててみたら、凹みの方が深い! これなら何の工夫も要らない♪

本来なら、ちゃんとした厚みのある(ヨレない)プラ板を使ってトレースすべきなのですが、どうせ精度を上げても最後は現物合わせになるんだろーというイイ加減な気持ちだったので、手元にあったヘナヘナのクリアケースを使ってしまいました(笑)。だって、2千円もしないスピーカーに余計な出費と買いに行く手間をかけたくなかったんですもの。

トレースには、キーになりそうなネジ穴間の実測値や、スピーカー固定穴のアタリも記入。これをスキャナーで読み取って、Adobe Illustratorで再度トレースしてデジタル化。

厚めのマット紙にプリントしたものをカッターで切り取って、ネイキッドに持ち込んで穴位置などの確認を行い、その結果をデータに反映させたものをプリントして型紙としました(写真:上)。

当初はこの型紙を元にホームセンターでアルミ板を加工してもらう予定だったのですが、ダメだったので、アクリル板を購入して自作することにしました。加工のしやすさと強度のバランスで3mm厚を選択。黒を選んだのは、一般にプラスチックは透明(ナチュラル)よりも色が入っている方が柔らかい(従って割れにくい)から。

型紙をアクリル板に貼付けて、Pカッターで切り込みをいれて割っていきます。ネイキッドのCピラーの後方上側はリアゲートのダンパーとの兼ね合いでS字型に出っ張っているため、ステーはその凸部を避けた形状にしてあります。よもやPカッターで自由曲線を切断することになるとは考えてなかったから、もの凄く慎重に作業しました。このときほど電動イトノコが欲しかったことはない・・・(持ってたらアルミ板を使ってるか)。

続いてドリルで穴開け。

と思ったら、あ〜〜〜!!
苦労して切ったのに・・・。

しかも、2枚とも、同じところが同じように割れました。と、いうことは、強度的な弱点なのだ。車で使っててもいずれ割れるんだ。そうだ、そうに違いない。・・・アルミ板だったらこんなことにならなかったのに。これで図面の精度が検証できなくなってしまいました。ちぇ。

仕方がないので、3点固定に仕様変更(結果的に「4点で平面ができていないかも」課題もクリア)。スピーカーを当ててバランスを見ながら形状を整え、ヤスリで角部のRづけと切断面の平滑化を施しました。

中央に並んだ4ヵ所のスピーカー固定用の穴は、スピーカー本体が天井やシートベルト・ホルダーと干渉しないよう、上下の位置を調整できるように準備したものです。ただ、これもアクリルだと強度的な弱点になりそうですが。

前述の通り、VSP-04Rの固定穴は底面中央に1つだけ。このネジの締め付けだけで縦に(しかも斜めに)ステーに固定できるとも思えなかったので、5mm厚の発泡ゴムシートを挟み、その反発力を利用する事にしました。

トレーシングペーパーを当てて底面の形状をトレース、それを型紙にしてゴムシートをハサミで切り取ります。

スピーカーの固定にはM4×15(六角穴)ネジを使用。写真は仮組したところ。

破損してステーが短くなりスピーカーがハミ出した分、その境界部で発泡ゴムが変形して上手い具合に抵抗力を増してくれました。ネジを完全に締めつけないでも、バッチリ固定。ふふふ、予定通り計画通り(負け惜しみ)。

一旦、この状態でネイキッドへ持ち込み、ネジ穴の現物合わせ(棒ヤスリで穴を拡張)を行いました。実際に当ててみると、いくらワッシャーをかましたところで、やっぱり金属の車体にアクリル板を直止めするのは強度の面で不安。

そこで、スピーカー固定でも使用した5mmの発泡ゴムシートをステーの形状に合わせて裁断。ついでネジ穴3ヵ所と、スピーカー固定ネジ部を避けるための穴を開けました。

ゴムシートは劣化してくると接触面が溶けてこびりつくことがあったので、いつまで持つか分からんけれど気休めまでに表面をシリコンスプレーで塗りたくりました(シリコンスプレーはプラスチック成形でも金型の離型材として使用される)。ただ、ネイキッドへの組み付けの段階で、ワッシャーをステーに接着することにしたので、ちとこのシリコン塗布を後回しにしておけばよかったーと、微妙に後悔したことを追記しておきます。

以上、ステー制作の模様をお伝えしました!

|リアスピーカー設置:ステー作成組み付け配線プロトーン VSP-04R

冷凍ハンバーグの行方

先月うっかり買ってしまった10枚入りの冷凍ハンバーグ。先週、ようやく片をつけました。

「余り美味しくないハンバーグの味を如何にごまかすか?」といった創意工夫(あるいは試行錯誤、あるいは要らん苦労)について記しておきます。

やっぱり、一番手軽で間違いがないのは、何者も包み込んでしまう度量の大きさをもつ「カレー」。これで2食、4枚消化。

1回目は、ハンバーグの美味しくなささを感じて急遽作成したフツーの「ハンバーグカレー」。2回目は、炒めたゴーヤを加えた「夏野菜カレー風ハンバーグハヤシ」。・・・いや、残ってたレトルトパックをカレーだと思って作ってたら、実はハヤシだったのですわ(笑)。やっぱこの組合わせなら、カレーの方が良いですねぇ。

これは既にレポート済みの「肉詰めピーマン」もどき。手間がかかりましたが、その分これが一番家庭料理っぽくて美味しかったです。これで2枚消化。

冷凍ハンバーグの味にも少しは慣れてきたあたりで試してみたのは「和風アメリカンハンバーグ」。通常デミグラス・ソース(もどき)はケチャップとウスターソースを混ぜてこしらえますが、ウスターソースの代わりに醤油を使い、それだけだとパンチがないのでショウガとニンニクとコショウとガラムマサラを調合した次第。それに半熟目玉焼きを合わせて完成。これで2枚消化。

※経験上、買ってもどうしても使い切らない調味料というものがあり、今回の沖縄に移住後は極力こういったモノを買わないようにしています。私の場合、ソース、みりん、お酢、バター、味噌などが該当(昔はちゃんとダシから味噌汁を作ってたくらいなので味噌の消費は早かったのですが、近頃はインスタント化してしまいました)。それなのになんでガラムマサラがあるかというと、9月に知人からカレーを大量にもらって、その味に変化を与えるための苦渋の?選択。

この「和風アメリカンハンバーグ」は、純粋に「ごまかし」の味になってしまって、(想像通り?)余り美味しいものではありませんでした。そこで、もうひとひねりしたのが、写真の「中華風アメリカンハンバーグ」。

ソースのベースはマーボ豆腐。マーボの材料には、ハンバーグの材料が多く含まれているので、絶対、親和性が高い。豆腐はハンバーグ風にアレンジして食べる人もいるのだから、生のままでも合わなくはないはず。といった想定で、レトルトのマーボにショウガとニンニクをたっぷりと加えて辛めの味付けにして、あとから乗せる目玉焼きとの親和性を高めました(そこらへんは韓国風??)。結果、総合的な味としては案外イケル。ただやっぱり、豆腐の存在に違和感あり(笑)。豆腐をいれずにマーボだけ使えば良かったのですが、なにせレトルトは2〜3人前。余ったマーボをちゃんとしたオカズとして食べるためには豆腐を加えることが必須事項だったのですわ(これも一人暮らしならではの苦労ですねぇ)。ともかくも、これで2枚消化。

と、いった流れで、2枚×5食=10枚の冷凍ハンバーグを無事使いきることができました。

いやはや、長い道のりだった・・・(もう買わんぞ)。

PowerBook G4 12″:臓器摘出

致命的故障」と判断したPowerBook G4。WEB制作に携わる人間として、職業柄私はマシンの負荷分散とバックアップ用マシンを用意しておく目的で、ここ10年くらいは必ず複数体勢でパソコンを使用しております。現時点ではMacBook Proがメインの制作マシンであり、壊れたPowerBookは「デモ機」「メーラー」「iTunes 屋内再生」といった役割を果たしていました。

とはいえ。新マシン導入は年が明けてから考えればいいや、という気になってきたので、ひとまずPowerBook内のデータの抽出とMacBook Proへの移植を済ませることにしました。一昨日の夜、PowerBookをターゲットディスク・モードで起動して、外付けHDD状態でコピーを始めたところ、やっぱり途中で画面がおかしくなって停まってしまう。そうなると物理的にHDDを取り出さなくてはならない。そこで昨日、分解作業を実施。

過去においてこのPowerBookは、HDD交換・ファン&ヒートシンク交換・DVDコンボドライブ→DVD-Rスーパードライブ換装といった作業を行っていたので、まぁ、なんというか手慣れた感あり。それに今回は、元の状態に正しく戻す必要がないので、実に気楽(笑)。

分解手順は以下のサイトを参照しました。
分解WEB

このサイトではHDD摘出までの手順しか書かれていませんが、より詳しくて親切な海外サイト(英語)がドコカにあり、光学ドライブ交換時に非常に助かりました。もっと深い交換作業をされたい方は、探してみる価値があります(どこぞのパーツメーカーだった記憶が。すみません、今更調べる気力がありませなんだ)。

取り出したHDDは、GREENHOUSEの「IDE/SATA→USB2.0変換アダプタ」(沖縄で2800円程度)を経由してMacBook Proに接続。メーラーはThunderbirdを使っているので、ユーザ別ディレクトリ内の「ライブラリ/Thunderbird」を差し替え(MacBook Pro側でも二次的に使用していたため、保険で古いファイルはバックアップ)。一度再起動をかまして、動作確認。

それから、ちまちまとPowerBookにしかないデータをコピー(私はNASをメインの保存ディスクにしているので、ローカルのデータが少なくて楽♪)。コピーが終わってから、いい機会なので最近メンテしてなかったMacBook ProのHDDをTechTool Proでチェックしておきました。

と、いったところ。

なんだかんだで、やっぱりパソコンが壊れると1日無駄になりますね・・・。

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