ウェットスーツ:元ロングジョン(5mm)

琉球大学で私が在籍していたのは、ウェットスーツの購入が必須な学科でした。授業でも本島のあちこちの海に浸かりましたし、(最終的な)卒論テーマが川魚(ヨシノボリ)だったので、ヤンバルのかなりの数の川にも浸かってきました。当然、遊びでも潜ってましたし、卒業後も散発的にスキンダイブやらウィンドサーフィンやらをしていました。そこらへんの海遊びで常に使われていたのがこのウェットスーツ。よくもまぁ、今までもっているものです。

タイトルの通り、このウェット、もともとはロングジョン(エリなしソデなし長スソ)だったのですが、ウィンドをやっているうちにヒザがすり切れ、しまいには破れてきてしまったので、潔くハサミで切断してショートジョン(膝上丈)にしてしまいました。それでもさすがに寄せる年波には勝てず?パイピンがはがれてくるわ、着色部の表皮がめくれてタツノオトシゴのヒレのようにワサワサするわ、最近では着るたびに糸が解れてゆくわで、まぁ、いい加減、買い替えるかと。

そんなわけで、近くにあるというだけで、縁もゆかりもないダイビングショップ(→オードリーダイビングサービス)に電話で尋ねてウェットスーツをオーダーメイドしてくれる店を紹介していただいて、台風20号の余波で風雨強まる58号を北に向かいました。

訪れたのは砂辺にある「砂辺マリン(→スナベマリン)」というウェットスーツ専門店。恐らくオーダーメイド専門。この店の名前、なーんか学生時代に聞いた記憶にあるんですよね。店員さんに聞いたら、5〜6年前くらい前に今の場所に移ったそうな。今持っているウェットは浦添にあった店(もはや記憶にない)で作ったので、こことは関係ないと思うんですが、いったい何の記憶だろ。

快適性を優先するなら、季節(水温)に応じて厚みと形状の異なるウェットスーツを複数持っておくべき(服だってそうだもんね)。ただ、私のように1セットで色んな用途に使い回したい貧乏性の人は(少なくとも沖縄の海では)、5mm厚のロングジョン+ジャケット、かつ前面ジッパーの組合わせが温度調整が利くので適当だと思います(だから学校でも勧められたんだろうけれど)。もし、水温の高い夏場にしか使わないならば、3mm厚のシーガル(エリ付きソデつきワンピース)で十分じゃないかなー(5mm厚で素潜りするとロングジョンでも茹で上がる)。なお、観光とかで年に1回くらいしか使わないならともかく、私的には自分の身体に合わせられない既製品は論外です。

さて。ウェットスーツを新調するに当たり、最初は今のデザインをそのまんま受け継いだ「Mk-II」的なものにしようと企んでいたのですが、この店ではオペロン(光沢生地)を扱っておらず、また今更ウェットに色気を求めるような積極的な欲求があったわけでもなく、デザイン費として追加される4000円の方が気になり、結果、ケチることにしました。ということで、素材は両面ジャージの黒(渋っ)。ただパイピンだけオレンジ色にしてもらってアクセントづけ。あとは膝パッドをつけ、足首にチャックを追加し、SUPボードに寝そべったときに傷をつけないよう前チャックの固定位置にマジックテープで金具カバーをつけてもらい、締めて金2万円也。納期は約3週間後

さてさて。何が出来上がってくるかは分かりすぎるくらい分かってはいますが、それでもやっぱり、今から試着が楽しみ♪

DAIHATSU NAKED:カーステレオの交換

初期型ネイキッドについてきたカーステは、カロッツェリアのカセットレシーバー「KEH-P3786」でした。デザイン的には好きな部類だし、今どき珍しいMade in Japanだし、といったプラス要素があるにせよ、今更カセットテープなんて使いませんがな。

ちなみに私が日常的にクルマを運転していたのはカーナビが当たり前になる以前の時代だったので、私自身はカーステが当たり前の人間のまま現在に至ります。確かにレンタカーで見知らぬ土地を走り回ったときにカーナビは重宝したものの、沖縄本島に乗り場所が限定されるなら、古式ゆかしい紙のロードマップで私ゃ十分。それよりも、ちゃんといい音を聴きながらドライブしたい。そのほとんどの音源はMP3であり、ファイルをMacのiTunesで管理している私が選んだのは、カロッツェリアのCDレシーバー「DEH-P640」。思い立ったが吉日の私は、沖縄に引っ越す前に買っていました。

ネイキッドのカーステ交換は極めて簡単。必要な工具はプラスドライバー1本。まず、センターコンソールの上から3つ目までの左右のネジ(写真の黄色の円)を外し、4つ目のネジ(同じく橙色の円)を緩めてやるとコンソール上部の枠がシガーライター部ごと外れます。以降の手順は現物を目にした通り。カーステ部のステー固定ネジをドライバーで外したらステーごとゴソッと抜き出し、各ケーブルを抜き、カーステとステーを固定しているネジを外す。あとはカーステ本体を交換するだけ。

と、思いきや。何気にコノ「KEH-P3786」は、カロッツェリア・ブランドだけどダイハツ純正仕様だったことが判明。従って、同じブランドだけどサードメーカー品である「DEH-P640」には、ダイハツ車用の変換ケーブルが必要になるのでした。

仕方がないので、近くのオートバックスまでクルマで出かけ、最後の1本となっていたトヨタ・ダイハツ車用の変換ケーブルを購入。すぐ近くの公営駐車場まで移動してそのまま作業を続けました。たまたま、この駐車場、妙に人通りが多い。クルマに閉じこもってゴソゴソしている姿は、通行人にはただのカーステ泥棒にしか見えないようで、アカラサマに不審気な視線が痛い・・・。ちがうんだ、それは誤解なんだ!と心の内で必要のない弁解をしながらその手を速め、変換ケーブルを足した分カサが増えたケーブルの束を奥の方に詰め込み、カーステを再固定。センターコンソールの枠を嵌め直して、作業完了。

と、まぁ、こんな流れでした。交換中の写真がなくて申し訳ないですが、全てネジ止めでありツメによる嵌合部がないため、「見たままにネジを外し」て「元の状態に戻す」だけの、写真で補足するまでもない作業です。カーステ本体をステーに固定する際にネジをシートの下に落として取り出すのに苦労しましたが、必要となるのはそういった作業上当たり前の注意だけ、でしょう。

「DEH-P640」については、後日レポートします。

MOTTAINAI

私は台所にオフィスコーナーを設けています。

台所の床はフローリングパターンのビニール系マット。なにせ柔らかいので、イスや机を置いておくだけで簡単に凹みがついてしまいます。このため、床面保護目的で作業スペースと食卓兼打ち合わせスペースの範囲を50cm角のタイルカーペット(ニトリで300円弱)で敷き詰めました。

タイルカーペットの底面は、動かないようにゴムシートになってはいるものの、キャスター付きのイスを使っていると段々その周りのカーペットが微妙にズレて隙間が空いてくる。なーんか、そーゆーのが気になる性質なので、2〜3日に1度くらい、端の方からえいや!ずずい!と隙間を詰め直すのが習慣づいてしまいました。なんて面倒くさいものを買ってしまったんだろう、と少し後悔。

そんな日々を過ごしていた、あれはそう、2食続けて餃子を食べた昼下がりのこと。3食目となる夜の餃子に備えて昼は軽く済ませておこうかねぇ、と、取り出したのはカップ麺。パソコンに向かいながら食事していて、ふとマウスに手を伸ばそうとした瞬間、誤ってカップ麺の容器に触れ、半分くらい残っていた「日清・麺の達人(味噌)」がバシャー!と床にこぼれ落ちたのです。

幸いなことに、被害にあったカーペットは、ちょうど1枚分。そそくさと麺と具をティッシュでかき集めてゴミ箱に捨て、スープの染み込んだカーペットを抜き出して台所洗剤で洗浄し、そのままベランダで乾燥。今は何事もなかったかのように、定位置に戻っています。

いやぁ。タイルカーペットにはこんな利点があったのかー。例え取り返しのつかない汚れ方をしても、部分的に張り替えれば良いもんなぁ。多少、隙間が気になったとしても、まぁ、許してやろう。うん。

ちなみに。カーペットに染み行くスープと横たわる麺を見て最初に思ったのは・・・

「まだ半分も食べてないのに・・・」

まぁ、男なんて、そんなもんでしょう。

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