テリヤキバーガー・パソコンの電源ボタン清掃

2016年に購入した、sofmap のテリヤキバーガー・パソコン。事務用途で導入したこともあり、使用頻度が余り高くなかったことも影響したのか、2年くらい経過したあたりから筐体正面にある電源ボタンの動作が不安定になっていたのです。

それでも当初は「久しぶりに使うときに2〜3回押さなきゃならない」程度だったのですけれど、購入から6年が経過した今日この頃に至っては「前日に使ってたのに5〜6回押しても起動しないことしばしば」な域に達しておりました。そんな次第で、物は試しで物理メンテ開始。

まずは筐体外部のホコリを払いつつマイペットで拭き取り掃除。側面パネルを外して内部の状態を確認したら、ホコリが積もることもなく意外なくらいにキレイ。

続いて、前面パネルを外していく。前面パネルから突き出しているピンは、下方4箇所、天面近くに2箇所の計6点あり。天面側は硬いので、下から順繰りに、かつ均等に押し開いていくのが吉。

ケーブルに注意しながら前面パネルを取り外す。中央の基盤が、スイッチ部。

スイッチ基盤から伸びるケーブルを辿り、マザーボード側のカプラを外す。

ネジ2点を外してスイッチ基盤を抜き取る。

そして、二輪整備でご活躍いただいている接点復活スプレーを召喚。

なんとなくのイメージで、スイッチ周辺は隙間が多い部品構成のつもりでいたのだけれど、実際には半密封レベル。仕方ないから、ボタンの外周から浸透することを期待してスプレーがけ。してからに、ボタンをカチカチカチカチたまにスリスリ。適当なところで放置して乾燥。

そして逆の手順で組み上げて、配線のちスイッチ・オン!
見事、一発始動。めでたしめでたし。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

先々週の「トップガン マーヴェリック」に引き続き、これまた滑り込みセーフ気味に先週末「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」を観てきました。

なーんか、恐竜たちが背景事情に追いやられていて、人間アクション多めのファミリー映画でしたよ、と。つまらなくはなかったのだけれど、サスペンス調だった前作「炎の王国」とプレ予告(屋外シアターが襲われるヤツ)からして、「恐竜と人間社会の狭間で起こるヒリヒリするようなスリル」が感じられるような映画だったらいいなと期待していたところがあったので、いささか肩透かし。

もっとも、本来、心のキレイなコドモたちが目をキラキラさせて楽しめれば良い映画であって、いい歳したオトナがグダグダ語るのはヤボってものかもしれません。それにつけても最近の映画は尺が長くて、いい歳したオトナはトイレに困りますな。

トップガン マーヴェリック

久々に、劇場で映画を観てまいりました。なんやかやで「シン・エヴァンゲリオン劇場版」以来、なのかな。コロナ禍のおかげで日常生活のパターンが大いに崩れているのだけれど、映画鑑賞もまた、その直撃を受けております。

観てきたのは、タイトル通り「トップガン マーヴェリック」。これこそ大スクリーンで見なきゃダメなヤツだろうと思いつつも出かけるタイミングを逸してきた挙句、ボチボチ終映になりそうな頃合いに滑り込んだ次第。

感想といたしましては、空撮万歳!でしたよ、十分に楽しめましたよ、と。前作よりも映画的な虚構が大盛りになって別ベクトルの作品にはなっていたけれど、その反面、前作では薄っぺらかった人物描写に歳を経た分だけの重みが加わって、結果としてアクションとドラマのバランスが良くなったのかな、という気がいたします。

ここ数年、往年のヒット作の続編ばやりでしたけど、その中でも上位クラスの満足度。個人的には「ビルとテッドの時空旅行」「ゴースト・バスターズ アフターライフ」あたりとタメ、なのかな。いささか異種格闘技戦的な評価ではありますけれども。

なお、本作を観に行く前に前作を見返しておりました。前作からの引継ぎ事項が多いので、十分に堪能するにはおさらい必須でしょう。しかしながら、十代当時に見た青春(的な要素を含む)映画って、おっさんになってから観ると、より一層、青臭さが鼻について「もうそこらへんで堪忍して…」くらい気恥ずかしさでツライものがありますな(同時代の「セント・エルモス・ファイアー」なんかもう、身悶えしちゃいますもの)。リアルタイム世代は、そこらへん、要注意。

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