やせないチワワ

先月初めに左後ろ足の膝を壊したオフィス犬のルチャ。その後回復傾向にあったものの、1ヶ月経っても動きがぎこちない。本当に治っていないのか、あるいは看病時の抱き癖がついて散歩をサボろうとフリをしているのか判然としなかったので、馴染みの病院で再診察。結果、故障した左後ろ脚を庇いながら歩いた影響なのか、右後ろ脚の膝まで傷めていた様子。そこで、犬用の脂肪酸含有サプリ「アンチノール」を試しながら様子をみることにしました。

一方で、カロリー管理していたはずの体重は3.6kgと100g増。明らかに動きがおかしかった間は栄養摂取&治癒優先で積極的な減量は控えていたとはいえ、増えていたのは予想外。そこで、それまで目分量で行っていたカロリー計算を、計りを使って精度を上げることにしました。

その後2週間チェックしてみたところ、従来から与えていた1日あたりのカロリーは、概ね200kcal弱。対して、お医者さんから聞いた体重3.0kg見当の値は 220kcal。あれ??

事務所にルチャが来て5年以上経ってから言うのもなんですが、基礎代謝量がずいぶん少なかったんね、このひと。まぁ、3歳を過ぎてから余り遊び回らなくなったし、普段から寝てばかりいるからなぁ…。無理もないといえば無理もないのかしら。

ともあれ、計測データのおかげで実体が見えてきたので、これからも無理のない減量を続けていくといたしましょう。

たまには海へ。段差もないしね。
PENTAX K10D / smc DA 17-70mm F4
17mm, f9, 1/400, ISO100, -0.3EV

PENTAX K-S2:接写撮影の画角チェック

ひょっとするとWEB用に小物ブツ撮りがあるかもしれないので、手持ちレンズの接写具合を確認しておくことにしました。

いずれも最短距離で、前半は f5.6, ISO800 固定、後半は f4, ISO1600 固定です。画角さえ確認できればよかったので、適正露出であろうがなかろうが、そんなん無視してちゃっちゃか手持ちで撮りました。

なお、レンズ名称下のカッコ内の数字は、レンズ刻印上の最短距離。クルマの台座(自動車消臭剤)の長辺は 11.5cm、変換プラグの全長は 4cm で根元のギザギザ部分の高さは 7mm。ピントはプラグのギザギザ上端に合わせています。

smc A 28mm F2.8
(0.3m)

まぁ、こんなものだよね

smc M 50mm F1.7
(0.45m)

28mm より大きく写るかなと期待してたんだけど、ほぼ同じ

Carl Zeiss Planar T* 1,4/50 ZK
(0.45m)

偶然 M50 と最短撮影距離が同じ
質感は良いけど、サイズ変わらず

smc A 35-105mm F3.5
(マクロ 広角端)

寄れるけど、ちょっとボンヤリ

smc A 35-105mm F3.5
(マクロ 望遠端)

いわゆる、テレマクロ
通常撮影の最短距離は 1.5m もありんす
50mm より気持ち拡大レベルか…

smc DA 17-70mm F4
(0.28m、広角端)

そりゃ、17mm だもん

smc DA 17-70mm F4
(0.28m、望遠端)

結構使えるかも
ここまで寄れるレンズだという認識、あらなんだ

続いて、大学時代、標本撮影用に購入した「接写リングK」を四半世紀ぶりに開封。当時は M50mm と組み合わせて使ってましたが、今回は同じ画角でより性能の良い Planar T* 50mm と合体。

いくら画角確認といっても、前半の設定のままでは手ぶれが激し過ぎたので、ここから f4, ISO1600 に変更。それでもシャッタースピードは 1/15 〜 1/20。息を殺しての手持ち撮影となりました。

接写リングK:リング1
(9.35mm 厚)

おっ

接写リングK:リング2
(19mm 厚)

おおっ

接写リングK:リング3
(28.5mm 厚)

おおおっ
四半世紀の時を超え、使えますね、この子たち。

ちなみに、3つの接写リングは組合わせ使用もできるのですが、面倒くさいからここまで。結論としては、DA 17-70mm と Planar T* 50mm &接写リングでヤリクリする感じかな。新たにマクロレンズを買うほどに、ふだん接写撮影する人でもありませんから。

【追記】
とかいって、数ヶ月後にマクロレンズを買ってしまいました

PENTAX K-S2

火曜にポチった K-S2 が本日届きました。ズームキットからキットズームを抜き取られた、ボディのみのアウトレット品です。

古いシグマの 75-300mm F4-5.6 は腐れて廃棄してしまったし、防滴仕様のレンズを持っていないこともあって、はじめのうちは割安なダブルズームキットにするつもりでいたんですけどね。ボディ単品なら単品で、値段が手頃だからいっか、と。

K-10D との大きさ比較。先日の記事で触れた通り、幅で 2cm 近く違います。ほぼ同寸の *istDS ほど軽くないのは残念だけれど、それでもやっぱり小型軽量を実感。そして質感も悪くないです。触った時に、あ、金属じゃないんだ、とすぐに分かりますけど(笑)。

真っ黒ボディを選んだのは、塗装が剝がれても目立ちにくいから!

ぜってぇ間違うと思ったのは、シャッターボタン周りのオン/オフスイッチ。K10Dは一番奥が「絞り込みプレビュー(&測光)」なのに対し、K-S2は「ビデオ」。これ、もう少しなんとかできなかったんでしょうかねぇ…。

あと後ダイヤル横の「AF/AE-Lボタン」は不用意に押しがち。露出補正ボタンと機能入れ替えできたら、まだ良いのに。

ボディが小さいだけに、ちっこい DA21mm も K10D に付けたときほど見た目の違和感がありません。また、本体の幅が狭い分、左手の自由度が高いので、フォーカスリングにすっと指がかかります。K10D では指先でリングを探す感じでしたから、これはラッキー。

単玉で一番大きくて重い、Planar T* 1,4/50 ZK。直線基調のカメラ本体と合わせ、なかなかに良い雰囲気です。

一方、ボディが小さいだけに左手にカメラ底部が載る余地がないので、大きいレンズをつけたときの安定感はいまひとつ。

DA 17-70mm F4 は決して重いレンズじゃないのだけれど、K10Dに較べると重心が前気味で使いづらそうな印象を受けました。本体の大小/軽重で痛し痒しな部分ですね。

K10D で使っていた、拡大アイカップ(O-ME53)も使用可。ただ、これ付けてると外周部が見づらくなるので、K10D よりファインダーが改善されている K-S2 では要らんかな、と考えております。

しっかし、このカメラ、液晶パネルをウラにしとくと、ファインダーを覗かない限り、撮影モード以外のインフォメーションが全くないのですね。ある意味、フィルムカメラよりもストイック。それこそ、液晶閉じっぱなしにして、撮影感覚を鍛えるのに良いカメラなのかも知れません(笑)。

ペンタで気に食わないものがあるとすれば、それは充電器。揃いも揃って、みなデカイー。カメラ以外も小型軽量化して欲しいものですわい。

と、いったところが本日の感想。まだちゃんとした撮影には至ってはいませんが、K-S2を選んだ理由は何といっても「持ち出す気になれそうな一眼レフ」であること。上でボヤキも出ましたが、小さいことがネガティブにも働くことは折り込み済みなので、本人的には、そんなこともあろうべな、レベルでありまする。

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