PENTAX K-S2

火曜にポチった K-S2 が本日届きました。ズームキットからキットズームを抜き取られた、ボディのみのアウトレット品です。

古いシグマの 75-300mm F4-5.6 は腐れて廃棄してしまったし、防滴仕様のレンズを持っていないこともあって、はじめのうちは割安なダブルズームキットにするつもりでいたんですけどね。ボディ単品なら単品で、値段が手頃だからいっか、と。

K-10D との大きさ比較。先日の記事で触れた通り、幅で 2cm 近く違います。ほぼ同寸の *istDS ほど軽くないのは残念だけれど、それでもやっぱり小型軽量を実感。そして質感も悪くないです。触った時に、あ、金属じゃないんだ、とすぐに分かりますけど(笑)。

真っ黒ボディを選んだのは、塗装が剝がれても目立ちにくいから!

ぜってぇ間違うと思ったのは、シャッターボタン周りのオン/オフスイッチ。K10Dは一番奥が「絞り込みプレビュー(&測光)」なのに対し、K-S2は「ビデオ」。これ、もう少しなんとかできなかったんでしょうかねぇ…。

あと後ダイヤル横の「AF/AE-Lボタン」は不用意に押しがち。露出補正ボタンと機能入れ替えできたら、まだ良いのに。

ボディが小さいだけに、ちっこい DA21mm も K10D に付けたときほど見た目の違和感がありません。また、本体の幅が狭い分、左手の自由度が高いので、フォーカスリングにすっと指がかかります。K10D では指先でリングを探す感じでしたから、これはラッキー。

単玉で一番大きくて重い、Planar T* 1,4/50 ZK。直線基調のカメラ本体と合わせ、なかなかに良い雰囲気です。

一方、ボディが小さいだけに左手にカメラ底部が載る余地がないので、大きいレンズをつけたときの安定感はいまひとつ。

DA 17-70mm F4 は決して重いレンズじゃないのだけれど、K10Dに較べると重心が前気味で使いづらそうな印象を受けました。本体の大小/軽重で痛し痒しな部分ですね。

K10D で使っていた、拡大アイカップ(O-ME53)も使用可。ただ、これ付けてると外周部が見づらくなるので、K10D よりファインダーが改善されている K-S2 では要らんかな、と考えております。

しっかし、このカメラ、液晶パネルをウラにしとくと、ファインダーを覗かない限り、撮影モード以外のインフォメーションが全くないのですね。ある意味、フィルムカメラよりもストイック。それこそ、液晶閉じっぱなしにして、撮影感覚を鍛えるのに良いカメラなのかも知れません(笑)。

ペンタで気に食わないものがあるとすれば、それは充電器。揃いも揃って、みなデカイー。カメラ以外も小型軽量化して欲しいものですわい。

と、いったところが本日の感想。まだちゃんとした撮影には至ってはいませんが、K-S2を選んだ理由は何といっても「持ち出す気になれそうな一眼レフ」であること。上でボヤキも出ましたが、小さいことがネガティブにも働くことは折り込み済みなので、本人的には、そんなこともあろうべな、レベルでありまする。

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