前回同様、窓の外がヘンな色していたので近場でパシャ。こんなに電線を張り巡らせて、よくもまぁ停電しないもんだと毎度感心しているところ。
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PENTAX K-S2:接写撮影の画角チェック
ひょっとするとWEB用に小物ブツ撮りがあるかもしれないので、手持ちレンズの接写具合を確認しておくことにしました。
いずれも最短距離で、前半は f5.6, ISO800 固定、後半は f4, ISO1600 固定です。画角さえ確認できればよかったので、適正露出であろうがなかろうが、そんなん無視してちゃっちゃか手持ちで撮りました。
なお、レンズ名称下のカッコ内の数字は、レンズ刻印上の最短距離。クルマの台座(自動車消臭剤)の長辺は 11.5cm、変換プラグの全長は 4cm で根元のギザギザ部分の高さは 7mm。ピントはプラグのギザギザ上端に合わせています。
smc A 28mm F2.8
(0.3m)
まぁ、こんなものだよね
smc M 50mm F1.7
(0.45m)
28mm より大きく写るかなと期待してたんだけど、ほぼ同じ
Carl Zeiss Planar T* 1,4/50 ZK
(0.45m)
偶然 M50 と最短撮影距離が同じ
質感は良いけど、サイズ変わらず
smc A 35-105mm F3.5
(マクロ 広角端)
寄れるけど、ちょっとボンヤリ
smc A 35-105mm F3.5
(マクロ 望遠端)
いわゆる、テレマクロ
通常撮影の最短距離は 1.5m もありんす
50mm より気持ち拡大レベルか…
smc DA 17-70mm F4
(0.28m、広角端)
そりゃ、17mm だもん
smc DA 17-70mm F4
(0.28m、望遠端)
結構使えるかも
ここまで寄れるレンズだという認識、あらなんだ
続いて、大学時代、標本撮影用に購入した「接写リングK」を四半世紀ぶりに開封。当時は M50mm と組み合わせて使ってましたが、今回は同じ画角でより性能の良い Planar T* 50mm と合体。
いくら画角確認といっても、前半の設定のままでは手ぶれが激し過ぎたので、ここから f4, ISO1600 に変更。それでもシャッタースピードは 1/15 〜 1/20。息を殺しての手持ち撮影となりました。
接写リングK:リング1
(9.35mm 厚)
おっ
接写リングK:リング2
(19mm 厚)
おおっ
接写リングK:リング3
(28.5mm 厚)
おおおっ
四半世紀の時を超え、使えますね、この子たち。
ちなみに、3つの接写リングは組合わせ使用もできるのですが、面倒くさいからここまで。結論としては、DA 17-70mm と Planar T* 50mm &接写リングでヤリクリする感じかな。新たにマクロレンズを買うほどに、ふだん接写撮影する人でもありませんから。
【追記】
とかいって、数ヶ月後にマクロレンズを買ってしまいました。
PENTAX K-S2:なりゆき試し撮り(M50mm F1.7 篇)
このところ Planar T* を付けっぱにしていたおかげで 50mm レンズの距離感に馴染み始めたところで、smc M 50mm F1.7 の状態確認と併せて K-S2 の Mモードの使い勝手を試すことにしました。例によって、液晶隠しの一発撮りです(なんかこのスタイルが習慣づいてきたような)。
Mレンズを使うときに必須となるのが「グリーンボタン」。人差し指をレリーズボタンから少しずらせば届いた K10D に対して、K-S2 では自然に指先が届くのが隣の露出補正ボタンで、それから第1関節ウラに触れているグリーンボタンまで指先をスライドさせる、ような探り方になります。ただ、使いづらい、というレベルではなく、ちょっと指が窮屈かな、といった具合でした。
一方、K10D で内蔵ストロボのオーバーハングで隠れていた絞り環が、K-S2 では真上から確認できて良かったです。トータルでは、K10D よりも K-S2 の方が古いレンズを使いやすい印象。
今回使った M50mm F1.7 は、1985年に中古購入した ME Super にオマケでついてきたレンズ。PENTAX FORUMS の情報によると発売開始は1977年で、後継のAレンズが1984年に登場しているので、31〜39年前のシロモノということになりますねー。A28mm F2.8 同様、フィルムカメラや K10D(いや、*istDS かな) ではちょっと柔らかくて淡白なレンズという印象があったのですが、K-S2 ではそれなりにシャープで色乗りもそこそこイイ感じに処理されている気配があります。私的にはコンダケ写ってくれれば言うことなし!
ただ、いかんせん Planar T* の存在が(笑)。
小型軽量なので、気軽にぶらぶらしたいときに選ばれるのかな、と。