ウチの会社は私が担当するWEB制作だけではなくって、イベント制作もやってます。その流れで私も県内の芸能団体の方々とお会いしたりなんだりしている内に、いい加減、ソコラヘンもちゃんと知っておかねばならんなぁと思っていたところ。特に今年は5年に1度、沖縄県を上げて開催される「世界のウチナーンチュ大会」の年でもあり、仕事で関わることにもなりましたし。
そんな折「俯瞰するには丁度いいよ」とイベント担当である相方に薦められたのが、JTB主催の「杜の賑わい・沖縄」とゆーイベント。で、本日眺めてきました。ところは沖縄コンベンションセンター、展示場。ルチャの散歩で馴染み深い界隈です。
まずは旗頭ご一行によるお出迎え。
奥には観光客向けにしては良心的な価格設定の、沖縄料理の出店が並んだ一画がありました。
入口から入って直ぐこの光景。右側の階段状の部分が会場中央に置かれたメインの舞台。昨年SUP師匠がイベントブースを出したときと違って、こうした雰囲気の中では随分と広く見えました。
始まってみれば、琉舞やら太鼓やらエイサーやら、いわゆる「沖縄的なもの」が短時間で入れ替わり立ち代わりする構成。とっても昭和的というか、コマ劇的というか、まぁ、良いにつけ悪いにつけ派手目の興行でした。ただ、コマ劇的といっても、看板スターが出る訳でもなく純粋に芸能団体の演舞だけでちゃんと観れるモノになっているのは、沖縄の民間芸能のレベルの高さならでは、のような気もします。実際、1時間半が随分と短く感じられました。
帰りは出演団体が総出で観客をお見送り。こういったあたり、キモチの部分でお客さんも嬉しいでしょうね。
なお、話によると少なからずこのイベント用に創られた部分が多く、ある意味「ガイジンさんの間違ったニッポン感」の「沖縄版」といったバイアスは強いようです(まぁ、観光用ですからね)。とはいえ、こうして沖縄芸能を俯瞰できるイベントはそうそうないので、私的には参考というかトッカカリとして丁度良かったです。