オフィス海の住人たち

9/12に設置した、事務所の60cm水槽の住人たちをご紹介。

図体の一番でかいシマキンチャクフグ。

長い口吻、独立して動く左右の目、図体の割に小さいヒレをハチドリのように慌ただしく動かす姿がチャームポイント。そんでもって、人が近づくと「ナンカクレ」とさらに動きが慌ただしくなります。そこらへんはルチャに似ている(笑)。そのくせ、自分の長い口吻の所為で口元が見えないようで、水面に浮かぶエサを上手く取れず、しかも自分の脇を落ちていくエサにはちっとも気づかない。見る者にオマエアホヤナーと思わせる一品(780円)です。

海水水槽は手間がかかるからイヤ〜と考えていた私の心を180度回してしまったカクレクマノミたち。つくづく可愛い。でも県産品ってことで少しお高い存在(@1280円)。雌雄ペアかどうかは不明。うち一匹が弱ってきた印象をもったので、現在ソイツは隔離療養中です。クマノミと言えばイソギンチャクなのですが、水温が高くて耐えられそうにもないので、秋が深まるのを待っております。

特売で売られていたスカンクシュリンプ(980円)と、ミスジリュウキュウスズメダイ(@180円)。スカンクシュリンプは底に溜まったエサの残りばかりか、魚の身体についた寄生虫なども摂ってくれるとのこと。ときたまフグの身体に逆さにしがみ付いてはナニカをついばむ姿が見られます。ミスジは微妙に大きさが異なる4匹の小部隊。冒険ダン吉の世界なら、お腹に番号が振られていることでしょう。導入の理由の一つは、クマノミの体色を際立たせるための枯れ木の賑わいとして(笑)。でも動きが遊園地の電気自動車(ぶつけて遊ぶヤツ)みたいで面白いので、ま、入れてよかったかな、と。

さて、世界を創造して3週間が経ち、さいきん底のサンゴのカケラたちが茶色い珪藻に覆われつつあります。そこで本日、掃除人としてタカラガイとマガキ貝を導入しました。が、フグがいじめる所為でいきなり活動停止状態に。

このアホ、なにしやがんねん。

オフィス海

事務所のレイアウト変更に伴い、おっきな水槽が欲しい♪という機運が高まりました。それも、ヨシノボリなんて隠れがちな見た目に地味な魚じゃなくって、もっと存在感のあるヤツらを飼いたいと。で、何を飼うか社内会議を行った結果、海水魚はメンテナンス面で私が反対したため、淡水産のフグを主軸に検討する、ということに落ち着きました。

そこで、昨日。DIYストアの休日価格で会員価格とゆー素晴らしい好条件で売られていた、ちょっと良さげな60cm水槽を購入。淡水魚も眺めて来たのだけれど、なんか、こう、しっくりこない。その片隅で見かけたのが淡水でも大丈夫と噂のミドリフグ。説明文によると、子供のうちは淡水でも大丈夫だけど、本来は汽水性で成長に合わせて塩分調整しなくちゃいけないらしい。う〜ん。ヤマトヌマエビの苦い記憶が蘇る。そして別の店では、海水魚の水槽がたくさん並んでいました。カクレクマノミ・・・可愛い。海水でも許す。

本来ならば、水が出来上がるまでに1週間くらいは空回しにした方が良いのですが、だって、ねぇ。目の前に魚が売られているじゃない。理性が負けてしまいました・・・(素人にありがちな失敗!)。

そして更に今日、他の店を眺めてきた結果、いま、事務所には・・・

・カクレクマノミ:2匹(約3cm)
・ミスジリュウキュウスズメダイ:4匹(約2cm)
・シマキンチャクフグ:1匹(約7cm)
・スカンクシュリンプ:1尾

が居ります(ヨシノボリは自宅に持ち帰りました)。

さて。

まだ水が出来上がっていない環境で、この生物量。脱落者なしでちゃんと維持出来るのか。当面の間、いろいろ試行錯誤が必要になりそうです。

貝口爆発

最近はオフィスに巣食う犬だの猫だのにかまけていて、家の水槽がおざなりになっておりました。

あれは6月中旬くらいのことだったでしょうか。久しぶりにマジマジと水槽を見ていたら4月末時点で1匹しかいなかったカワニナが、呆れるほど増殖しているではありませんか。しかもサイズが不揃い。ってことは世代が違うってことですから、子供が子供を産んでいるってことかいな。

大勢で藻だのテトラミンのかけらだのを食ってくれるおかげで水槽の中はキレイになったけど、この小さい水槽では如何にも需給バランスが悪い。このままではタンクメイトとして導入したイシマキガイが、ミンククジラが増えすぎてエサ不足に陥り個体数を減らしているシロナガスクジラ同様の立場に追いやられてしまう。しかも1匹しかいないし!

ということで。

その後、ちまちまとカワニナをつまみあげては塩素水の中に放り込んで駆除しています。その数、現在44匹。それでもまだまだ残っています。完全駆除はムリだろうなぁ。それに無益な殺生は気分悪いなぁ。カワニナの稚貝を貪るホタルの幼虫でも導入したい気分です。

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