DAIHATSU NAKED:後席シートバックトレイを塗る。

ボンネットの塗装に使用したグレーのスプレー塗料が余ったので、昨年失敗したシートバックトレイを再塗装することにしました。ただし、助手席トレイは水性塗料(染めQ)で塗装されていて、そのままラッカー塗料を重ねると溶解しそうなのでパス。炭でウェザリングした様な風合いになっていたリアシートのトレイ2点を作業対象としました。

トレイを取り外したら、中性洗剤で洗って天日干し。ボンネット塗装でプラサフを使い切ってしまっていたので、トレイはバンパープライマーを塗ってからそのまま塗料をスプレーすることに。

ルノーのグリメタン(KNU)の色合いは、初めてトレイを塗った時に使った染めQのロイヤルグレーと、去年再塗装に失敗した染めQのダークグレーの中間くらい。ボンネットでは明る過ぎだったけど、プラ内装にはちょうどいい感じ。だけどマットでシットリとした質感の染めQに比べ、テカテカチープな仕上がりが残念。

シートに取り付けたところ。見た目の汚さが一掃されて、車内が明るくなりましたとさ。

こうなると助手席のトレイも塗り直したくなるのだけれど、うーん、今はいっか。ここ数週間に渡った一連の作業で、ちょっとお腹いっぱい。

DAIHATSU NAKED:ボンネットを塗る。

10月3日。
ボンネットを室内に運んできたら、試しに買ってみた簡易的なデント工具とグルーガンの出番。

凹みにアタッチメントをグルーんと接着して…

レバー式の工具でバッコン!と引き上げる。

なんせ初めての工具、初めての作業だったので最初の1回は慎重に進めました。今回の場合、あまり引き上がらない段階でアタッチメントがバコンと外れることがわかったので、凹みが上がりすぎる(凸になる)危険はさほど気にしなくて良くて助かりました。都合3箇所4回の作業でソコソコ平らになったところで、作業終了。

ボンネットをベランダに持ち出して、最後に軽く耐水ペーパーがけ(#600)をしたのち、水洗い。乾燥後、プラサフスプレーがけ。ほぼ1本、使い切りました。
プラサフが乾いてから、耐水ペーパー(#800→#1000)がけのち水洗い。

ここで、今回の塗料について。新品ボディ色を調合してもらったところで、視界に入りづらいサイドシルと違って、20年物の車体に対して広大なボンネットだけ新品然としているのも気持ち悪いし、メタリックもパールも上塗り処理が面倒だしってんで、ソリッドのダークグレーにしようかな、と。商用車でありがちな色だと思っていたものの、近頃はそこらへんの色もメタリックが主流な様で、意外に見つからない。そんなとき、ふと頭に浮かんできたのが、ルノー・カングーのグリメタン(KNU)。ネットで色味を確認して、オートバックスでホルツのミニミックス2本をオーダーしておいたのです。

そして、プシュー!
…なにこのムラ。ソリッドのグレーのクセに隠蔽力が弱くね?…てか、思っていたより、色が数段明るいんですけど。
そんないやーな感じを残しつつ、日没サスペンデッド。

10月4日。つまり、今日。
キッチンペーパーでスプレーダストを払ってから、ある程度ムラがなくなるまで追加塗装して終了!としました。使用したスプレー塗料の量は、1.1缶くらいですかね。

ボディに取り付けてみると…。うーん、やっぱり明る過ぎて、存在が浮いてるなぁ。まぁ、いっか。来週末にでも磨くとするかな

参考までに、運転席から眺めたところ。
色具合がダッシュボードと似ていることもあって、内外が繋がって見え、ヤケに視界がスッキリしました。

うん?色具合がダッシュボードと似ている、とな?

DAIHATSU NAKED:ボンネットを塗る、準備。

ここ数年、順調に育ってきたボンネットのウォッシャーノズル周辺のサビは、夏を迎えた頃に崩落しはじめました。それだけならまだしも、ボンネットの溶接ナットが1箇所バカになって正しくボルト固定できなくなったものだから、ボンネットを開けるとグラッグラ、高速を走るとガッタガタ。それだけでも十分だのに、7月のある日のこと、たまたまボンネットを開けたら固定フックが壊れてボンネットが閉まらなくなってしまいまして。その修理を機に、ボンネット自体を交換することにしたのです。

実は1年前の車検の時もボンネットを交換するつもりで探してもらっていたのですが、状態の良い同色のブツが見つからずに断念した経緯がありました。そこで今回は、状態が良ければ何色でもヨロシ!で手配。どうせ同一カラーでも、微妙に色違いになるのは必至で、であればいっそ何色でもいっか、黒とか赤とか黄色なら合わなくもなさそうだしなーという頭でいたのです。

で、見つかったブツは、たまさか同一色。全体的にクリア塗料が白化していたり、2箇所ほど傷つき凹んでいたりはしていたのだけれど、機能面の問題解決が最重要課題であって、外観の問題なんざマイナートラブル。よって、交換修理自体は現状オッケー!にしていたのです。

でもね。ボンネットなんて目立つ部品だから、そのうち自分で塗ってやるかな、と内心企んではいたのでした。

で、塗料やら工具やらが揃ったところで作業スタート。

9月22日、塗膜の劣化が酷い範囲を集中的に処理しつつ、耐水ペーパー(#600)で全体的に荒らす。金属面が露出した範囲は一旦プラサフで目止め。

9月27日、引き続き耐水ペーパー(#600)で平均的に慣らす。

そして昨日、10月3日。
ボルト4本を抜いて車体からボンネットを取り外し、塗装の準備。

ちなみに、ウォッシャーノズルはボンネットの表側から突き刺さって4つのツメで固定されているだけでした。ラジペン等でフックの出っ張りを2本ずつ潰して押し出す様な感じで、取り外すことができましたとさ。

塗装編に続く

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