DAIHATSU NAKED:インパネを染めQ。

昨夜までの雨予報が外れ、あんがい良い陽気になった今日の沖縄。仕事始めに備えて早起きの練習もしていたので(笑)、いい機会だから退色気味のインパネを塗装してしまおうと思い立ちました。

DIYショップでスプレーを買って、作業スペースの取れる事務所へレッツらゴー。以前、メーター球を交換したときの記憶でもって、インパネパーツを取り外し。

なんだけど、前回と違って、なんかやたらに簡単に外れる。おかしいなぁと思っていたら、ハザードボタン近くのフックが折れてグニャグニャに折り畳まれてました。

これはもうどうしようもないということで、カッターで根本から切断。

今回使用するスプレーは、全て染めQ。

シートバックトレイを塗ったときの残り物であるプライマー&ロイヤルグレーと、エスプレッソ・ブラウン、そして差し色としてチビ缶のワインレッドであります。

パーツは自動車用洗剤で脱脂。本来はシンナー等を併用すべきなんですけど、買い忘れてました。しかも、表面を荒らしてツキを良くするための耐水ペーパーを持ってくるのも忘れてたり。思いつきで動くから・・・。

ともかくも。キッチリ洗って十分に乾燥させ、適当にマスキングしてからプライマーを塗布。 シートバックトレイを塗った際、染めQって透明度が高い印象を受けたので(もともとが皮革の染色用ですけど)、黒部品に色を載せやすくする目的でロイヤルグレーを下地剤代わりに塗布。

そして「焦げ茶っぽい使用感のある牛革」を目指してベース色に選んだエスプレッソ・ブラウンだったのですが・・・。

これじゃ、チョコレート・ブラウンじゃん。

シートバックトレイを塗った時にも気になったのですが、皮革用の塗料のせいなのか、浸透性のないプラスチックでは見本色よりもカナリ明るい方に振られる印象があります。もっとも、ロイヤルグレーと絵の具の様に混ざってしまった可能性も否定できませんが(でもちゃんと乾燥させてたからなぁ)。

さりながら。いまさら後には引けないとレインボーマンの気持ちになって、ワインレッドを上塗り。染色ムラっぽい雰囲気を追加してみました。

さりながら。やっぱり、どう見てもプラスチックだなぁ(笑)。もう少しフラットな仕上がりになるものと内心期待していたんですけどね。クリアを吹くとテカテカとプラスチック感が増大するので(いずれにしたって買ってなかったし)、これにて一件落着。

クルマに取付けたところ。
恐れていたよりは、シックリ。

というよりも、当初アタマの中で描いていた渋いイメージより、これくらいビビッドな方がオモチャっぽい軽自動車に合っているのかも知れません(笑)。先に塗装済みのセンタークラスターやグローブボックスとのバランスも悪くないかな、と。

ワインレッドを加えて彩度を上げたことで、室内に回り込んでいる車体色とのバランスも良好(茶系が強いと沈んでしまうかと)。ちなみに、狙っていたのは「宇治金時」です。

そうそう。シンナー臭が少ないのは、染めQの美点ですね。

なお、車内で一番気になっているのは、エアバッグカバーとダッシュボードの色ズレ。いかにも陽に焼けました、実は材質も違うんです、みたいでイヤなのです。でもダッシュボード全体をドウニカしようとすると、エライ手間ですからね。諦め。

ただそれも、インパネが黒かったときにはモノクロ3段階調で目立っていたのですが、いまや赤茶のインパネに目が奪われる所為か、余り気にならなくなりました。

てことで、結果オーライです。準備の悪さで塗料のツキが心配ですが、まぁ、実際たいした手間でもありませんでしたし、剝がれたら(今度こそキチンと)塗り直してやればいいや、くらいの心持ちでおりまする。

SUZUKI HUSTLER、えぇなぁ。

発売されましたねぇ、スズキのハスラー。久々に楽しそうなクルマが出て来て嬉しい感じです。私のような、いまどきネイキッド、それもMT車を乗っている輩には、将来の買換えに良い選択肢が現れたというものでしょう。というか、乗り続けるかどうか悩んでいた1年前に発売されてたら、買い替えていた可能性が極めて大(笑)。とはいえ、その後それなりにネイキッドに投資してイロイロ整備しましたから、まだ3〜4年は乗り続けるつもりですが。

あちこちのサイトに転がっている情報からして、Kei のように雪国ユーザーに配慮した実用車という位置づけもあるようなので、きっと数年でカタログ落ちすることはないだろうと睨んでいます。ただし、いつまでもMTモデルが存在しているものか、いささか怪しい気もしているのですが・・・。

個人的に引っかかるのが屋根の高さ。ネイキッドよりも13cmも高い。キャリアを付けてもウチのゲタ履き駐車場の入口は通れるにしても、SUPボードを載せたら確実にぶつかるだろうなぁ・・・。あとタコメーターがないのは寂しいけれど、お年寄り仕様のワゴンRのMT車のように、他のタイプにはついてるものがない、という気分の悪さがないので許せるかなと。なんとなれば後付けすれば良いのですし。さらに足りないといえば、シガーライターと灰皿。さりながら、このご時世、文句は言いますまい。

ちなみに、学生時代に元祖 SUZUKI HUSTLER(50cc)に乗ってました。空冷2ストの可愛らしいバイクでしたけど、こうして見ると、なんとなく雰囲気が似ているというか、隣に並んだら収まりがよさそうですね。

あとは、1年もしないうちにMT車は廉価グレードのみ!なんて状況になっていないよう、祈るばかりでございます。

DAIHATSU NAKED: シフトリンケージブッシュの交換

いまどきMTなネイキッド。
しかも1速が入りづらいネイキッド。

9月に車検整備に出したお店で、「シフトが入りやすくなる、かも」と提案されたシフト周りのブッシュ交換。せっかくなので、お願いすることにしました。

部品待ちで、先日作業実施。交換したのは、エンジン寄りのブッシュ。その名も「BUSH」と記されていたので、汎用部品っぽいですねー。

部品番号:90043-85169
(90043-85169-000かも)

中身はこんな感じ。
正確な値段は不明ですが、数百円レベルとのこと。

締結部は前輪の車軸よりヤヤ後ろ側(外野から見てたので具体的な場所が分からんのです)。ボルトを外すと、写真の通りシフトから繋がるバーがダラリとなります。バー先端のブッシュを押し出して、シリコンで滑りを良くした新品ブッシュを挿入し、元に戻して完了。作業時間は15分くらいでした。

1速の入りやすさは、完璧ではないにせよ改善。シフトレバーのガタが減って、節度のある入り具合になりました。これはけっこう嬉しい。今回含め、車検に絡めての一連の作業では、いろいろ面倒なリクエストに応えていただいた仲松自動車修理工場の社長に感謝!

なお。エンジンマウントを交換した直後は、シフトがスコスコ入っていたんですけどねー。新品だったエンジンマウントが標準的な潰れ加減に収まり、部品同士の位置関係がまた変わってシフトフィールに影響しているんだろうなぁ、と睨んでおります。

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