HONDA MD90:社外チェーンカバーの取付け

私の郵政カブには、買った時からチェーンカバーがついていませんでした。私自身、純正品の仰々しいカバーが好きではなかったものですから、なくてもいーやで済ませていたのですけれど、やっぱ、チェーンには優しくないよねと、去年の再整備前に社外品(ScrapStar カブ用チェーンカバー c50-chain-cov01)を購入していたのです。が、残念ながら、私の郵政カブ(P型)にはポン付けできずにお蔵入り。

それから1年。新品のヘッドライト・リムが手元に届いた時、その光り具合から連想してチェーンカバーの存在を思い出したのでした。

ポン付けできなかった原因は、チェーンカバー先端とスプロケットカバーの干渉。それなりの厚みのステンレス板を切れるという金バサミを購入し、取り付け前に先端を3mmほど切断しておきました。

洗車とヘッドライト・リムの交換作業を終えたあと、一休み入れてからチェーンカバーの取り付け作業に着手。が、前方のネジ穴がサビで膨張しているのか、ステンボルトが入ってくれない…。

そこで、六角穴付きの鉄製ボルトにグリースを塗り、締めたり緩めたりを繰り返しながら、少しずつネジ溝を掘削。無事、貫通に成功。

カバーの固定には、長さ 6mm の M6 ボルトが使われているのですが、そんな半端なボルトなんて、そうそう転がってるものでなし。てことで、いずれ純正品に差し替える前提で、ひとまず手元にあったボルトにワッシャーを鈴なりにして、突出長を調整したうえで固定することにしました。

そして、事前の加工が功を奏し、すんなり装着。タイヤを回してみる。チェーンとの干渉なし。車体を押し引きしてみる。ときたまジャ!と音がする。股がって動かしてみる。高頻度でジャジャジャ!となる。うーむ…。

サイドカバーを外して観察してみると、チェーンカバーの先端がひしゃげている。リアサスが沈んだときに、チェーンカバーの先端がスプロケットカバーに押し付けられ、チェーンカバー全体がたわみ、チェーンと干渉する模様。

分かりました。切りましょう曲げましょう。

小学生の工作レベルでトライ&エラー。
やがて、ほど良い形状に辿り着きました。

サイドカバーで見苦しい加工部を隠し、作業おしまい。

といった感じで、本日はヘッドライト・リムの交換とチェーンカバーの装着という、どちらかというと機能面より外観面の向上を図るような作業でした。いまいち信頼の置けないフロントフォークとエンジンとリアダンパー、そして再びサビまみれになったリアキャリアをドウスルカといった、より重要な案件は後回し。ま、年に1回ぐらいの頻度で、ナニカシラ交換してやろうかな(それまでに壊れたら、それはそれで天命かな)くらいの緩いスタンスで、付き合っていくつもりでおります。

HONDA MD90:ヘッドライト・リムの交換

去年の8月、サビの上からテキトーに再塗装していたヘッドライト・リム。この梅雨の間にサビが順調に成長し、余りにもみすぼらしくなってきたので交換することに決めました。

路上でリムとレンズを固定しているクリップ4点をラジペンで外していたら、うち1本がピョーンと高飛び。コンタクトレンズを落とした人よろしく、行ったり来たりしながら周辺の捜索にあたり、20分後に無事身柄を確保(ほっ)。

新旧リム比較。ま、比べるまでもないですな(笑)。

そして、死んだ魚のような目をしていた郵政カブに、生気が宿りましたとさ。

さて、お次はチェーンカバーだ。

60cm水槽:暴君、世を去る。

事務所の60cm海水魚水槽の立ち上げ当初から暮らしていた、ミスジリュウキュウスズメダイ。

成長するに従って、その凶暴な性格に磨きがかかり、ここ数年は独房に入れられたり(脱走に失敗したり)…

出所後もパーテーションで行動範囲を制限されたりと、まぁ、申し訳ないけど不自由な生活を送っていただいてました。

そして今朝、ほぼ9年の生涯を終えました。南無阿弥陀仏。
今にして思えば、一昨日あたりからエサの食いつきが弱くなってたんですよね。

そして、東西を隔てていた壁が取り去られました。

喜ぶ市民たち。急に活動領域が広がったばかりか、水流までもが強まって(Hydor コラリアナノをミスジ区画に取りつけていたです)、右往左往しているというのが実情でしょうけど。

それにしても、頑健だったミスジの死因は何だったのか。残されたカクレクマノミとニセモチノウオの状態は悪くなさそうに見えるんだけど、しばらく注意しておくといたしましょう。過去にあった、白点病の集団罹患の再現は勘弁して欲しいところではあります。

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