五輪:岩佐アナと井川さん

あなたの感動、アテネ五輪!

現時点で言えば、初日の柔道の二人と昨日の女子マラソンですね。

周囲(マスコミ)の連覇に対する過剰ともいえる声にも負けず、谷の二連覇・野村の三連覇は率直にエライ! ちょと目がうるうるしてしまいました。その後の階級でも日本選手が金を取ったりすると、うるうるしてしまっていたのですが。ほんと、柔道の「一本勝ち」って素敵な勝利システムですよねぇ。しっかし、柔道って普段はほとんど注目を集めないのに、オリンピックでの盛り上がりだけは物凄いですなぁ。

一方、昨夜の女子マラソンの野口もスゴかった。後半ヌデレバが接近してきて、40キロを過ぎたあたりで、もうダメかな??と思い、トラックに入って手を挙げて声援に応える姿を見て、「お前そんなことしてる場合か〜後ろ見ろ!後ろ!!」なんて心の中で叫んでおりました。『8時だよ!全員集合』の志村か、おのれは。でも、結果オーライ。これ以上ないくらい、オーライ♪

ところで。オリンピックの舞台では1試合が10分以内に終わらない競技には、いまひとつ興味を覚えない私。なので、野球とかサッカーとかバレーとかはあんまり見てませんでした。例外的なのが先のマラソンと女子ソフトボール。女子ソフトの7回までという試合時間の短さと、同点の場合8回から2塁にランナーを置いての攻撃というのは、なかなか緊張感があっていいですね。選手達も個性があって楽しめたのですが、私は解説の井川さんと岩佐アナのかけあいで喜んでました。

岩佐:○○○○・・・上野、速いですねぇ。
井川:そうですよぉ〜、速いですよぉ〜、いいですよぉ〜

万事この調子でしたよね。おいおい、そりゃ解説じゃなくて感想ちゅうか相づちでしょうが!などと心の中でツッコミを入れながらも、井川さんの優しい声と尻上がりの語調と前向きなコメントで、なんだか心が癒されました(笑)。岩佐アナも相づち的なコメントにリズムが乗って軽やかな実況でしたし、二人には金メダルを差し上げたいところでありまする。いやぁ、良かった良かった。 

デジカメお店プリント

先日レポートしたキャンプには、学生時代から愛用している一眼レフ(PENTAX Super-A)のほかに、メモ代わりの薄型デジカメ(CASIO Exilim EX-M20)を携行しました。

後日、同行した知人に焼き増しした写真と画像データを焼いたCD-Rを渡したところ、フィルム派のその知人は物好きにも画像データを写真屋でL版プリントしてもらったそうな。それが予想以上にキレイだったようで、目からウロコのようにたのまっておりました。

私自身はデジタル系の仕事をしているので、たまに遊びで自分のプリンター(EPSON PM-4000PX)で印刷することもありますが、基本的にデジカメ画像はPCでのスライドショー観賞がメイン。特にEX-M20はメモ代わりのサブカメラ(兼MP3プレイヤー)として使っているので、撮影枚数をかせぐために解像度を1280×960に下げた設定にしています。そんなんでキレイなの??と頭に疑問符を浮かべながらも、私も試してみたくなってしまいました。

なんとなく記憶をもとにEX-M20のメニューを開いてDPOFでプリント枚数を設定。そして近所に出来た「写真屋さん55」にレッツらゴー。写真のことなんて全然分からないもんね!という顔をした高校生と思しきバイト嬢にデジカメプリントを依頼。店には即席の焼き増し機もあるのだけれど、せっかくなので印画紙に焼いてもらうことにする。するとPCカードを持ち出してきて、私のSDカードを差し込み、即席機の横のマシンに挿入。枚数は既に指定してあるので、あとは読み込むだけ。

その間に連絡先を記入してると、「読み込みに時間がかかりますけど、メディアをお預かりしましょうか?」と訊かれる。「けっこうかかりそう?」「CDにバックアップとってますからねー」・・・それって追加料金なんだろうか。なんだかイヤーな予感。ま、今回は試しだし、今後があるとは思えないから1回くらい大目に見てやろう、などと思いながら店を後にする。

出来上がりは約1時間半後。プリントとメディアとデータCD(・・・)を受け取る。家に帰って明細を見ていると、L版プリントが1枚37円で、基本料金が500円。してみるとデータCDって強制的なものなのかも。例の知人にはISO9660フォーマットで焼いたRを渡していたわけで、ひょっとすると特定のフォーマットで焼いたCDで持っていけば、この基本料金は必要ないのかもしれません。でも基本料金というからには、取られるのかな。

そんなことを考えながら、写真をチェック。するとどうしたことでしょう。知人の意見は正しかった。200万画素のパンフォーカスカメラで、しかも100万画素程度の解像度のデータなのに、なんだかキレイではありませんか。確かに細かい所でデジカメっぽいノイズは見受けられるし、多少ホワイトバランスがおかしいものもあるのだけれど、印画紙に焼き付けられた写真は、「写真」として成立しているのです。うわー、目からウロコ。

(コンパクト)デジカメの画像なんて、メールに添付して渡せば良いやと思ってましたけれど、L版くらいなら焼き増しして渡すなんて古式ゆかしい風習もありだなぁ、と考え直させられました。ちゃんと計算した訳ではないですけれど、感覚的に、プリンタで高いインク使って高い写真専用紙で出力するよりも安上がりのような気もしますし。いや、それ以前に、某社CMではないけれど、プリントする手間ひまというものはウザイものですしねぇ。そこらへん、店に任せてしまう、か。いやはや、恐れ入りました。

クラシカルな映画音楽なひとびと

先日ジェリー・ゴールドスミスが他界したと思ったら、
今度はエルマー・バーンスタインですか・・・。ご冥福をお祈り。
日本でも武満徹のあと、伊福部昭や山本直純が亡くなったりして、
何やら寂しい限りです。

悲しいけれど寿命ばかりはどうしようもないですもんね。
とりあえず、ジョン・ウィリアムスとビル・コンティが健在なのが何より。
今やもっと若い世代の人たちががんばっていますけれど、
もひとつ印象に残る映画音楽(主題曲)が少なくなってるのも寂しいところ。

近い所ではダニー・エルフマンの「バットマン」と「ミッドナイト・ラン」、
それにハンス・ツィマー(ジンマー?)の「バックドラフト」くらいでしょうか。
でもそれも10年くらい前の作品ですもんね・・・。うーん。
(「バックドラフト」は「料理の鉄人」のBGMと勘違いされてそうで怖い)

かくいう私は、子供の頃から映画好きで、必然的に映画音楽好きでした。
初めて買ったEPレコードが「モスラの唄」で(リアルタイムではないんですけど)、
初めて買ったLPレコードが「スター・ウォーズ」だったりします。
(ちなみに、初めて買ったCDは「ELO’s Greatest Hits」でした)

五線譜を使う限り、曲のバリエーションに限界が生じるのは仕方のないところでしょうが、
それでもやっぱり、新鮮な音楽を背景にした映画を楽しみたい!
そんな映画愛好家の声でした。 

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