新しい空気

10か月ぶりの更新、です。

去年は新しいオフ車も買ったことだしあちこち走りに行こうと考えていたのですが、7月に左折巻き込み事故に遭遇して生まれて初めて松葉杖を突いた挙げ句、秋口から仕事がべらぼーに忙しくなって、あちこち出かける状況を生み出せませんでした。その仕事とも今月頭に別れをつげて、ようやく一息ついているところです。ほ。

久々に家のパソコンたちをチェックしてみれば、Windows PCは起動しないわ、iBookの内臓HDとバッテリーが寿命を迎えつつあるわ・・・。ちょうどいい機会なので、ここ2週間くらいは気分転換を兼ねて各マシンの役割分担変更と環境整理にじっくりと取り組んでおりました。

一方、自分自身も心身共にメンテしておかないとなーと、先日は知人たちと森林公園周辺をチャリンコでほっつき回り、そこで体力の低下をリアルに思い知らされ、それからは筋トレとプール通いで身体面の環境改善に努めておりまする。

さて。次は何を暮らしの糧とするか。
さいきん日常の中の「優先度第一位」なるものを見いだせなくなっているので、
案外、頭を悩ませております。まぁ、いい機会だし、ちゃんと考えよう。うん。

PENTAX *istDs

高校3年のときからペンタックス一眼ユーザの私。一昨年に*istDが出たときにかなり食指が動いたのですが、いかんせん先立つものがない。というか、果たして今、まだ完成されたとは言えない高価なデジ一眼を購入する必要があるのか?という思いが浮かんでは消えしているうちに1年が過ぎて行きました。そして*istDsが発売。4年ちょい前に購入した300万画素のコンパクトデジ・NIKON COOLPIX880とほぼ同価格まで売り値が下がってきた今年の正月、ついに財布の紐が弛んでくれました。

一眼レフとしては大学の時に中古で買ったSuper Aから15年ぶりの新機種(笑)。時が経っても、小型でかつシンプルなあたり、相変わらずペンタックスらしくてなにやら少しホッとしました。ただまぁ、プラスチックの丸みを帯びたボディには、一眼と言えばメタルでカクイという刷り込みのある私にはあまり魅力的ではありませんでしたが。

小型といっても、さすがに昔のカメラと比べると太って見えますよね。寸法上はそんなに違わないのですけれど…(横幅は*istDsの方が小さい)。ただその分、グリップした感じは良くって、重めのズームレンズを装着したときのバランスも良いですし、単焦点レンズをつけているときなどストラップをかけずに片手で掴んで持ち歩くようになりました。

私の所有レンズは全てマニュアル仕様(MとA)。マニュアルモード(M)で撮影するときに、シャッターを切る前に「AEロックボタンでで絞り込み測光」というステップが必要なのには慣れましたが、内蔵フラッシュ部のオーバーハングで絞り環が見づらいのが少々気分悪いですね。ファインダー内にはほとんど情報出ませんですし。もっとも、昔のレンズが今のカメラ(しかもデジカメ)で使えるだけでも嬉しいので、そこらへんはまぁ、許してやろう(でも改善してね)。Exifにレンズ&撮影情報がマトモに入らなくっても、まぁ許してやろう(でも改善してね)。という気持ちで過ごしております。

と、いいつつも。実際にあちこち持ち出していたら、やっぱデジカメはAFズームが楽しいのかなーなどと思うようになってきてしまいました。昔のカメラ(銀塩カメラ)の楽しみは「現像時の映像を想像してカンと経験を元にイロイロ調整しながら撮影」して「現像したときにイメージ通りなら嬉しい♪」あたりにあると思うのですが、デジカメだとその場で確認&修正できてしまうので、「仮に標準設定で撮影して、確認後に調整版を撮影」していくという変に作業的な撮影になりがちな気がします。それに*istDsのファインダーが良いとはいえ、所詮APSサイズのファインダーではマニュアルフォーカスがしにくくて、やっぱフォーカスする楽しみ以前にこれまた作業的に感じられてしまうのです。MF向きの交換スクリーンを出してくれれば印象も変わると思うのですけれども‥。

と、いいつつも。さいきん一眼を使わなくなっていたのが、*istDsを買ってからあちこち持ち歩くようになりました。ので、何だかんだ言ったって、オッケーな存在なのです。ランニングコスト(撮影枚数)を気にしないメリットが大きいのでしょうね。それに使っているうちに銀塩カメラ(というかマニュアル仕様の35mmフルサイズファインダーのカメラ)ならではの美点を再認識してきたので、案外Super Aと共存できそうだなぁ、という感じです。そういう意味でも私的にはちょうど良いポジションのカメラなのかもしれません。

中津川林道(埼玉〜長野)

3月末にオフ車(Suzuki DR-Z400S)を購入したものの、最近までどたばたしてて慣らしもままならない日々が続いておりました。林道に行くとエンジンを回してしまうのが目に見えていたので(笑)、慣らしが終わるまでは止めておこうと思っていたものの、都会のストレス解消にはやっぱ自然でしょう!

というわけで、以前TS200Rでさんざん通っていた中津川林道に行ってきました。行きは関越に乗って練馬→花園→R140。ダム工事の影響で林道周辺の道もずいぶん違っているような気がしましたが、なんせ行くのが7年ぶりでしたので、それ以前に記憶もおぼろ。地図も10年くらい前のでしたし、いささか道を探すのに迷ってしまいました。

林道までの道はずいぶん変わったような気がしましたが、林道そのものはあんまり変化なし、だったかな。昔にくらべると敷き詰められた砂利が多いような気もしましたが、単にシーズンが早いぶん路面が整っていただけなのかも知れませんね。当時は平日といえど二輪や四輪とすれ違うことが多かったのですが、今回はほとんどそれもナシ。オフ車人気も下火になりましたからねぇ。

さて、数年ぶりの林道だったわけですが。思っていた以上にウデが鈍ってて、いささか千鳥足状態。まぁ、無理もないか。それでもコケずに気分よく三国峠頂上まで。そのまま長野方面に抜けて、川上村で昼食と給油。そのまま川上牧ガ丘林道で甲州街道に抜けようと思ったら、通行禁止で断念。どうせなら行ったことのないルートを使おうと、小海・上野線を目指したのですが、途中から繋がるであろう道がことごとく通行禁止か行き止まり。なんでやねん!

結局ムダな往復時間(でもダートのオイシイ往復時間)を重ねた挙げ句に、小海・上野線→R299→R16→関越川越→練馬で帰ってきました。朝8時半くらいに出て、帰宅が7時過ぎ。全行程で約400km。高速区間の短い日帰りツーリングとしてはややヘビーなルートですが、おかげでようやく初回点検が見えてきました。

ここでDR-Z400Sレポート。大型免許があるのに400ccを買うのに抵抗があったのは事実なんですけど、オフ車としたら丁度良いかな、と。林道で半開走行ですが、パワーと車重のバランスが取れていて気持ちが良かったです。TSの前に乗っていたDR250Sは、非力で重いだけでしたものねぇ。たぶん開ければ、TS並に飛ばせそうな感じ。それに満タンでの走行距離がTSの倍以上なので、寄り道ができるのが(道に迷っても安心していられるのが)なによりも嬉しい♪ TSって100km行かない内にメインが切れてましたから、精神衛生上よくありませんでしたからねぇ。

一方ハンドル位置がやや高くて通常走行で肩が疲れる。同じ理由でダートで押さえがききづらいこともあって、いずれハンドルを交換するつもり。純正タイヤは、かなりロード寄りですね。ダートでのグリップが弱いです。はやく潰してこれまた交換しよっと。

いやあ、バイクってホントに良いもんですね♪

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