冷凍ハンバーグの行方

先月うっかり買ってしまった10枚入りの冷凍ハンバーグ。先週、ようやく片をつけました。

「余り美味しくないハンバーグの味を如何にごまかすか?」といった創意工夫(あるいは試行錯誤、あるいは要らん苦労)について記しておきます。

やっぱり、一番手軽で間違いがないのは、何者も包み込んでしまう度量の大きさをもつ「カレー」。これで2食、4枚消化。

1回目は、ハンバーグの美味しくなささを感じて急遽作成したフツーの「ハンバーグカレー」。2回目は、炒めたゴーヤを加えた「夏野菜カレー風ハンバーグハヤシ」。・・・いや、残ってたレトルトパックをカレーだと思って作ってたら、実はハヤシだったのですわ(笑)。やっぱこの組合わせなら、カレーの方が良いですねぇ。

これは既にレポート済みの「肉詰めピーマン」もどき。手間がかかりましたが、その分これが一番家庭料理っぽくて美味しかったです。これで2枚消化。

冷凍ハンバーグの味にも少しは慣れてきたあたりで試してみたのは「和風アメリカンハンバーグ」。通常デミグラス・ソース(もどき)はケチャップとウスターソースを混ぜてこしらえますが、ウスターソースの代わりに醤油を使い、それだけだとパンチがないのでショウガとニンニクとコショウとガラムマサラを調合した次第。それに半熟目玉焼きを合わせて完成。これで2枚消化。

※経験上、買ってもどうしても使い切らない調味料というものがあり、今回の沖縄に移住後は極力こういったモノを買わないようにしています。私の場合、ソース、みりん、お酢、バター、味噌などが該当(昔はちゃんとダシから味噌汁を作ってたくらいなので味噌の消費は早かったのですが、近頃はインスタント化してしまいました)。それなのになんでガラムマサラがあるかというと、9月に知人からカレーを大量にもらって、その味に変化を与えるための苦渋の?選択。

この「和風アメリカンハンバーグ」は、純粋に「ごまかし」の味になってしまって、(想像通り?)余り美味しいものではありませんでした。そこで、もうひとひねりしたのが、写真の「中華風アメリカンハンバーグ」。

ソースのベースはマーボ豆腐。マーボの材料には、ハンバーグの材料が多く含まれているので、絶対、親和性が高い。豆腐はハンバーグ風にアレンジして食べる人もいるのだから、生のままでも合わなくはないはず。といった想定で、レトルトのマーボにショウガとニンニクをたっぷりと加えて辛めの味付けにして、あとから乗せる目玉焼きとの親和性を高めました(そこらへんは韓国風??)。結果、総合的な味としては案外イケル。ただやっぱり、豆腐の存在に違和感あり(笑)。豆腐をいれずにマーボだけ使えば良かったのですが、なにせレトルトは2〜3人前。余ったマーボをちゃんとしたオカズとして食べるためには豆腐を加えることが必須事項だったのですわ(これも一人暮らしならではの苦労ですねぇ)。ともかくも、これで2枚消化。

と、いった流れで、2枚×5食=10枚の冷凍ハンバーグを無事使いきることができました。

いやはや、長い道のりだった・・・(もう買わんぞ)。

PowerBook G4 12″:臓器摘出

致命的故障」と判断したPowerBook G4。WEB制作に携わる人間として、職業柄私はマシンの負荷分散とバックアップ用マシンを用意しておく目的で、ここ10年くらいは必ず複数体勢でパソコンを使用しております。現時点ではMacBook Proがメインの制作マシンであり、壊れたPowerBookは「デモ機」「メーラー」「iTunes 屋内再生」といった役割を果たしていました。

とはいえ。新マシン導入は年が明けてから考えればいいや、という気になってきたので、ひとまずPowerBook内のデータの抽出とMacBook Proへの移植を済ませることにしました。一昨日の夜、PowerBookをターゲットディスク・モードで起動して、外付けHDD状態でコピーを始めたところ、やっぱり途中で画面がおかしくなって停まってしまう。そうなると物理的にHDDを取り出さなくてはならない。そこで昨日、分解作業を実施。

過去においてこのPowerBookは、HDD交換・ファン&ヒートシンク交換・DVDコンボドライブ→DVD-Rスーパードライブ換装といった作業を行っていたので、まぁ、なんというか手慣れた感あり。それに今回は、元の状態に正しく戻す必要がないので、実に気楽(笑)。

分解手順は以下のサイトを参照しました。
分解WEB

このサイトではHDD摘出までの手順しか書かれていませんが、より詳しくて親切な海外サイト(英語)がドコカにあり、光学ドライブ交換時に非常に助かりました。もっと深い交換作業をされたい方は、探してみる価値があります(どこぞのパーツメーカーだった記憶が。すみません、今更調べる気力がありませなんだ)。

取り出したHDDは、GREENHOUSEの「IDE/SATA→USB2.0変換アダプタ」(沖縄で2800円程度)を経由してMacBook Proに接続。メーラーはThunderbirdを使っているので、ユーザ別ディレクトリ内の「ライブラリ/Thunderbird」を差し替え(MacBook Pro側でも二次的に使用していたため、保険で古いファイルはバックアップ)。一度再起動をかまして、動作確認。

それから、ちまちまとPowerBookにしかないデータをコピー(私はNASをメインの保存ディスクにしているので、ローカルのデータが少なくて楽♪)。コピーが終わってから、いい機会なので最近メンテしてなかったMacBook ProのHDDをTechTool Proでチェックしておきました。

と、いったところ。

なんだかんだで、やっぱりパソコンが壊れると1日無駄になりますね・・・。

Protone VSP-04R ボックス・スピーカー

ネイキッド走行時に音楽を聞き取りやすくする目的で、リアスピーカーとして「Protone VSP-04R」を設置しました

このスピーカーを選択したのは、ネイキッドのCピラーに固定するためのステーを自作する必要から「できるだけ小型軽量」のものでなければならず、かつ、「取り付けに失敗しても心理的&財政的ショックが小さい商品」という、消極的な理由からです。

Protone(プロトーン)は、オートバックス(正確にはオートバックスセブン)のプライベート・ブランド(PB)。最初名前を見たとき、PCパーツメーカーのProton(プロトン)と勘違いしてしまいました(笑)。VSP-04Rの店頭価格は2,980円(定価3,980円)でしたが、同社通販のバーゲンで1,980円という値段に惹かれダメ元で購入。そのスペックは以下の通りです。


・スピーカー形式:3way バスレフ型
・インピーダンス:4Ω
・定格入力/瞬間最大入力:15W/60W
・出力音圧レベル:87dB
・再生周波数帯域:120〜20,000Hz
・ウーファー:70.7mm、スコーカー:45.9mm、ツイーター:17.5mm
・外形寸法/質量:w210×d115×h100 mm/700g

表面はダークグレーのすべすべとしたプラスチックで、シボも塗装もないチープな感じ。もう少し黒によったら締まって見えるのにと思いましたが、値段が値段なので、そこは気にすべきポイントではないでしょう。前面カバーは金属メッシュ。当然、電飾なんかありません。

肝心の音は、大きさと重量から想像していた通り、低音がバサッと切り取られたもの。上記の再生周波数帯域の値に誤りなし、といったところでしょうか。反面、中音域から高音域に関しては、思いのほかバランスが良い。ただし、狙っているのか偶然なのかは知りませんが、「人の声」あたりの帯域がヤヤ強調されている感があります。もっとも私的には、走行中に「言葉が聞き取れない気持ち悪さ」を感じさせないので許容範囲。音そのものについては(ものすごく世代限定な例ですみませんが)、80年代(重低音が流行る前のCDレス)の大型ラジカセに近い印象です。容積や構造が全然違うし用途も違うので比較すべきではないかもしれませんが、店頭で試聴した1万ナンボのサテライトスピーカーと比べて解像度の点では明確に劣るものの、単体再生用としての音のまとまりといった点では好ましく思われました。

ネイキッドは軽自動車にしては大きい16cmフロントスピーカーを搭載し、ドアも反響しやすいので(笑)、当初から低音がドンッと響くクルマでした。先日装着した「carrozzeria DEH-P640」で従来設定のまま4スピーカーでロック系の音楽を流したところ、リアから中高域(特に中域)が被さるので全体として「柔らかい音」に変化。クルマの中だと、もう少しメリハリのある方が好みなので、バスブーストを1段強め(フロント由来の低音が強調される)、ラウドネスを1段階強めて全体を締めました。また、リアから出る音が指向性の強い帯域であることもあり、フェーダーでフロントよりに調整(センター位置から15段階中5段までシフト)。その結果「音源がどこにあるのか分かりづらいけれど、音質のバランスとしては悪くない」状態へ。

そもそも私は運転席側の窓を開けたまま走る事が多いので、フロントスピーカーだけだと走行音に音楽が消されてしまう傾向が特に強かったのですが、リアスピーカー搭載後はこの問題が見事に解決! 対費効果を考えると、もの凄く良い買い物になりました。このスピーカーの性能を考えると、単体での使用は余りお勧めできませんが(サブウーファーが欲しくなるのは必至)、今回の「フロントを主体にリアでサポートする」ような補助的な使い方には向いていると思います。というか、値段を考えると、なんやかや言うべき商品ではないんですけれど(笑)。

なお。やはり「音源がどこにあるのか分かりづらい」状態というのは少し気持ち悪いので、一緒に買ったセパレート・ツイーター「Protone VSP03-T」を付けて、フロントからの指向性を強めようと目論んでいます。

いずれ作業が済みましたら、またレポートします

|リアスピーカー設置:ステー作成組み付け配線プロトーン VSP-04R

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