DAIHATSU NAKED:オーナメントとグリルを塗る。

年明けに交換したフロントパネル。破損したフロントパネル本体は廃棄したのですが、なんとなーくグリルとオーナメントのセットを残していたので、なんとなーく塗ることにしました。

オーナメントの背景色はナンバープレートに合わせた黄色にすることに。塗装した他の部品の乾燥中に思いついたものだから、近所のホームセンターで売っていたカンペハピオの水性シリコンカラースプレー・イエローで済ませました。何を使おうがどうせメッキ相手でツキが悪いし、であれば自動車用の塗料ではなく、粘り気のある塗料の方がイイかなぁという頭もあり(それに安かったし!)。

で。たっぷり塗りました。しかも日を置いて2回も。たっぷり塗り過ぎたおかげで、塗面やわらかー(笑)。

工程を記しますと、マスキング→イエロー塗装→生乾きでマスキングを外して乾燥→塗面確認→再マスキング→再イエロー塗装→生乾きでマスキング外し→おおよそ乾燥してから爪でハミ出した部分を削り落とし→簡単にマスキング→クリアがけ(Holts A-4)→乾燥後、爪でメッキ上面のクリアを削り落として完成。

よくよく見ると色むらや気泡がありますし、マスキングがいい加減だったこともバレバレなんですが、間近で見るようなモノではないからいーんです。それにスペアがあるのをいいことにテスト感覚もありますし。

グリルは、Holts バンパープライマーで下地を整えてから Holts つや消し黒を格子に沿って四面むらなく吹きつけました。最後のつもりだった3回目の塗装で、間違えてセンタークラスターの塗装に使っていたブラキッシュカーキMを塗ってしまい、更につや消し黒で誤摩化したので、合計4度塗り! その上からクリアを吹いたから、都合5層です。

日焼けして退色した無塗装品と比べてみると、写真の通り、明らかに質感向上♪

車体に取付けたところ。

以前つけていたカラフルなクッションバー退屈な黒いモノに置き換わってから、いささか寂しく感じていたので、なおさらワンポイントの黄色がイイ感じ。

あとは耐久性がどれほどのものか。
少なくとも初洗車機は無傷で終えました(笑)。

DAIHATSU NAKED:センタークラスターとその周辺を塗る。

まずは3回塗り直すことになってしまったセンターコンソールパネルのフレームの塗装の話から。

最初はドアミラーのマウントと同じ方法&塗料で塗ったのですが、水研ぎをしっかりやり過ぎて塗面を削り過ぎてしまいました。で、写真は二度目の塗装時のもので、枠の部分だけ耐水ペーパーで塗装を剥がし、(実は金属用の)Holtsのプライマーグレーをスプレーした状態です。枠はツヤツヤさせ、マスキングした(塗装済みの)平面部はフラットにして質感に違いを出そうという企みでした。

灰皿も同様に研ぎ過ぎて塗装を剥がしていたため塗り直し。枠部の質感と揃えて前面つやつや仕様。使用したスプレーは・・・

・染めQプライマー(初回)
・Holts プライマーグレー(2回目)
・Holts ブラキッシュカーキM(T-41)
・Holts クリア(A-4)

塗装後、#2000の耐水ペーパーで磨いた状態。枠部と平面部の質感の違いは、期待していたほど出ませんでした。

ひとしきりツヤを出したところで終わり!と思ったものの、灰皿挿入口周辺の塗り忘れに気づいて作業3回目が発生。確かめもせずに灰皿で隠れる範囲だと思い込んでいたのでした・・・。いやはや。

お次はグローブボックスのフタ。当初は耐水ペーパーで凹凸を削り取ってツヤツヤにしてやろうかと考えていたのですが、表面のシボ加工が結構深いのでヤメにしました。ということで、指で触れるレバー部分はツヤツヤ、フタは南部鉄瓶みたいな渋い金属光沢を目標とすることに。

表面を#320の耐水ペーパーで凸部をガーッと削り、そのあとで#600で均し。染めQプライマーを吹いてから、凹部のかさ上げ目的でシャーシーブラックを塗装。その時点の質感は黒皮風で、コレもアリかなーという考えが頭をよぎりつつも、再度#600でガーッと凸部の塗装を削りました(左の写真)。その上に、ブラキッシュカーキMとクリアを各二度塗り。水研ぎは、表面を均す程度としました。

装着したところ。

パネル枠は、磨き上げられた石のような見え方をしております。グローブボックスは、なんだか良く分からない黒っぽいモノがあるなぁ、という印象(涙)。考えてみりゃ、光が当たって初めて金属光沢が生まれるので、光の入りづらい下向き面には暗色系メタリックは不向きな色でありますな。

一方、ツヤツヤに磨き上げたグローブボックスのレバーや灰皿に手を触れると、そのつやひんやりな感触が嬉しくて独り悦に入っておりまする。ま、なんにせよ目立たなくとも車内の質感は向上したので、万事オッケーです。

さりながら。ぼんやり車内を眺めているうちに、運転席側と助手席側とで色の重さがアンバランスであることに気づいてしまいました。

ということで、ハンドル下にあるカバーも塗装!

前席足元、ドアスピーカー周りの未塗装プラ部品の存在が気になっているものの、ひとまず車内の自己満足作業は一段落しましたとさ。

DAIHATSU NAKED:ドアミラーを塗る。

いかにも日にさらされ続けていた感が強かった、ネイキッドのドアミラーを塗装することにしました。

ミラーのマウント部は退色による色むらがヤな感じ。一方、ミラー本体はプラの生成り(未塗装)で劣化がそれほど目立ちはしないものの、なんとなーく古びたオーラが漂っておりました。

ドアミラーを外すには、まずフロントドア内側前方にあるカマボコ型の金属板を外します。金属板はプラネジ2箇所でドアに固定され、さらにシーリング剤(ブチルゴム?)で粘着されています。最初、気温が10度ソコソコの日に外そうとしたら、シーリング剤が硬くてビクともしませんでした。その1週間後、気温20度くらいのイイ陽気に作業したら、あっけなく外れてバンザイ! 金属板はエラク薄くてヤワなので、外す際には折り曲げ注意です。

ドアミラーは内側から六角ナット1ヵ所、外側からプラスネジ2ヵ所(上の写真参照)で固定されています。内側のナットは、金属板を外した穴のヤヤ上側にあります。少し深いのでエクステンションをつけたラチェットレンチが必要になるのですが、手持ちのエクステンションだと長過ぎて垂直に嵌ってくれませんでした。しかたないのでドアの中に落とさぬよう、かつナットの角を舐めぬよう、慎重作業。

ミラー部とマウントはロックタイト付きの六角ナットで固定されています。部品を分離する前に、ミラーとマウントを手で回転させて、その堅さ加減を覚えておきました。

分離してからは、ボルトの尻尾がミラーの内側に入り込まない様に要注意。中に落とし込むと、出すのに神社のおみくじ状態になります(けっこうイライラしました)。早めにワッシャーとスプリングとともにナットを戻して中に引っ込まないようにした方が安全でしょう。

ミラーのマウント部は退色による色むらが分離したあとは、中性洗剤で脱脂して、耐水ペーパー(#600)で表面粗シ。そしてまた洗って乾燥。

鏡面部はもちろんですが、ミラー部とマウント部の慴動部に塗装を付けるとロクなことがなさそうに思えたので、それぞれマスキング。

※同時にインパネ部品も塗っていたので、ドアミラーとは関係ないパーツも写ってます。

塗装に使ったのは、以下のスプレー塗料です。

◎ミラー部:染めQプライマー、Holts つや消し黒
◎マウント:染めQプライマー、Holts ブラキッシュカーキM(T-41)、Holts クリア(A-4)

ブラキッシュカーキMは昔のカリーナEDなどの車体色で、「黒っぽいカーキ」といってもほんのりカーキグリーン寄りの少しくすんだ感じのダークグレーメタリックでした。車体のオリーブドラブと馴染み、ミラーの黒に繋がる色として選択。染めQプライマーは、シートのバックパネルを塗ったときの残り物です。

塗り終わって組み付けたところ。ほんの少しだけ、#2000番の耐水ペーパーで表面を均しました。

ミラー部の質感は「成形したての黒プラスチック」みたいなイイ感じ。耐久性を考えると少しクリアを吹いておいた方が良かったのかもしれませんが。

取り外しと逆の手順で車体に取付けたところ。鈍い光沢を放つマウントの自己主張も適度です。実は作業終盤に陽が傾いてきてしまい、暮れきる前に車体に取付けようと表面研磨をホドホドに済ませてしまった、という裏事情はさておきますが(笑)。

なお。例のドア内側のナットは、外すときよりも取付けるときの方が厄介ですので、ご注意を。助手席側のナットをドアの中に落としてしまった人が言うのだから、間違いありません!

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