今から9年以上前にニトリで購入した事務所の白いデスクが、さすがに汚らしくなってまいりまして。いずれ塗り直してやろうかしらんと思いつつ、作業着手までの間はテーブルクロスで誤摩化しておりました。
それから1年以上、経過。
なーんか、さいきん、思いついてからの動き出しが非常に悪くなってきているなぁ、と自戒の念を込め、本日、一気呵成に作業することにいたしました。
作業対象は、デスク3台と折り畳み机1台。
マイペットを振りまいて布巾がけ、のち、水拭き。乾燥後、タバコのこげ痕や凹みをタミヤパテで補修。
してからに、ざざっとサンドペーパーがけ。
もともと細かい凹凸のあるテキスチャーでしたし、同系色で上塗りすることにもしたので、サンディングは粗々です。
その後、水拭き。乾燥を待つ間に養生テープとチラシを使って脚部をマスキング。卓上コンセント部は簡単には外れそうになかったので、養生テープを被せてしまいました。
これにて、塗装前の下準備、完了。
だがしかし、本日の沖縄の陽気は、スコールがち。
ネットの雨雲レーダーで、頃合いを見計らう。
用意した塗料は、前々から試してみたかったアサヒペンの2液混合ウレタンスプレー。色は、現状の「劣化した白」に準じたアイボリー。
2度塗りで 0.6〜1 平米見当のスプレーが2本。方や、デスクは 1.2×0.6m×3点 = 2.16平米。もとの白を残した状態で塗ることだし、デスク3台を軽めに塗装して、1缶ごとの残りを折り畳み机に使ってしまおうというケチな腹でした。
結果的に、デスクは3度塗り、折り畳み机は4度塗り。初めてのウレタンスプレー塗装で、面積が広かった上に、作業対象ごとの配分・残量にも注意しなければならなかったりで、思い切った作業ができなかったよ、と。
予想していたほど塗料に隠蔽力がなくって、黒っぽい汚れが透けて見えたり、また浅い角度で眺めると塗りムラが目立つ出来になってしまいましたが、深い角度でボンヤリ眺める分には、7〜8年分くらい、新しくなったかな。かてて加えて、壁の色と同化して部屋が広く見える副次効果まであるじゃん。
残りモノを塗り重ねた、折り畳み机の仕上がりが一番美しくなったのが少々クヤシーものの、これでウレタンスプレーのクセが大体わかりました。この経験は、きっとクルマやバイクの部品塗装に役立つでしょう。今回使ったアイボリーが、郵政カブのキャリアの色に良さそうなことも分かりましたしね。と、なにやら公私混同ぎみだけど、結果オーライっすよ。
ホームセンターさくもとで、長さ910mm、幅150mmと30mmの集成材を2セット購入、お店で切断。
仮配置。あれ?上段にCDが入らない。
改めて現物で寸法を確認してみたら、棚の足場になる部材は幅 130mm が適正値でした。
金ノコに見切りをつけて、そそくさと木工ノコギリを買ってくる。さすが、モチはモチ屋。サクサク切断。
改めて、仮配置。
特に上段には高さ方向の遊びがほとんどないため、CD を取り出す際にケースの上角を指で押し下げながら斜め下方向に抜き出すイメージで、CDが棚板から1cmほど前にはみ出でる位置に細木を固定。
2セット組んで、CDを並べたところ。
ということで。実家にCDデッキとやらが初めて現れた昭和の頃から使われてきたCDラックとも、これでオサラバ。長きに渡り、お疲れさま。
平安伸銅工業の「突ぱりフラットスリム棚 S」とやらを買いました。
事務所のドア横に、2つ並べて設置。
ちなみに、メットは横向きでも設置可。こちらの方が収まりが良く、風の影響も受けにくいのだけれど、置きづらく取り出しにくい。つーか、いくら地震の少ない沖縄だからといって、さすがに転がり落ちやすい向きに置きたくはないので、やっぱ前向き保管かな。