古い両面テープ剥がし作業を終えたバイザーを手に、まずはマスキング。直線部分は古い塗装を覆う意味合いで1mmほど拡幅し、逆に角の曲線部分はキレイな曲線でマスクする気力がなかったので1mmくらい食い込ませることにしました。塗装しないオモテ面は、ツライチで全面マスキング。
それを4枚分。増税前セールのおかげで、ここのところ新聞にチラシが沢山折り込まれてて助かりました。
そして、ミッチャクロンと Holts つや消し黒でスプレーがけ。黒、それもつや消し塗料だからってんで、気楽にホイホイ塗っていったのですが…
残念ポイント、その①
事前にハガレかけた古い塗装部を排除していたのだけれど、オモテから眺めるとソコだけ新旧塗料の黒み違いでマダラ模様に。ハガレ周辺に残した塗膜が思いのほか劣化していたことに、あとから気づかされた、と。なお、両面テープ剥がしの過程で塗膜が削れていただけの箇所は、均質に黒く仕上がりました。
残念ポイント、その②
一部、古い塗装を完全に剥がした箇所への塗装が十分でなかったらしく、透かしてみれば真っ赤に流れる僕の血潮。賑やかなチラシを敷き詰めた作業台の上で、賑やかなチラシで覆った透明アクリルに塗装してると、目がチラついて塗料のつき具合を把握しづらいので要注意ですよ、と。
残念ポイント、その③
古い両面テープの粘着剤を十分に落とし切れていなかったようで、部分的に、スプレー塗装によってベトベトに溶解。上述の2点は、外観上の地味な問題に過ぎないのでさほど気にしていないのですが、コイツは新しい両面テープの貼付強度に影響しそうでヤだなぁ…。しばらく放置してみて、硬化しないようなら対策を考えるといたしましょう。
次は、車両側に残された両面テープの残骸退治、か。
【追記】塗装から3日後、溶解部が硬化してました。
|秋補修:#1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19|
ネイキッドの
①カッターで、できるだけ薄く削ぐ
②両面テープ剥がし剤を塗布
④600番の耐水ペーパーで研ぐ
⑤ヘラ先で破いて耐水ペーパーで研ぐ
そんな、急いで口で吸え!的な作業を進めた結果、ナンともみすぼらしい姿に。ま、ハナから再塗装を前提にしてましたから、構いやしないんですけれど。
たぶん1年くらい前からだと思うのですけれど、雨天走行時に窓を少し開けていると、ドアバイザーの裏から滴ってきた水が車内に入り込むようになっていました。ドアバイザーを取り付けている両面テープが風化して、ドアとの間に隙間が生じたのが原因。
まずは、ドアバイザーを固定している(脱落を予防している?)ナイロンリベット2点を、裏側からマイナスドライバーで押し当てて抜く。写真はバイザー取り外し後に撮影したものですが、ドア側のステーは、ドア上辺内側のウェザーストリップで固定されていました。
ドアバイザーの引き剥がしには、両面テープ剥がしスプレーと付属のプラスチックのヘラを併用。既に接着面が4割方崩壊しているから楽勝だろうと思いきや、取り付けから19年を経た両面テープは、もはやボロボロとした別のナニモノカに変質を遂げていて、素直に剥がれてくれない。平べったい木製スプーンでカチンコチンに凍ったカップアイスに挑むような、或は、生木で焚き火をおこそうとするような、そんな戦う前から敗北感が漂っていた作業でありましたとさ。
ともあれ、全てのバイザーの取り外しには成功。
左後部ドアは、作業過程で部分的に塗装が剥離。先日、数年前にボディへ貼付けたテープを剥がした際に塗装ハガレが生じていたので、これまた想定内だったけど、やっぱ、テンション下がるなぁ…。
ホントは、今日のうちにドアに残ったテープの残骸を全て落としてしまうつもりでいたのですが、前述の通り、古い車両だけに一筋縄ではいかないので、いったん中断。道具を整えて、来週末にでも再試行の予定。